820note

820製作所/波田野淳紘のノート。

またはじめるために。

2012-04-07 | 生活の周辺。
加納さんに帰りの電車のなかで弱音を吐いたら、少なくとも自己模倣に陥るよりは新たな文体と語り口を求めるべきだろう、歯がゆくとも、いかにつらくとも格闘せよ、たとえ間違えようとも、との旨返答をいただき、よし頑張ろうと思う。いま僕はゼロだ、からっぽだ。手がかりを見失い、なにもできないでいる。本当に自分が芝居をしていいのか不安になったりもする。この不安は長いあいだ解決できずにいる問題を自分が未だ明確に言語化できていないせいでもある、たぶん。高校生のとき、はじめて芝居にかかわった喜び、あの新鮮なうれしさからまたはじめる。芝居は手段ではなくそれ自体が目的だ。演じることは仮面を外すことだ。行く先に不安があるならそこに向かう価値がある。等々。

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