印西市本埜(もとの)に白鳥の群れが生息するという「白鳥の郷」という場所があるそうで、家内と出かけてきました。車で小一時間の周囲は畑ばかりの場所でした。平成4年に近くに住む個人が畑に水を張って餌付けを始めたのが起源だそうです。最初は6羽だったそうですが、次第に飛来する数が増え今では1,000羽程が生息しているそうです。白鳥が飛来する場所は多いそうですが、こんなにたくさんいる場所は新潟県瓢湖以外は少なく今では隠れた名所になっているそうです。時期は11月から2月頃までの間で、冬が終わりに近づく3月になると次第にシベリア大陸に向かって飛び立っていなくなるそうです。
丁度夕方近くに行ったので、何処からか帰って来る時間で沢山の白鳥が滑空して着水を始めました。白鳥は滑空しながら、短い脚を八の字に広げて、水かきを精一杯に広げて水面でブレーキをかけながら次々に着水して行きますが、その恰好は優雅な姿に似合わず愛嬌があって可愛いかったです。早朝には逆に水上から飛び立っていく姿を観る事が出来るそうです。
(白鳥の滑空→着水)
(白鳥の湖)
餌をやる人が、玄米の入った袋を運んできて、田んぼに入って撒き始めました。こうやって餌付けされた白鳥が元気に生息をしているようです。一見すると池の様にも見えますが、畑に水を張ってあるだけのようです。周囲が林や森だと雰囲気が随分違うと思われます。関心のある方はこちらをどうぞ。※「白鳥の郷」
(白鳥の餌まき)
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