相手が阪神であっても平日であればこんなものなのか、それでも同じ曜日でも広島の方がスタンドは埋まっていましたので、時代は変わってきているのでしょう。
いずれにせよ赤であれ黄であれビジターに圧倒をされていたのが寂しく、ライトスタンドの入りは半分強ぐらいか、あるいは横浜での惨劇でロッテファンの足が遠のいたのかもしれず、また天気予報が今ひとつだったこともあってか2万の公式発表とは思えない閑散ぶりでしたから、雨模様になると思われる明日、そして明後日と悲惨なことになるかもしれません。
今日の粘勝がロッテファンを引きつけられるかどうか、相変わらずにソフトバンクに負ける気配がありませんので、いろいろな意味で厳しい戦いが続きます。
石川がリーグトップに並ぶ6勝目、マウンド上で仁王立ちです。
時折に首を傾げるなど調子が良かったとは言い難い6回2/3で10安打を浴びるピッチングでしたが、カウントを悪くしても歩かせなかったこと、これが勝因の第一でしょう。
リーグが違って慣れがないこともあってか伝家の宝刀、シンカーが効果的だったのが大きく、ストレートを軸にしながらも中盤以降はそのシンカー、カーブ頼みのピッチングでした。
ロッテの現状を理解していれば初回の無死一塁で北條、どうも場内アナウンスのイントネーションが気になって仕方がないのですが、あそこでバントをさせなかった金本監督には感謝の言葉しかなく、先制点を許していれば「またか」が投打ともに重くのしかかって石川が耐えられなかったかもしれなかっただけに、阪神からすれば失態だったと思います。
そんなアシストがありながらも何度もピンチを迎えて苦しんだ石川でしたが、そこで踏ん張ってこそのエース、もはや涌井との両エースと呼んで差し支えはないでしょう。
ボール先行でヒヤヒヤとさせられましたが西野が1点差を守りきりましたし、ゴメスにも感謝をしつつ、今日を起点に反攻といきたいです。
ただやはり打線の決定力不足は、一朝一夕では解消をしません。
デスパイネ、井口の連打から鮮やかなナバーロの先制タイムリー、しかし後が続かずにチャンスを潰したのは阪神とどっこい、消化不良が爆発でした。
清田の二番も驚きでしたが中村のスタメンもビックリ、その清田に同じケースで送らせずに併殺は現状を理解していないのはロッテベンチも同じかと嘆くしかなく、また満塁のチャンスに見逃しの三振は清田の気持ちが受けに向いてしまっていることの証左ではないかと、スタメン落ちのカウントダウンが始まっているようにも思えます。
中村は外に落としておけばオッケーといった感じで、一時は左肩が残るようになっていたのがまた上も下も開きまくっていますから、こちらは浦和行きのカウントダウンでしょう。
それでも打てずとも守ってくれればまだいいのですが守備でも今ひとつなプレーが連発で、井口は足が動かずに他の一塁手であれば2つ、悪くても1つはアウトにできたであろう打球を3つとも抜かれてしまい、また中村は一死一二塁で併殺が取れないタイミングでの打球に三塁ベースを踏むのではなく二塁へ送球、そしてここのところは体で止めるのではなくミットで捕りにいっている田村は記録はどうあれ後逸と、見るからに石川のガッカリぶりが可哀想なぐらいでした。
ど真ん中を見逃さずに弾丸ライナーを叩き込んだナバーロが、危なっかしさは相変わらずですがクルーズほどのスピードはなくともバックトスで今日は守備でも貢献、が救いです。
全体的にネガティブな論調になってはしまいましたが、それでも勝ったこと、勝つと負けるとでは大違いですので、明日のルーキー対決の励みとしてくれればと願います。
今日は諸般の事情で試合前に球場に到着、イベントデーのガラポン抽選で2等の銀賞を引き当てました。
透流水なるウォーターサーバーの無料レンタルと一年分のミネラルウォーター、そして誰のものになるかは分かりませんがサインボールが賞品です。
ウォーターサーバーは電気代がそれなりにかかりますしミネラルウォーターも品質はさておき値段がペットボトルの倍以上もしますから気にはなっていても手を出していなかったのですが、これも縁、まず間違いなく一年後には解約をすることになるでしょうが、マーくんのイラスト入りのウォーターサーバーが届くのが楽しみでなりません。
はい、賢明な方々にはお気づきのことかと思いますが、ドリームジャンボの抽選会は明後日、こうやって早期リタイア計画が遠のいていきます。
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◆6月7日（火） 千葉ロッテ－阪神1回戦（ロッテ1勝、18時15分、QVCマリン、20,024人）
▽勝 石川 9試合6勝2敗
▽S 西野 24試合3勝3敗13S
▽敗 能見 11試合3勝5敗
▽本塁打 ナバーロ4号（能見）
▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、益田、内、西野―田村
阪神 能見、安藤、守屋―原口
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