港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『夜は恋人』 ジョルジュ・ジューヴァン

2016-10-31 14:16:18 | 名曲セレクション

”Mea Culpa”  Georges Jouvin



この原曲は1954年にミシェル・リヴゴーシュ作詞、ユベール・ジロー作曲により、同年のドーヴィルの
シャンソン・コンクールで優勝に輝いた『メア・キュルパ』で、エディット・ピアフの持ち歌の一つでもあります。
タイトルの”Mea Culpa”とはわが罪という意味で、人を愛することは罪なのかという哲学的な歌詞です。
これを『夕焼けのトランペット』で日本でもその名を知られるようになったフランスのトランペッターである
ジョルジュ・ジューヴァンが自らのバンドを率いて演奏、邦題も『夜は恋人』としてリリースして注目を集めました。
1962年には中原美沙緒のカヴァーがTVの深夜番組(マルマン深夜劇場) のテーマとして浸透していきます。
また、同年公開のイタリアのドキュメンタリー映画『甘い夜』の冒頭にサウンド・トラックとして中原美沙緒の
『夜は恋人』が貼り付けられていたことはあまり知られていないかもしれません。
日本ではジョルジュ・ジューヴァンやフィルム・シンフォニック・オーケストラなどでちょっとエロいムード音楽
として認知されたのですがベストテン番組に登場することはありませんでした。

↓はジョルジュ・ジューヴァンの『夜は恋人』 YOUTUBEより




せっかくですのでピアフの『メア・キュルパ』も貼っておくことにします。

”Mea Culpa” Édith Piaf

J'ai péché par orgueil
De t'avoir tout à moi
Dans un simple clin d'œil.
Mea culpa
J'ai péché par envie
De me donner à toi
En te donnant ma vie.
Mea culpa

↓はエディット・ピアフの『メア・キュルパ(夜は恋人)』 YOUTUBEより

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『ブルース・オン・パレード』 グレン・グレイとカサ・ロマ楽団

2016-10-30 14:41:19 | 名曲セレクション

”Blues on Parade” Glen Gray and The Casa Loma Orchestra



ジャズ界の大御所ウディ・ハーマンの作曲で、自身の楽団でレコードがリリースされていますが、日本では何故かこの曲は
グレン・グレイとカサ・ロマ楽団で有名です。NHKの音楽番組のテーマであったのが理由ではないかと思われます。
このビッグ・バンドを指揮しているグレン・グレイは元々サックス奏者なのですが、グレン・ミラー楽団、ベニー・グドマン楽団、
トミー・ドーシー楽団などのカヴァーを専門としたどちらかといえば一流半的な存在でした。

↓はグレン・グレイとカサ・ロマ楽団の『ブルース・オン・パレード』 YOUTUBEより


↑の動画、1分45秒あたりのウッド・ベースのソロが聞き取りにくくて残念です。
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『サン・フランシスコの思い出』 ブレンダ・リー

2016-10-29 12:13:23 | 名曲セレクション

”I left my heart in San Francisco” Brenda Lee



この曲は1953年にダグラス・クロスが作詞、ジョージ・C・コリーが作曲したサン・フランシスコへの望郷の歌です。
1962年にトニー・ベネットがサン・フランシスコのフェアモント・ホテルで唄ったことからスタンダードとして知られるように
なり、1963年に唄いやすくアレンジされたブレンダ・リー盤で一気に名曲となりました。
この曲の邦題ですが、トニー・ベネット盤は『霧のサン・フランシスコ』、ブレンダー・リー盤は『サン・フランシスコの思い出』、
ジュリー・ロンドン盤は『想い出のサン・フランシスコ』、フランク・シナトラ盤は『わが心のサン・フランシスコ』としてそれぞれ
リリースされていますが、日本のチャートに名を連ねたのはブレンダー・リー盤で、【今週のベスト・テン】では、1963年12月
第3週に9位で登場し翌年の3月第3週までの長期にわたってランクイン(最高2位)していました。

I left my heart in San Francisco
High on a hill it calls to me
To be where little cable cars
Climb halfways to the stars
The morning fog may chill the air
I don't care
My love waits there in San Francisco
Above the blue and windy sea
When I come home to you San Francisco
Your golden sun will shine for me

↓はブレンダ・リーの『サン・フランシスコの思い出』 YOUTUBEより



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『暗い港のブルース』 モダン・プレイボーイズ

2016-10-28 13:35:17 | 名曲セレクション

”The Lonesome Port” Modern Playboys



1963年の11月頃にモダン・プレイボーイズの『暗い港のブルース』 がヒットしていました。
この『暗い港のブルース』ですが、実は洋楽ではなく日本人によるスタジオ録音でした。トランペットを演奏
している早川博二の作曲によるものらしいですので100%メイド・イン・ジャパンでしたがラジオ番組などでは
洋楽として取り上げられていました。『暗い港のブルース』は他にもアーニー・イングランド楽団のレコードも
リリースされていますがこちらも得体のしれない謎の楽団でした。
また、続編として『霧の港のブルース』がありましたがこちらはほとんどヒットしておりません。

↓はモダン・プレイボーイズの『暗い港のブルース』 YOUTUBEより

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『黒い傷あとのブルース』 シル・オースチンのテナー・サックス

2016-10-27 14:20:12 | 名曲セレクション

”Broken Promises” Sil Austin



アメリカでも無名のポピュラー音楽の作曲家ジョン・シャハテルが作曲した日本人好みの哀愁をおびたブルースです。
本職は補聴器のセールスマンであるジョン・シャハテルは暇な時にクラリネットで作曲していたようです。アメリカでは
全く見向きもされなかったこの曲が日本で大ヒットしたのを本人が一番驚いたのではないでしょうか。
1961年には謎の楽団といわれたアンリ・ド・パリ楽団でビクターからリリースされ、S盤アワーで火が付くと同年の6月に
【今週のベスト・テン】に初登場し20週連続でランクイン(最高2位)しています。
日本でのヒットによってアメリカやヨーロッパにも知られるようになり、シル・オースチン、サム・テイラーさらには
イタリアに渡ってファウスト・パペッティなども取り上げるようになりました。

↓はシル・オースチンの『黒い傷恨のブルース』 YOUTUBEより



ついでに本家本元のアンリ・ド・パリ楽団も貼っておきます。



↓はアンリ・ド・パリ楽団の『黒い傷恨のブルース』 YOUTUBEより



なお、ファウスト・パペッティ楽団の『黒い傷恨のブルース』は2016-02-23付の名曲セレクションでアップ済みです。
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