錦織選手の2回戦の相手は今まで2勝負けなしのモンフィス(39位フランス)でした。1セット目は錦織が6-2で順調に取りましたが、2セット目はブレークされ1-4とリードされました。しかし6ゲーム目から錦織が4ゲームを連取して5-4となったところで、モンフィスが右手首を痛めて途中棄権になりました。錦織選手は、体力が温存出来て3回戦に進むことが出来ました。
M.シャラポワ(22位ロシア)の相手はS.チルステア(ランク51位ルーマニア)でした。彼女は凄い強打の持ち主で、シャラポワと負けず劣らずでお互いがこれでもかという強打のラリーの打ち合いでした。試合は6-2,7-5でシャラポワが勝ちましたが、シャラポワは強打でのラリーしか知らないような試合ぶりでした。今回のようにファーストサーブが入らない、ダブルフォールトが多いというようなミスショットが多いとベスト10内の選手との対戦では強打だけでは通用しないと思われました。
大坂なおみの対戦相手は予選から勝ち上がってきた162位のJ.グルシュコという選手でした。左足ほぼ全体をサポーターでカバーしている痛々しい状態でした。試合は6-2,6-0で比較的短時間で終わりました。大阪は2セット目からは顔の表情にも余裕が出てきた試合ぶりでした。今日はメンタルがどうのという場面は出てきそうもなく安心して観れました。