オリオン村(跡地)

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組織崩壊

2017-05-16 00:00:04 | 千葉ロッテ

機関紙の報道を信ずれば、藤岡が先発に転向とのことです。
それを裏付けるかのように昨日の浦和で先発をした藤岡は3回で降板と中途半端な再スタートは3安打2四球が理由だったのか、なかなか簡単は話ではないようです。
個人的にはシーズン中の先発、中継ぎの配置転換に否定的なのは各々の調整法が違うからで、無理をすれば故障の原因にもなりかねません。
ただ今回のそれに違和感が強いのは転向のきっかけなわけで、もう組織が崩壊をしているようにも見えてしまいます。

もう一度先発で…ロッテ・藤岡、気持ちを前面に押し出せ (5/15 スポーツニッポン)

5月7日のロッテ対ソフトバンク。
2-6の7回からマウンドに上がったロッテ・藤岡は、1/3回を1安打1四球2失点で降板。
翌8日に今季2度目の出場選手登録抹消となった。
もちろん、この1試合だけが原因だったわけではない。
2日の日本ハム戦でも四球が絡んで失点。
それも2死から、封じなくてはいけない左打者の近藤への四球だった。
不甲斐ない内容だったが、英二投手コーチは「今日で(2軍に)落とすわけにはいかない」と再びチャンスを与えたが、期待を裏切った形になった。
8試合の登板で防御率は14.09という数字はさみしいものだった。
7日の試合後、2軍行きを告げる際に英二コーチは左腕に「申し訳ない」と謝罪したのだという。
理由は「ロングリリーフに100%気持ちがあったのか。下(2軍)で、本人がやりたいところでやりなさいと言った」。
思えば昨オフの契約更改の際には「正直、先発をやりたい気持ちがある」と言っていた。
それでも今春のキャンプイン前、英二コーチから意思を確認され「中継ぎをやります」と答えた。
キャンプからアピールしてリリーフとして開幕1軍枠を勝ち取ったが、ビハインドの場面での出番が多く、ときにはロングリリーフの役割を担った。
周囲には、強い気持ちを持ってマウンドに立っているようには映らなかったのだ。
2軍に合流した左腕は、再び先発として勝負したいという意思を固めたという。
ローテーションを勝ち取るために、気持ちを前面に押し出したアピールが待たれる。
11年ドラフト1巡目で入団し、プロ生活も6年目を迎えた。
背負うのは、エース番号の「18」。
チームを助ける存在に、ならなくてはいけないはずだ。

藤岡が先発希望なのは知っていましたが、今季はチーム事情もあり中継ぎでのスタートでした。
しっかり腕を振る形を作ることが第一だと考える自分としてもそれが正解だと支持をしていたものの、それで周りから「強い気持ちを持っているようには映らなかった」と言われてしまう時点でプロとしては失格ですし、与えられたポジションで全力を尽くせないようであれば結果などはたかがしれています。
それはそれで藤岡自身の問題ですし、周りがそう感じただけで本人は必死だったかもしれませんので、ここを強く突っ込むつもりはありません。
問題は落合コーチのコメントで、プロ野球に限った話ではありませんが全てのポジションが花形というわけではなく、割の合わない仕事を任されることもあります。
それが「好きなようにやりなさい」みたいな、どこか投げやりにも思える対応は組織としていかがなものか、ある意味では理解を示しているように取れなくもないですがしかし無責任でもあり、これを周りが「希望を言えばそれが通る」と受け止めてしまえばそれこそ収拾がつかなくなるでしょう。
どういう流れの中での言葉なのかが分からないので何とも言えないところもありますが、コーチからしてやる気を失っているような、そんな気がしてなりません。


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