オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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大相撲幕張場所

2016-07-31 04:00:41 | 千葉ロッテ

 

夏休みに入って最初の地元での週末だからか、はたまた無料配布のタオルに惹かれたか、しかし満員御礼のスタンドから漏れたのはため息、怒り、失望、そんな逆転負けです。
せっかくの花火ナイターが早い試合展開で漆黒の闇を背景にできずに空回り、そして2時間半で終わるはずの素晴らしい白星が手のひらからすり抜けてしまいました。
さすがに西野は抹消だろう、とはそのとおりになりましたが理由が右肘の違和感とはどういうことか、ベンチがそれを分かっていて使い続けていたのであれば前政権のときの内と同じで選手生命の軽視、管理不行き届きの指摘は免れず、しかしこれまた不振で抹消かと思いきや左肩周囲炎のナバーロともども、横綱や大関の休場のときの理由みたいです。
何にせよ益田が守護神に転出をすることで中継ぎ陣の再編が急がれますので、代わりに誰を上げるのか、明日の公示を待ちましょう。

関谷の新人王のチャンスを潰す敵は、どうやら身内にいるかのようです。
前回の逆転負けもショックだったでしょうが、ピッチングの出来からすれば今日に白星を失ったことのダメージの方が大きいかもしれません。
立ち上がりにチェンジアップを連発しての好スタートが中盤にツケが回って五回にややふらふらとしましたが、六回、七回と立ち直っての7回5安打1失点と見事なピッチングでした。
失点もクッションボールの処理をサボった角中の拙守がなければ防げたかもしれず、ややスピードが物足りなかったものの攻めの姿勢があってこそ、個人的には満点に近いです。
それでも勝てないのがロッテ、とはチームを肌で感じるにはいい経験を何度繰り返せばいいのか、不憫でなりません。
南がボークをやらかしたのは暑さにボーッとしていたからか、西野は肩口からあんなボールを投げてしまえば打たれるのは当然で即交代での益田が大谷の2イニングをもたらしたのでしょうから、その大谷を責めたくもありませんし詰まった打球だったことからしても、これが野球の流れの怖さといったところでしょう。

ナバーロが抜けたことで打線を大きくいじってくるかとの予想を裏切り、岡田核弾頭&中村スタメンと、まるでベンチが考えるのを止めてしまったかのようなオーダーでした。
自分であればファースト福浦、セカンド細谷、サード根元と攻撃的な布陣にしたのですが守りをおろそかにしたくなかったのか、それでも今日は嶋だったのでボーナスステージへの期待もさすがに同じ過ちは繰り返さないようで、外を使ってのリードに手玉にとられてしまった感じです。
デスパイネシフトの裏をかいたセカンドゴロヒットが1本出ただけで、デスパイネと中村に上昇の兆しはありません。
角中も腰が据わらないスイングはまた腰痛でも発症したのかと思えるような下降線、根元が手前でさばいた打球があそこまで飛んだことに驚き、高め外寄りのボールを教科書どおりのバッティングで三遊間を抜いた鈴木と、これぞプロ!と思えるようなプレーはあまり多くはありませんでした。
ファンが期待し、楽しみにしている平沢に代打の井口が見逃しでの三球三振はないわ、と落胆をしながらも、これが今の打線を象徴しているのでしょう。
連続中5日の則本に序盤に得点を重ねながらも中盤以降はチャンスらしいチャンスもなく、ようやくの八回の追加点が悲劇への幕開けとは皮肉なものです。
それでもこんなことをやっているようでは楽天が息切れをするのはそう遠くないでしょうから、また今のチーム状態、打線の湿気っぷりからして上を狙うのではなく足場を固めてCS出場を確実なものとする戦いをするべきではないかと、それで上が隙を見せれば鞭を入れるでよいと思います。
この主力の休場を活かすも殺すもベンチ次第、禍を転じて福となす、苦しい今だからこそ先を見た采配でいきましょう。


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◆7月30日(土) 千葉ロッテ−楽天15回戦(ロッテ9勝6敗、17時、QVCマリン、30,036人)
▽勝 松井裕 40試合1勝3敗19S
▽敗 大谷 29試合1勝3敗
▽本塁打 根元2号(則本)、アマダー1号(西野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、南、西野、益田、大谷—田村
楽天 則本、ミコライオ、松井裕—嶋

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