錦織選手（ランク35位）が肘の手術後の初のグランドスラムである全仏オープンテニス（クレー）の一回戦でかろうじて勝ちました。まさに疲れ切ったよれよれの勝利でした。相手はＤ．エバンス（ランク35位英）で試合は１－６、６－１．７－６．６－４のフルセットで3時間４９分の試合でした。
錦織は現在、新コーチのもとでサーブとボレーの改善に取り組んでいます。この試合ではボレーはエバンスの方が1枚上で、エバンスはボレーに出た時はほとんど決めていましたが、一方錦織はボレーに出てはサイドやロブで抜かれて、足元に落とされたボールをネットしていました。それで勝っていたラリー戦に持ち込むしかなく、ラリーを打ち合って得点しました。しかしこれは走らないといけないし、体力も使うので錦織が望んだ戦法ではなく、３時間４９分という長い時間を戦う事になってしまいました。以後の試合に向けて30歳になった体力が心配です
。
秋らしい涼しさが感じられるようになったので、「船橋三番瀬公園」に初めて家内と車で行ってみました。市民大学の「かたつむり会」で明後日行く予定になっている場所ですが、車だと途中側道に入る判りにくい場所があるそうなので下見に行った次第です。カーナビでは自宅から30分となっていました。
結構広い公園で、中にはテニスコート６面、野球場、芝生広場がありました。そこの駐車場(500円）に停めて海に向かって歩いてみました。連休最後の休日で小さな子供連れ家族が大勢来ていました。コロナで外出自粛をしていた反動もあるようです。目の前に広い干潟が拡がっていて、東京湾が一望出来ました。この公園前は人工的に埋め立てられた干潟だそうです。
（船橋三番瀬）・・・正しくはさんばんぜ。
三番瀬は、浦安市、市川市、船橋市、習志野市にまたがる広大な干潟になっています。工場排水の厳しい規制がされるようになってから、東京湾の浄化が進み三番瀬沖は、近年では東京湾屈指の漁場になっているそうです。ここは日本の重要湿地帯500にも入っているそうで、海苔・アサリ・ハマグリの養殖も盛んだそうです。
（砂のさざ波）
砂浜を散歩しながら突堤の1番先まで行ってみました。釣り人がいたので「何が釣れてるの？」と聞いてみたら「ハゼが釣れてます」と言って見せてくれました。海辺の気持ちの良い散歩になりました。※関心のある方はこちらをどうぞ→「三番瀬公園」
（突堤の先では魚を釣っていました）
（海水が綺麗でした）→現在はコロナで中止になっていますが、都心から1番近い潮干狩り場でもあるようです。
ＮＨＫＢＳ１で早朝に放送されているＡＴＰ1000のイタリア国際テニスで錦織選手が18歳のＬ、ムゼッティ（ランク249位イタリア）選手と2回戦で対戦しました。コートがクレーですから錦織選手には得意なコートではありません。
試合は３－６、４－６で各セットで１ブレークされて敗れました。ムゼッティ選手はエースが取れる強烈なファーストサーブと強烈なフォアハンドと片手バックハンドのショットで錦織を破りました。錦織は1セット目に何度かブレークポイントを握りながら取り切れなかったのが響きました。調子は良い時の80％程度の出来でしたし、2セット目にはサーブの時に途中停電が10分間近くあり、これも災いしましたね。日本では試合中の停電など考えられませんがイタリアではあるんですね。(*_*)
試合前の下馬評（オッズ）でもムゼッティが優勢という事でした。16歳で世界ジュニアで優勝して18歳でプロ転向してまだ日が浅い選手です。1回戦ではグランドスラム3回の優勝実績を持つＳ．ワウリンカ（ランク14位スイス）をストレート破ってきているので将来が期待される大物選手だと思います。凄い選手が出て来ましたね。
（後日談）
Ｌ．ムゼッティは3回戦で右肩を負傷して３－６、０－６で敗退してコートを去ってしまいました。負傷しなければどこまで行ったのか判らない程の選手だったのに残念です。
今日のパークゴルフのどんぐり会は12名の参加でした。八千代コースは涼しくなったせいか大変混雑していました。気候のせいもあってか僕は数年ぶりに当日、97のベスグロが出ました
。24－23－26－24で97で準優勝でした。２で上がったホールが36ホールで15ホールありましたが、これも自身最多だと思います。滅多に出ない成績なので記録の為にブログに載せておくことにしました
。
コースの最後の方で、段差があったらしく左足を捻って「グリッ！」と音がしました
。やったかなぁ？と思いましたが、多少痛いだけで最後まで廻れました。ゴルフ場で足を捻るとは年だなぁ～
。
（後日談）翌日から足首が腫れて来て、なんと紫色になってきまました。内出血までしていた様で、余り痛くなかったので午後からもプレーしたのが悪かったのかなぁ？
錦織選手（ランク35位）が1年ぶりに試合に出て勝ちました。ＡＴＰ1000のイタリア国際（クレーコート）が無観客で開催され1回戦でＡ．ラモスピノラス（ランク44位スペイン）を６－４，７－６（３）でストレートで勝ったそうです。
コーチをダンテボッチ―二氏から新しいＭ．ミル二―氏に変えて、肘の手術後1年ぶりの試合になりました。新コーチはダブルスで元世界1位になった実績を持ち、錦織選手はボレーに出る回数が増え短時間で決着をつける方向で戦術を組んでいるようです。
今回はＮＨＫＢＳ１でも夜中に実況での放送が決まったと「ググスポ !」にあります。2回戦は第2試合で16日（水）深夜とありますが、ＧＡＯＬＡでは21時30分からとなっています。まだテレビ番組表に載っていないので確実ではないのかもしれません。
全米オープンテニスの男子決勝戦はビッグ４の次にテニス界を担うと見做されるＤ.ティエム（ランク3位オーストリア）とＡ.ズべレフ（ランク7位ドイツ）の対決になりました。ビデオに予約しておいたつもりが出来てなかったので、ＷＯＷＯＷオンデマンドで観ました。
僕が応援していたティエムは最初２－６、４－６で２セットを取られてしまいました。これで負けてしまうかと思ったら、６－４、６－３と取返し最終セットに持ち込みました。最終セットではティエムはもう足にきていて時々片足を引きずるように歩いていました。しかし猛烈な闘志でタイブレークに持ち込み、７－６でかろうじてティエムが勝ちグランドスラム初優勝になりました。
負けたズべレフは余程悔しかったのか準優勝者コメントで珍しく涙で声をつまらせていました
。実際この試合はどちらが勝ってもおかしくない激戦で優勝コメントでティエムが「出来る事なら二人とも優勝に出来れば良かった」と言っていました。
全米オープンテニスの決勝戦が早朝にＷＯＷＯＷで放送されるので、4時半に起きて観ました。大坂選手が実力を出せればアザレンカに勝てると思っていました。ところが第１セットは、アザレンカ選手が神業的なショットを連発して６－１であっさりと取ってしまいました。速いファーストサーブが次から次に入り100％近い成功率でした。大坂選手を左右に走らせてオープンコートを作りそこへ剛球を叩きこまれました。
第2セットに入り０－２とブレイクされたところから大坂選手の反撃が始まり、粘り強く攻撃を跳ね返して、中央に深い球を返球して繋ぎながらチャンスボールを待つ戦法に切り替えました。先にオープンコートを作って、そこへ叩き込んでいき６－３と逆転しました。最終セットは生き返った大坂選手のペースで６－３で勝って3回目のグランドスラム優勝を勝ち取りました。こういう粘り強さは以前の大坂選手には無かったものです。
この試合で人種差別に抗議して7種類の黒いマスクをして現れたのも注目を浴びました。自身のSNSで「自分はテニス選手である前に一人の黒人です。テニスよりもっと重要な問題に関心を持ってもらいたい」と主張していたそうです。
無観客試合でやっている全米オープンテニスの決勝戦は、男子はメドベイジェフをストーレートで破ったティーム（ランク3位オーストリア）とズべレフ（ランク7位ドイツ）の対決になりました。この二人は何度もやっていて激しい試合が予想されます。
女子は以前より強くなっている大坂なおみ（ランク9位）とアザレンカ（ランク27位ベラルーシ）となりました。アザレンカはベテランで31歳のお母さん選手です。大坂選手が自分の力を出せれば勝てる相手でしょう。勝てば全米オープンテニスで2回目の栄冠を手にする事になります。硬くならなければ良いのですが。試合は日本時間13日（日）の早朝4時45分から開始されＷＯＷＯＷで放映されます。明日は早く起きなくちゃ。
ＵＳオープンの大阪なおみの準決勝の相手はＪ．ブレディ（ランク41位アメリカ）でした。強打の持ち主でお互いラリーに持ち込んだ時は凄い打ち合いでした。第1セットはタイブレークになって大坂が取り、第2セットは大坂が攻めの姿勢が足りずワンブレークでブレディ、第3セットは６－３で大阪が取りました。
もう一方の準決勝のＳ．ウイリアムス（ランキング9位アメリカ）とアザレンカ（ランキング58位ブルガリア）は、フルセットでアザレンカが勝ちました。その結果、決勝戦の大坂なおみの相手は前のＡＴＰ1000のウエスタン＆サザンオープンの大会の決勝戦と同じ顔合わせとなりました。前回の決勝戦は大坂選手が右足太腿の怪我を理由にＵＳオープンをひかえている事もあり、無理をせず棄権をしたので実現しなかったのですが、はからずもこの試合の再現となりました。
準々決勝の相手は今までグランドスラム元優勝者を何人も破ってきた実績を持つＳ．ロジャース（ランク93位アメリカ）でしたが、大坂なおみが６－３，６－４で危なげなく勝ち準決勝に進みました。ファーストサーブの入りは45％程度で悪かったが、セカンドサーブでもブレークされる事無くゲームを取っていました。試合後、ロジャースは「大坂選手は完璧な試合をした。」と褒めていたそうです。
大坂選手は人種差別に抗議して、人種差別で亡くなった黒人の毎回違った名前入りマスクをして登場しています。この名前の黒人の遺族から感謝のビデオが届いているそうです。全部で7枚準備しているそうで、この7枚目をつけて登場出来るのは決勝戦の時です。
