虹色仮面 通信

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45度の傾斜を上がるワゴン車

2013-10-13 10:15:46 | 乗り物
ここ3日間、出張に出ていたので、更新できずにいました。
今回は仕事三昧の出張だったので、特段ネタがあるわけではありません。

ということで、ラリー北海道2013の会場で見た「あること」についてお話します。

まずは、写真をご覧ください。

45度の傾斜のところを上がるワゴン車(1ボックス車)
今にも、真っ逆さまに転がり落ちそうです。

この1ボックス車は、三菱デリカD5(4WD、クリーンディーゼル車)というクルマです。
このデリカD5などに搭載される三菱の最新4WDの性能を体感してもらおうという趣旨のイベントが、ラリー北海道のサービスパークがあった北愛国交流広場で開催されていました。

あくまでも、同乗体験ではありますが、運転するのはパリダカで総合優勝の経験がある増岡浩さんです。
私は時間があまりなく、同乗できませんでした(待ち時間が30~60分程度)が、周囲から見ていても充分に楽しめましたし、最新の三菱4WDの性能の確かさを感じることができました。

このほかにも、4輪が均一に接地しない状況での駆動力を確認するものもあり、冬道での安定性や安定した駆動力や登坂力を想起させるに充分なイベントだったと思います。

昔から三菱自動車は四駆(4WD)の性能には秀でたものがありました。
その象徴として、パリダカのパジェロや世界ラリーでのランエボがあり、多くの自動車好きに評価されています。

しかし、ここ10年ほどのリコール隠しなどで、三菱自動車の信頼やブランドイメージが地に墜ちました。
せっかく良い製品を作っていても、会社としての取組みがよくなければ、宝の持ち腐れになります。
何とも勿体無い状況です。

ただ消費者の立場から言うと、もう少し安価なクルマ(コンパクトカーや軽自動車など)にも、その技術の一端を感じさせる商品があってもいいように思います。

今回のデリカD5にしても、パジェロにしても、クリーンディーゼル車ですと価格が400万円前後になります。
良いものだけに、価格が高くなってしまうのは理解できますが、現在の経済状況とは幾分かけ離れているように感じます。
ここらの感覚を含めて、まだまだ三菱自動車には頑張る点が多いと感じました。

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