やっぱカテゴリー独立しよ? なっ?
木村~、パイナップル貸して!
勝手になり切り考察 青峰編。青峰っちファンの皆様、ごめんなさいッス!
ああ? なんでオレが考察? メンドくせー・・・
「なんだかんだ言ったって、大ちゃん、試合見ながらいつも御託並べてるじゃない。」
んだと?! テメー、サツキ! チクショー、・・・覚えてろ!!
しゃーねーな・・・ま・・・なんだ、アレ、めちゃくちゃネタバレすっからな、
コミック派? あとアニメ派は特に気イつけろよ。
アニメじゃ当分この話は出てこねーからな。
つーか、オレ
前にいっぺん考えちまってんだけど、
テツのパス回し特化の副作用みてーなもんで
あいつのシュートの成功率はガタ落ちした。
ま、それがなくてももともとヘボいんだけど。
でもってオレの特訓で新技のファントムシュートを編み出しやがって
紫原のハナをまんまと明かしたんだが・・・
その話は置いといて・・・だ、
オレはあの時テツの副作用について
何で赤司がほっといたのか不思議に思っていた。
まさかアイツ程の奴がそれに気付かねえわけねーし
じゃあなんでわざと放置したのか
その謎は解けた。
つまり、目立たないことで幻のシックスマンのポジションを確立したテツが
シュートやドライブを身に着けることで目立つようになっちまい
結果元の三流選手に逆戻りしちまうことを危惧してのことだったんだ。
そして実際赤司の洛山高校戦でそいつが現実のものになっちまった・・・。
オレのシュート特訓も余計なことだったってことかよ・・・
いや、それにしちゃなんか違う。
ベンチにいるテツが、思ったほどダメージに打ちのめされてねえ気がすんだ。
アイツがキセキの世代攻略のために必死んなって編み出した
イグナイトパス・廻もバニシング・ドライブもオレが簡単に打ち破った。
その時のテツは一時的だが見るも無残に打ちひしがれてたんだ。
その時よりはるかにでけえダメージ
それこそ今までの努力の全てが無になる程の皮肉な結果に
サイアクに絶望してもおかしくねえくれえなのに・・・なんでだろうな。
思えばテツは中学時代二度も絶望の底に沈んでやがる。
一度目は顧問から退部を進められたとき。
それから・・・よく知んねーけど、親友?
そいつらをオレらレギュラーが完膚なきまでに叩きのめした時?
・・・あん時は不登校にまでなってたよな、確か。
が、それでもテツは這い上がってきやがった。
高校に行ってからも、一度はオレが・・・あ? 個人的には何度もかな??
テツをぶちのめしてんのに、そのたびにアイツは立ち上がってくる。
そのあきらめの悪さと根性だけはホント、スゲーわ。
挙句、「オレに勝てるのはオレだけだ」と思ってたオレを
とうとうマジで負かしやがった・・・
・・・てことはテツはオレか??
・・・イヤ、そんなボケは今はいーわ。
とにかく今までのすべてをぶっ壊されて、
しかもまだまだ容赦なく木っ端微塵に砕きに来ている赤司に
一つ付け入る隙がある、対抗できるモンがあるとしたら・・・
絶望から何度も這い上がった強さ、じゃねーのかな。
オレもテツに負けてわかった気がするぜ、
負けて這い上がったことのあるヤツはハンパなく強ええ。
赤司は・・・確かにヤツは帝王だ。負けたことが一度もねえ。
それくらい途方もなく強ええ。優勝なんざ基礎代謝と変わらねえ
勝つことは息をすること程度の当たり前さだっつーくらい。
だけど、どん底に落ち込んでそこから立ち上がったことが一度もねえヤツだ。
真の強さってものを赤司はどのくらい知ってるんだろう?
ま・・・確かに赤司に勝つのは至難のワザだろう。
オレだって赤司とやってどこまで行けるか正直わかんねえ。
だが、今までとは比べ物にならねえくれー深い絶望の闇の底に
ぶっささるくらいの勢いで撃墜されたテツだが
逆にその深さゆえに今までにねえくれー強くなって戻ってくる気がするぜ。
てか、ぜってー帰って来い、そして見せてみな、本当のお前のバスケを!!
「なんだかんだ言って大ちゃん、かなり熱く語ってるねー!」
「バッ!! なに言ってんだ! テメ、さつき~!!」
「わ~い、大ちゃんが照れてる~!」
(あ~あ~、なんスか? 桃っちって結局どっちなんスか?
黒子っちと青峰っちと・・・。)