ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

ジュリー・ラテライブ・ランダム再生⑤

2018年09月02日 20時37分43秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
・・・あれっ・・・ジュリーのお話ってそんなに長いことしてませんでしたか?!
特に、ビッグショーの話は改めてやります。的なことを書いといて・・・もうやったと思ってました。
でもやってませんでした。サーセン・・・・。あっれェ・・・・??

というわけで。1970年代後半の、ビッグショーのお話です。

ビッグショーというのは1974年から1979年にかけて放映されたNHKのライブの歌番組で
形式としてはワンマンショーで、その回の主役の歌手にゆかりのあるゲストを迎えての45分番組。
日曜日の夜8時45分からってNHKっぽい時間帯ですね。
初めはスタジオだったそうですが、ジュリーの時はNHKホールでのライブになっていました。生放送ではなかったです。


では、ジュリーが出演した2回の放送を振り返ってみましょう。

1977年6月26日放映「沢田研二 今、青春のきらめきを!」
サブタイ凄い。ゲストは若山富三郎さん。

若山さんと言えば、ジュリー主演の名ドラマ「悪魔のようなあいつ」で
ジュリー演じる三億円事件の犯人を追う刑事の役をされましたが、元々は時代劇の大スター。
あのカツシンこと座頭市・勝慎太郎さんの実兄で殺陣のうまさは達人級。
また、石坂浩二さん演じる金田一耕助の映画「悪魔の手毬唄」で金田一と旧知の磯川警部を演じられましたが
そりゃあもう、渋くて味わい深いというか、人情味あふれる磯川さんが実に良かったなあ~。さすがでした。

さて、それでこの回の放送ですが・・・哀しいかな、何故かちゃちゃの元には録音がありません。
しなかったワケないと思うんですが、おっかしいな~・・・

ともかく、セトリはわかっておりますので挙げときます。

1.危険なふたり
2.許されない愛
3.勝手にしやがれ
4.或る雨の午後
5.時の過ぎゆくままに
6.君だけに愛を
7.モナリザの微笑み
8.銀河のロマンス
9.シーサイド・バウンド
10.コバルトの季節の中で
11.追憶
12.いくつかの場面
13.本当の人生を

この4と13はジュリーの歌ではないですね。
4の「或る雨の午後」は1939年と言うから昭和14年ですか、リリースされたディック・ミネさんの歌らしくて。
たぶん若山さんのリクエスト的なアレだと思います。
13はなんだろ。ちょっとわかりませんでした。
録音が残ってないので正確にはわからないのですが、ジュリーが若山さんとのかかわり=ドラマ共演の話をした際に
「最後に、僕を撃ち殺したのが若山さん演ずるところの白戸刑事でありまして、
あの時は殺してくださってどうもありがとうございました。」などと言いながら頭を下げていたのは覚えています。
「殺してくれてありがとう」ってナニ?


それから翌年の1978年7月4日放映「沢田研二 花と男と情熱と・・・」
やっぱサブタイパネエ。ゲストは森光子さん。

森さんとジュリーの関係はと言うと、出身高校が同じということだそうで。
そう、京都府立鴨沂高校。今更なんですが、読み方は「おうき」ですよ。
森さんは旧制の女学校時代(京都府立第一高等女学校)に在学されたそうですが、お二人とも実は中退・・・
制度が代わって今はそんなことなくなったそうですが、ジュリーのいた当時は京大進学者数ナンバーワンの超名門校。
まあ・・・ジュリーはね・・いろいろあって当時で言う登校拒否生徒でしたから。
特に数学がめちゃくちゃダメだったそうで。
プロ野球選手に憧れて今も野球の名門平安高校(現在の龍谷平安高校)に進学したくて
でも家庭の事情から行くことができなくて・・・それで入った鴨沂高校の野球部が弱くって
それで挫折して登校拒否になってサボってジャズ喫茶とか入り浸り紆余曲折を経てタイガーズのメンバーとしてデビューし・・・
一方の森光子さんは女学校時代でしたが、入学後まもなくご両親が相次いで病死され退学を余儀なくされたそうで
それで従兄弟にあたる嵐寛寿郎(あらしかんじゅうろう・通称アラカン、戦前戦後の時代劇の大スター)の事務所に入り
皆さんご存知の通り国民的大女優となられたわけで・・・

・・・いやあ、人生何が起こるかホント、わかんないッスねえ。

とにかく、森さんをゲストに招いての巻です。
これは録音があった筈なのですが、今探したけど見当たらない・・・しくしく・・・。どこやってんやろ。
テープからMDにダビングした際わからなくなったらしい。
程なくしてなくなったMD。ありゃいったいなんやったんや。
テープが復権の今日この頃、テープのまま置いときゃよかったよ、マッタク・・・。

ともかく、こちらもセトリはわかってるので挙げときます。

1.勝手にしやがれ
2.憎みきれないろくでなし
3.サムライ
4.あなたに今夜はワインをふりかけ
5.お前は魔法使い
6.ダ-リング
7.絆
8.それぞれの明日へ

あいだ、ジュリーが森さんをナンパするヘンなコントみたのが入って
まずジュリーが肩で風切って「おう、姉ちゃん! 待ったけ?!」と関西弁で言うと、
森さんが「マッタケ(松茸ね)、おいしいわねえ!」と呆け
ジュリーも「ああ、おいしいですよねえ!」と。
「そうそう!」
「山科の方でね、とれるんですよ」
「・・・て、そんなことどうだっていいのよ!」
・・・とそんなやりとりしてたのだけ覚えてます・・・。何この小芝居。
・・・なんだったんだろ。

歌ですが、7は何度も紹介してます、ミシェル・サルドゥのカバーです。
8がね、わかんないんですよ。カバーだとは思うんですが。いや、間違いなくカバーなんですが。
カバーだと原曲のタイトルとは違うことが多いから、わかんないなあ~・・・。すみません。

しかし、お二人のゲストはもう既に鬼籍に入られ、ジュリーもはや古希ですか。
時の流れの恐ろしさよ・・・。


さて、このころは歌謡曲、歌番組全盛期で、毎日のようにどこかの局で歌番組があり
歌手と言えばもっぱらテレビに出演して歌うものであった時代。
時のリリース曲だけでなく、ミニコーナーを設けてもらって数曲歌うのもザラにやってた時代です。
まだ、テレビにはLINE端子もなく、もちろんビデオデッキなんてパンピーには手の届かなかった頃。
ラジカセをスピーカー前に置いて内臓マイクで音を拾って録音するのがスタンダード。
うちは小兄がちょっと電気系に強かったため、おこちゃまちゃちゃもいっちょ前に
LINE端子からケーブル録音するという当時としてはハイテクをやっておりました。
だからわりといい状態で録音してたし残ってもいるのですが、いかんせん・・・・・30年40年経つとね
音が劣化しているのはもちろん、何より「どっかいってしもた」ものもたくさんあり・・・
そして、「毎日ほっといてもテレビに出てるから見れる、聞ける」だから
「全部録音しておくなんて到底キリがなくてできっこない」だったので
今思えば録音してなかったんかい、オーマイガッ!! なこともしばしば・・・。

でも、時代を超えて?今も手元にある物もまだありますんで、もうしばらく記事に書けると思います。
無精なうえに肩凝りもひどく、更に・・・アニメ鑑賞に??忙しいので
次いつ書くかわかんないけど、何とかほそぼそ続けて行く所存・・・・

にて、今回これまで。お・そまつ!
コメント
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