ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

いろいろあったよ その⑥辞められない止められない

2021年07月22日 17時30分21秒 | 徒然雑記&連絡帳
もう一年半の間、世界中は新型コロナに振り回されていますよね。
私的にも個人的な意見や拠り所とする説もありますが
とはいえパンピーであり全くのずぶのシロウトでありますんで
新型コロナに関する私見はあまり述べないことにします。

ちなみにワクチンは今のところ打たないの様子見派です。
打ちたい人は打てばいいし打ちたくない人は打たなくていい
そしてどちらであっても、その人を非難すべからず、であるべきだと考えます。
ただ、まわりがどうだから、なんとなく同調して
どうするのかを決めるのはお勧めしかねます。
新聞やテレビだけでは不十分でしょう。(特にマスコミはスポンサーの手前言えないこと多いしね)
今はネットでいろいろな情報を調べられるのですから
・・・もちろん中にはデマも含まれているので
見極めるためにもより多くの情報を調べて、根拠の明らかな情報を選び取る必要があると思います。
あらゆる意見や話を聞いて、見て、本を読んで調べて、そして自分の行動を決める。
なんとなくで流されて、後でこんなはずじゃなかったと思ったところで
誰かのせいにすることはできないんだから。

とて、世間では自粛にともなっていろんな業種がダメージを受けて
多くの人がリストラにあって困窮されている現状があります。
うちの会社もどっぷりその中に巻き込まれたわけで・・・。

求人広告と人材採用のお手伝いをするというのがメインの業種です。
採用どころか、非正規労働者を真っ先に切らざるを得なくなった企業が多くなり
結果的にうちの会社の売り上げも激減。
助成金の給付や経費節減ぐらいではとてもとても追いつかず
幸い兄弟会社がコロナ自粛の影響を受けにくい業務をしていたおかげで
協働でなんとか今も生き残ってはおりますが
未だ以前の売り上げや利益には程遠い状況です。

リストラ、ありました、やっぱり。
まずはもともといた兄弟会社の派遣社員をいわゆる派遣切り。
時期がちょうど更改の時だったので更改なしで退社いただくことに。
そうして人減らししたところへウチの社員の4人を出向。
事務ふたりと営業ふたりを回しましたが
結局なんやかんやで2~3カ月のうちに全員が辞めていきました。
トップの方針では本当は即刻切りたかったらしいけど
社長がそこをなんとか、と交渉して何とか出向で収めてくれたらしくて。
しかし、それでも非情であったことは否めないと思います。

初めは事務の一人を切れ、と言われてせめて出向にとどめて欲しいと言ったところ
出向なら一人では無理、二人行かせろ、となったようなのですが
その、最初の一人はあらかじめ経緯を聞かされて泣く泣く同意したそうですが
もう一人はある朝出勤したらいきなり「今日から君は下行って」と言われたそうです。
ちなみに下と言うのは兄弟会社が下のフロアにあるので通称、下。
けど・・・これって労基法違反だよね・・・
期限付きだから、期限がきたら上に帰ってもらうから、という条件で
彼女も理不尽に怒り狂いつつも折れてくれたんでしたが
しかしその約束は反故・・・ではないけど守ってくれそうになかったというか・・・

何があったか詳しくはわかりませんが
彼女らの上に立った元々の下の社員さんがなんかとんでもないヒトだとかなんとか・・・
うわさばかりで私は直接には知らないので何とも言えないのですが
ただ、その人の元についた人々のほぼ全員が1カ月ともたず辞めているそうです・・・
だからかどうか、下へ行った二人は数週間で怒りまくって辞めてしまいました。
あと数週間で上に帰らせてもらえたのでは、と聞いたところで「もう待てない」と。
「この会社が社員を守る気がないってことがよーくわかりました!!」
と激怒モード。彼女達もあまり言いたくなかったのでしょうが
下での酷い仕打ち?を社長に訴えて改善を要求したのですがダメだったようです。
だから、もうブチ切れたのかいな・・・。
そもそもの原因は新型コロナが発端ですが、これは会社自体に病巣があるってことですわな。

たまたま、ちょうど自粛が始まったころうちの会社も新事業部を立ち上げてて
人材派遣と有料職業紹介業の許可を相次いで取り付け
そちらでコロナに影響されない業種や、あるいは好調の物流関係などに人を送り込む事業展開で
なんとかかんとかほそぼそではありますが生き繋いでいます。

ただ・・・真っ先に派遣できる筈のお得意様である”下”には
何人も要員を派遣しましたが、みんなすぐ・・・それこそ最速翌日、
持っても一週間もしたら言葉少なに「辞めます」と去っていくのです。
・・・なんだそれ・・・・。
ほんまによくわからんのですが、原因はすべて同じ人にあるとかないとか
下の社長はシビアな人なので、去る者追わず、現に辞めずにやってる人間もいるのだから、と
辞めるのは辞める方に問題があるという考え。
それもまあ間違っちゃいないとは思いますけどね、
でも、一日とか数日で何人も・・・少なくとも5人以上になると思いますよ、
そんな人が多発するのは、それはもう会社側に問題があるんじゃないのかねえ・・・
総務の人がウチの派遣事業部長直々に
「下に派遣送るのやめた方が良い、今の状態では誰が来ても絶対すぐ辞めるよ、
 お互いいいことないから!」
「下はパワハラOKという考えやから、それがかわらへんうちは無駄よ」
とご注進に及んでくれたぐらいで・・・
・・・いったい、何がおこっているのでしょう・・・
確かに下に比べると上はゆるゆるというか、ぬるいのは確かだけど(勿論いいことではないですが)

私もトシ取っちゃいましたよ(当たり前やが)
結婚前に勤めていたこの会社に戻って来て9年が過ぎました。
もし65の定年過ぎても、国が本人が希望すれば70まで雇うべし、になってきてるから
好きなだけいればいいとはトップのありがたいお言葉。会社があればだけどね!そらそや。
ホンマは辞めたいっちゃ辞めたいのよ、
会社がどうというより(それもなくはないが)体力的に結構ツライ。というのがあり
もともと「人間、働いたら負けだと思うんだ」(おそ松さんの誰か・・・たぶんトド松)な感覚の人間ですから
・・・あ、いや、まあ・・・非社交的人間だから働くのしんどいんですよね。ぶっちゃけ。
けど、働かざる者喰うべからずで。収入ないと喰ってけないですから。
この年で転職も厳しいし、まあ~この年で正社員で再雇用してくれた会社を
ちょっと(かなり?)気に入らないくらいで辞めれる状況にはないですからね。

辞めた後・・・年金以外の自己資金がどんくらいあればまあ何とか生活できるか
逆算してそこまでは頑張ろうかと

てか、辞められない・・・んですけどね。
そしてこの社会と会社のいびつな状況も変えられない、止められない・・・と。

銀さんの台詞。「人生の80%は厳しさでできている。」けだし、名言。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帰って来た桜宮市~中学生医... | トップ | いろいろあったよ そのⅦ フ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然雑記&連絡帳」カテゴリの最新記事