ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

桜宮ウォーカー②~海堂マニアックワールドのススメ

2013年08月19日 21時05分32秒 | 桜宮市を歩いてみたら
最初に追記・・・
この記事の完成版・改訂した「桜宮ウォーカー③~海堂尊マニアックワールドのススメ・改」を
アップしております。よろしければそちらもどうぞ→コチラ
また、記事末尾の「執筆順≒発表順≒刊行順」も改訂したものをアップしましたので
よろしければご参考までに→コチラ


海堂尊先生の作品レビューその2、今回はネタバレバレ編です。ご注意ください。
と言っても、ミステリーの生命線・トリックと犯人はバラしません。
それはやっぱり反則っしょ。
主に登場人物のネタバレです・・・どの作品にあの人が? ていう感じで。
いくらか読んでいて、次は何にしようかとお思いの御仁向け。
でも、思わぬ人の再登場にわくわくしたい御仁はお読みにならないでください。もったいないですから。


あ、それと、今回めちゃめちゃ長い記事になっちゃったんですが、
こういうのはイッキものかなと思うので分けずに一回で投稿しました。
そこンとこもヨロシク。





1.「ブラックペアン1988」
世良雅志医師の外科医1年生物語。と同時に現院長・高階権太外科医も講師として赴任してくる。
帝華大の阿修羅こと高階講師、当時の佐伯総合外科統括にしてこの後院長に就任する佐伯清剛医師、
そして手術室の悪魔・天才外科医渡海(とかい)征司郎医師との三つ巴真っ向勝負。
田口公平・速水晃一・島津吾朗の三人も学生の実習生として登場します。
田口先生が神経内科医になることを決断した魔の手術実習とはこの時のことだったのだよ。
渡海医師は東城大を去りますが・・・覚えておいて、この人を・・・。
2.「ひかりの剣」
主人公は東城大医学部で剣道部主将、未来の天才救急医・速水晃一。
と、帝華大学医学部で剣道部主将の清川吾郎。こちらは将来産婦人科医になります。
「ブラックペアン」とほぼ同時進行のお話で、高階講師も講師赴任とともに帝華大剣道部顧問から東城大顧問へ。
「ブラックペアン」でのエピソードもシンクロして紹介されています。
3.「ブレイズ・メス1990」・・・「ブラックペアン」の続編。
世良先生を振り回すのは、こんどはモンテカルロからやってきたこれまた天才心臓外科医・天城雪彦。
ちょっとだけですがモンテカルロの王族・建設デザイナーでもあるマリツィノも登場
・・・彼の名はずっと後思わぬところで出てきます。
図式としては天城医師は高階講師と鋭く対決してしまいますが・・・。
ゲスト的な扱いで「バチスタ」の桐生外科医も少し顔を出しますよ。
4.「スリジエセンター1991」前作の後編とでも言うべき続編。
若き日の世良医師の成長物語クライマックス編。いよいよ天城医師と高階講師のガチ対決へ・・・。
そして世良医師の一大決心とは東城大病院との決別でした。彼はこの後の作品にも登場します。
また、速水晃一が前代未聞の医師デビューを果たし、そして「伝説」となる次の物語も被って語られます。
後でじっくり出てくる厚労省局長、坂田氏もチラッと登場。
時系列としては後々の作品群の主人公・彦根新吾も医学生として登場します。
5.「伝説―1991」
速水晃一が外科医1年生として東城大病院に着任してほどない頃の短編。
彼が後にジェネラルとあだ名をつけられたのはこのエピソードが元です。
時期的には世良医師が去る少し前。
世良医師と恋仲?だった花房美和看護婦(師ではない)は
ICUの眠り猫こと猫田主任看護婦に速水先生とくっつけられそうに・・・。
猫田看護婦ももう一人の主人公と言えるでしょう。なかなかにオトコマエなヒトです(笑)。
歌手・水落冴子が事故に巻き込まれて死に瀕し、速水に助けられる。これも因縁の始まりか?
6.「チーム・バチスタの栄光」
「伝説」からだいぶ時間がたっています。病院長は佐伯院長が「スリジエ」終盤で勇退し、半年間江尻院長、
そしてこの時は高階院長になってもうかなりたった後。
主人公・田口公平医師は神経内科教室から出た不定愁訴外来の責任者・・だけど万年平講師、
速水医師は救急救命センター長、そして島津医師は日本を代表する放射線科医として准教授に。
バチスタ手術の権威・桐生医師は基本的にはこの回だけのゲストキャラです。
チームメンバーもみなゲストなんですが、第一助手の垣谷医師だけはずっとあとでちょい登場します。
もう一人の主人公・厚労省の白鳥圭介技官は帝華大医学部卒なので当然高階院長の後輩。
7.「ナイチンゲールの沈黙」バチスタシリーズ第2弾。
主役は病棟の歌姫・浜田小夜看護師。そして小児科病棟の患者・牧村瑞人と佐々木アツシ。
それから歌手の水落冴子も患者として再登場。
当時冴子を助けたもう一人の恩人である人気バンド・バタフライシャドー、リーダーのザックは
この時冴子のマネジャーとして城崎という本名で登場しています。
速水と島津は彼女を当時のあの人と知ってか知らずかそのおかげで謎解きに大活躍・・・たぶん。
8.「ジェネラル・ルージュの凱旋」バチスタシリーズ第3弾。
速水先生の伝説再来、そして真骨頂。
ラスト、大事故で次々搬送されてくる大勢の患者を救いまくるときのカッコよさ!
でも、そのあと彼はある事情で北海道の極北救命救急センターに異動します。
花房美和看護師もついていきますとも、もちろんでしょ。
ひとこと・・・田口先生、ナイス大逆転!!(読めばわかります。)
9.「疾風―2006」
「凱旋」のクライマックスシーン・大事故時の救急現場を別の視点から展開。
主人公は普段何かと口うるさく経費節減を唱える三船事務長。
事故の被害者たちの群れに愛妻がいることを知って動揺しますが速水の一喝で立ち直り・・・。
10.「螺鈿迷宮」
桜宮市の医療現場の闇を担う通称でんでん虫・碧翠院桜宮病院が舞台の物語。
この桜宮は市の名前ではなく院長桜宮厳男に由来します。
院長の双子の娘・小百合とすみれが暗躍するこの桜宮市の闇舞台
主人公の医学生・天馬大吉はお気楽にバイトに来ただけなのに九死に一生を得るエライ目に。
彼をピンチから救い出したのは調査に入っていた白鳥技官と姫宮女史。
また、彼をサポートするGFでジャーナリストの卵・時風新報の別宮葉子記者は
他作品中でも記事の執筆者として名前がちょくちょく登場します。
11.「輝天炎上」
桜宮シリーズの主だった面々が出そろう、豪華にしてもっとも不吉な物語・・・たぶん。
なにしろ未読なもんですいません。
後述「ケルベロス」の別視点の物語といった面もあるようです。
12.「イノセント・ゲリラの祝祭」バチスタシリーズ第4弾。
霞が関の敵キャラとしてミスター厚労省・八神直道氏登場。キレ者なんだけどいかにもお役人。
「バチスタ」で高階院長に白鳥技官を紹介したという、
彼の大学時代の友人・坂田寛平局長も本格的に登場です。
坂田氏は”こちら”寄りのまっとうな人物・・だと思いたい。
余談ですが生粋の関西人たる彼のネーミングはひょっとして
吉本のアホの坂田こと坂田利夫氏とカンペイちゃんこと間寛平さんからでは。
ていうか、それで間違いないでしょ(笑)。おちゃめな海堂先生ですから。
房総救命救急センター長・スカラムーシュ彦根新吾&助手的立場の桧山シオン先生登場・・・
彦根は東城大三羽烏(?)田口・速水・島津の学生時代の後輩で麻雀仲間。
白鳥技官とも別口で友人であり、この物語後半の大立役者。この人もとんでもない奴、ですね。
13.「青空迷宮」
桜宮市で東城大病院以外によく登場するのは時風新報という新聞社と桜宮テレビ。
そのテレビ番組収録で起きた殺人事件、謎を解くのは本庁から出向中の加納達也警視正と部下の玉村警部補。
加納警視正は白鳥技官の同級生でもあります。
桜宮テレビ看板番組キャスターのモロさんこと諸口氏はみのもんたさんがモデルだろうなー。
14.「極北クレイマー」
舞台は破たん寸前の北海道極北市・極北市民病院で、主人公は赴任したての若手・今中外科医。
姫宮女史がちょっとだけ登場した後、「病院再建請負人」と自称他称の新病院長がやってきます。
が、なんとそれは世良雅志医師ではないか!
謎のジャーナリスト・西園寺さやか登場。彼女の存在が不吉な影を落とします。
同時に登場する極北監察院南雲忠義院長、その娘の杏子は「螺鈿」で桜宮碧翠院にいた杏子と同一人物。
てことは、さやかの正体は・・・
15.「極北ラプソディー」
世良新院長はかつての師である天才・天城雪彦氏の理想・理念を引き継ぎ、
何といわれようとも誰から恨まれようとも再建を完遂する。
数々の恨みを買いながら、各地を転々としつつ病院再建を生業としてきた世良先生、まあ逞しくなっちゃって・・・。
極北といえば、忘れちゃいけない! 救命救急センターには東城大病院から移籍の速水晃一医師がいる!
東城大病院時代実現できなかったドクターヘリを手に入れて、空をも制して彼はゆく。
得意の「救急患者は全部受け入れる、事前確認不要!」のセリフも頼もしく。
終盤の大活躍たるや、ジェネラルの伝説をまたまた追加する離れ業が炸裂!
速水についてきていた花房看護師は世良医師と再会し・・・あとは原作見てね。
ああっ、今中先生・・・・・・・・・桜宮には直接関係ない人なんでつい・・・
存在感ない? いや、あるよ? あるある、大丈夫。やっぱ主人公だから。
16.「東京都二十三区内殺人事件」
田口先生がたまたま見つけてしまった死体を通して見える医療行政の歪み。
これはリアル社会と見事にリンクするお話。
主な登場キャラは加納警視正、玉村警部補、そして白鳥技官くらい、
短編なので登場人物は少ないですが、考えさせられる一遍です。
17.「残照―2007」(旧題「君去りし後」)
速水医師が東城大を去って1年後、後任を実質任されたダジャレ男・佐藤部長代理の奮闘記。
見事に速水の後をついでその精神を守ってはいますが・・・
「舐めかけのチュッパチャプスを投げつけられた気がした」くだり
「凱旋」を読んでたら思わずにんまりしてしまうフレーズです。
ちなみにNHKドラマ「極北ラプソディー」での速水医師は
チュッパチャプスの棒をゴミバコに投げ捨ててました。ファンサービスかな? 嬉しいねえ。
18.「ジーンワルツ」
海堂ワールド初登場の曾根崎理恵産婦人科医が主人公。
そして彼女の勤めるマリア・クリニック院長三枝茉莉亜医師は極北シリーズで出てきた
極北市民病院の良心・産婦人科部長三枝久広医師の実のお母様です。
「ひかりの剣」の清川吾郎が権威ある産科医師として久々の再登場。相変わらずの傲慢さ(?)
19.「マドンナ・ヴェルテ」
「ジーン」の別視点からのお話です。主人公は初老の主婦の山咲みどり。
彼女は誰あろう・・・・・・内緒!
20.「ナニワ・モンスター」
これは誰が主人公なんでしょうか。視点が大きく3か所に移動するのでややこしい。
やはりあえて言えば、どう見ても前大阪府知事の橋下徹氏モデルの、村雨浪速府知事ですかね。
村雨さん、実は既出です。「スリジエ」にちらりと顔を見せています。
スカラムーシュ・彦根新吾房総救命救急センター長と、
東城大シリーズの敵役と言える斑鳩方正桜宮警察署広報室長との対立が明確に。
でも続きは以下続巻で・・・今連載中の「スカラムーシュ・ムーン」でしょうか。
何しろ彦根医師のあだ名ですから、スカラムーシュ(フランス語でほら吹き)。
21.「四兆七千億分の一の憂鬱」
加納達也警視正の大活躍がここでも。頭はいいし行動は素早いし、でも相当の無茶言い。
そして何故かいつまでたっても田口先生の不定愁訴外来を不倫外来と呼ぶ。
さすが白鳥技官のダチ。
22.「アリアドネの弾丸」バチスタシリーズの第5弾。
ここでもスカラムーシュ彦根先生が大活躍。
裏社会にも通じている謎の便利屋4Sエージェンシーが登場しますが、
そのリーダーはかの水落冴子のマネジャーだった城崎氏。
そして助手は「ナイチンゲール」の小児科の患児だった瑞人君じゃないですか。
事件解決に一役買って、この後も要所要所で登場してくれます。
23.「エナメルの証言」
これはおそらく今後の他の作品の伏線となるお話ではないかと思います。
主人公・栗田医師の今後の登場を要チェック。
24.「ケルベロスの肖像」バチスタシリーズ第6弾。
東城大医学部に対する、桜宮病院の一族因縁の復讐譚。
「極北」登場の南雲院長、「バチスタ」被害者の息子・小倉勇一氏、そして天馬君、
斑鳩広報室長、彦根先生とアシスタントの桧山先生、
さらに西園寺さやかも現れて、東城大医学部最大のピンチに・・・。
さやかの正体は誰なのか、この作品だけでは決定できません。
「輝天炎上」読んでないので・・・そこではわかるのかもですが。
ボロボロになった東城大病院を救うキーマンはなんと田口先生です!
やっぱ、田口先生は全作品通してどういうわけか?もっとも重要な人なんですよ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん・・・・・。
途中「スリジエ」の天城雪彦とマリツィノが名前だけ登場します。
かの作品の帰着点はここなのよ。
高階院長が今更ながら彼らに思うものとは・・・。
私見ですが、この時ほど他作品を『読んでなければよかった!』と思ったことはありません。
読んでいなければ天城先生もマリツィノも誰で、過去何があったかわからないけど
知らない、わからないからこその「わくわく」感を感じられなかったことが妙に悔しかった!!
・・・全部読破することが最上の楽しみ方とは限らないことを痛感しました。
海堂先生の作品群って、なんか不思議ですね。
25.「モルフェウスの領域」
主人公日比野涼子が少女時代に滞在したアフリカの小国で出会ったという医師は・・・。
名前はとうとう明かされませんが、ずっと読んできたものにはわかります。
まあ、暗示はされてますからね、間違いないでしょう、「ブラックペアン」のあの人です!!
懐かしくも嬉しい再登場・・・涼子の回想の中だけではありますが。
「ナイチンゲール」登場の佐々木アツシ君がもう一人の主人公です。
「ジーン」の曾根崎理恵先生の旦那、
ゲーム理論の世界的権威・曾根崎伸一郎氏も再登場・・・
・・・・て、出てこないけど。メールでしか。
この人はメールと手紙でしか出てきません、いつも。
それと、本筋には関係ないけど、涼子が「ジーン」の山咲みどりとすれ違います。細かいねえ。
実はこれは完全にSFと言った方がいい作品なんですが、なぜここでSFが出てきたかは
時系列的には後・書かれたのは前の「医学のたまご」を読めばわかります。
要するに時間軸の整合性が狂ってしまったため苦肉の策で書かれた作品なのだよ。
海堂先生ご自身いわく「自分はつじつまあわせの天才」。そうですね、マジで。
26.「夢見る黄金地球儀」
人物以外で地味に連綿と登場するもののひとつ「黄金地球儀」
これが主役になる日がこようとは・・・・。・・・主役?
東城大病院は名前くらいしか出てきませんが、舞台は桜宮のとある町工場と桜宮水族館深海館。
主人公は学者崩れのエンジニア・平沼鉄工所の平沼平助。
それから彼の友人で得体の知れない風来坊・久光譲治。
そしていつかの4Sエージェンシー、でも所長は城崎ではなくなんと牧村瑞人、
そして相棒は元担当看護師で今は歌手の浜田小夜じゃないですか。
オドロキ・・・でもないか、ずっと読んできた読者としては期待通り。
27.「医学のたまご」
主人公はホントは落ちこぼれ寸前なのにひょんなことからスーパー中学生と思い込まれ
飛び級で東城大医学部解剖学教室に入室する羽目になった男子中学生・曾根崎薫。
彼の父親はゲーム理論の大家・曾根崎伸一郎。
母はもちろん曾根崎理恵医師ですが、さる事情があって
「ジーン」主人公のシッター・山咲みどりと二人暮らし。
伸一郎氏はマサチューセッツ工科大学の教授なので
いつもいつもいつもいつも、メールと手紙でしか登場しません。
重要な役割を担っていて大いに薫を助けるんですが、本人は絶対声すら出てこない。
それがまたこの人らしいんですが。どんな奴や?
同級生の通称ヘラ沼くんは「地球儀」の平沼平助の息子です。
また、三田村君は「スリジエ」に出てきた桜宮医師会理事三田村氏の息子?孫かな??
いろんなところでいろんな人とつながってますね~。
それから、こっちは本当にスーパーな高校生・佐々木アツシ君もおいしい役どころ。
ああ・・・「ナイチンゲール」で無邪気なお子ちゃまだったアツシがねえ・・・。
・・・・? 高校生? ・・・年があってなくない??
イヤ大丈夫。「モルフェウス」を読めばわかる。
大学の学長になっている高階院長、そして・・・・懐かしい「バチスタ」の垣谷先生が教授だよ。
それからびっくりなのが”田口教授”・・・・!?
・・・・おいおいおいおいおいおいおいおい・・・・
あの、あの・・・・論文を書かないがために万年平講師で、出世なんかくそくらえの田口先生が
いったいどんなずるい手を・・・いや失礼功績を上げて教授職についたのか。
一番知りたいそのあたり!! 今後の作品化を祈りましょう。



というわけで・・・現在単行本・文庫本で刊行されている海堂先生の小説を網羅してみました。
時系列に並べるのは多少前後したり被ったりがあるので大まかな目安と思ってください。
小説以外の作品もあるのですが、それはまたの機会に・・・。

それからオマケ。以下だいたい発表順です・・・ていうか、たぶん執筆順です。
書かれた順番に読んでみるのもまた楽しからずや、と思います。
1.チーム・バチスタの栄光
2.ナイチンゲールの沈黙
3.ジェネラル・ルージュの凱旋
4.螺鈿迷宮
5.医学のたまご
6.ブラックペアン1988
7.ジーン・ワルツ
8.ひかりの剣
9.夢見る黄金地球儀
10.東京都二十三区内殺人事件
11.極北クレイマー
12.イノセント・ゲリラの祝祭
13.モルフェウスの領域・第1章
14.青空迷宮
15.残照―2007
16.伝説―1991
17.疾風―2006
18.四兆七千億分の一の憂鬱
19.モルフェウスの領域・第2章以降(単行本化にあたって一つの物語にまとめられました)
20.マドンナ・ヴェルテ
21.ブレイズ・メス1990
22.ナニワ・モンスター
23.アリアドネの弾丸
24.エナメルの証言(たぶんこの辺)
25.ケルベロスの肖像
26.スリジエ・センター1991
27.輝天炎上

若干間違ってるかもしれません。単行本になった後文庫になったり
再文庫化されたり書き直されたりまとめられたり書き下ろされたり・・・などあるので
でもだいたいあってると思います。ノンフィクション・解説本等は除いています。
まだ時系列的にうまっていない時期もあるんで、あとは先生の執筆を待つばかり!!
先はまだまだ長いけど、折り返し地点は過ぎたそうです。

ここまで来たら最後までお付き合いしますわよ、
一緒にお遍路まわりましょう・・・・「玉村警部補の災難」を読めばわかります(笑)←こればっか。

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