”Les Trois Cloches” Edith Piaf
1945年にスイス出身の歌手ジャン・ヴィヤールが作曲、ベルト・ライスフェルトが作詩したシャンソンで、
ジャン・フランソワ・ニコという男の生誕・結婚・葬儀の節目に鳴らされた教会の鐘の音をテーマにして、
誕生の祝福、愛の礼讃、そして惜別を讃美歌のように唄い上げています。
原題では単に「三つの鐘」なのですが、歌詞に谷間の底の村という場所が特定されていますので
敢えて『谷間に三つの鐘が鳴る』という日本語タイトルになっているようです。
(手元のピアフのCDの日本語タイトルも『谷間に三つの鐘が鳴る』となっています。)
Village au fond de la vallee,
Comme egare, presqu'ignore.
Voici qu'en la nuit etoilee
Un nouveau-ne nous est donne.
Jean-Francois Nicot il se nomme.
Il est joufflu, tendre et rose.
A l'eglise, beau petit homme,
Demain tu seras baptise.
↓はエディット・ピアフの『谷間に三つの鐘が鳴る』 YOUTUBEより