よつばとひめくり2011が10日に発売となります。
それを記念して、でもないでしょうが、あずまんがから通算して昨年で10年を積み重ねたひめくりカレンダーの展覧会が8日から渋谷で開催をされています。
初日の昨日に振替休日を取って行くつもりが当てが外れましたので、今日はやや無理矢理感を漂わせながら早帰りをして足を運びました。
さほど広いとは思っていなかったものの、それでも予想外に狭いフロアがその会場でした。
2Fは10年間のひめくりカレンダーの全てが壁に貼られており、個人的にあずまんがには興味がないために2005年から6年分のよつばを堪能してきました。
ワンピースもそうですが、よつばと!も初期に比べればかなり絵が上手くなっており、また繊細になっていることが分かるちょっとした歴史の一風景です。
奥の一角にはあずまんが3本、よつばと!2本の5本のCMが上映されており、初めて見る動くよつばにちょっと感動をするとともに、しかし失望もしたのが正直なところです。
その理由は自分がイメージをしていたのとは全く違うよつばの声、これに尽きます。
無理に声を入れずともよかったのではないかと、そして絶対にアニメ化はしてくれるなと力強く思ったCMでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/dc/69366b635514ee8df86a002f9432e1ef.jpg)
3Fには原画が飾られており、こちらも初めて見る漫画の原稿にちょっと感動をしました。
まさによつばと!らしい細かな描写を改めて実感できる展示で、複製の販売をして欲しいぐらいです。
ホワイトで細かな修正がされているだけではなく、上から別のカットが貼り付けてあるのには驚きました。
連載から単行本にするに際してかなりの書き加え、書き直しがされているようですので、もしかしたらそのときの痕跡なのかもしれません。
また中央に原寸大のダンボーが展示をされており、ここだけが会場内で撮影を許されているためにカメラを持った人の順番待ちの行列ができていました。
このダンボーもそうですが、自分としてはよつばの立て看板を持って帰りたかったです。
この3Fにはショップが併設をされており、ここでグッズを買うのも一つの目的でした。
さすがに2500円もするこどもサイズのTシャツには手を出しませんでしたが、それ以外は全て買ったことはあまりに当然すぎます。
もっとも展覧会が終わった後に通信販売をするそうで、売り切れた商品も再生産がされるそうですから焦る必要はなく、また不当な値段でヤフオクなどで買う必要もありません。
それでもただ早い段階で手にしたかった、その所有欲を満たすべく渋谷に向かった自分を誇らしく思っています。
この5冊の冊子は絵本、と言いますか、これまでのよつばとひめくりのカット集です。
それなりに描かれたものから、よつばとひめくりを買ったことがある人にしか分からない落書きのようなものまで、カラーでないことが残念ながらも見逃せない逸品です。
年賀状などのイラストにも使えそうな四季折々のカットも多数ありますので、プリントゴッコのよい友達になることでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/98/5f9f6d8567e170a8f2982291a9acff8c.jpg)
こちらはクリアファイルです。
いろいろなサイズで4種類もあり、これが一番嬉しいグッズでした。
これで下敷きでもあればベストでしたが、それはまた次の楽しみにすることにします。
普段使いと保存用で2セットを購入したことは、当たり前すぎて敢えて言うまでもありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/fa/91997f0aed8357d810df2161ac302ca2.jpg)
メモホルダーも嬉しいグッズの一つです。
真ん中が何度も貼り直しができるシールタイプのもので、右側がマグネットになっているものです。
会社のパソコンのディスプレイに付箋を貼りまくっていますが、明日からはここによつばが仲間入りをすることになるでしょう。
ちなみに左側はレジ袋をもらわない代わりにもらえるポストカードで、それであれば買い物を何回かに分ければよかったとは後の祭りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/45/9ef77d6fbf2d4857bc3e70a08758046f.jpg)
だからというわけでもないでしょうが、エコバッグもグッズとして売られていました。
壁を乗り越えようとしているよつばと魚を抱えるよつばにどういったメッセージが込められているかは分かりませんが、でんぐり返しをするよつばのランチボックスバッグとともに日常生活に欠かせないアイテムとして大活躍をしてくれることでしょう。
そして使うのがもったいない、との葛藤と戦うことになるよつばと!ファンが、日本全国に溢れかえることになると思います。
展示にしてもグッズにしても基本的によつばとひめくりのカットが使われているために、さほどの目新しさはありませんでした。
それでもなんだかホッとするのは癒しの王様であるよつばと!だからこそでしょうし、またそれだけ自分が疲れているのかもしれません。
どうやら今年のどこかでダンボーの写真集が発売となるという驚天動地のポスターも貼ってありましたが、それであればよつばと!のカラーイラスト集を発売してくれないかなと、間違いなく3冊は買うのになと、迷惑そうな顔をするスタッフの方に語りかけた自分がいます。
そして1時間もあれば一通りは楽しめる規模でしかない展示ながらも、渋谷なら行けるという方には是非にとお奨めをするだけの空間がそこにあることを最後に記しておきます。