虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

東洋のドーバー

2017-07-31 06:48:04 | 旅行

犬吠埼での日の出を存分に満喫。時計を見ると朝5時過ぎ。

なんだかんだで、1時間くらい東の空に上がるお天道様を見ていたんですね。

銚子に滞在できる時間はあと2時間。その間に見たい場所は2か所。

まず屏風ヶ浦へ向かいます。ここは千葉県銚子市(名洗町)から旭市(上永井)の刑部岬までの海岸線に連なる断崖絶壁、海食崖がある場所です。英仏間のドーバー海峡にある崖(ホワイトクリフ)に似ていることから、東洋のドーバーとも言われます。

海抜40~50m前後の絶壁が10㎞に亘って屏風のようにそそりたつ海岸で、長年の海水の浸食によって形成された自然地形です。

ですから今後も浸食などで少しずつ姿を変えるかもしれませんね。

新第三紀鮮新世から第四紀更新世に堆積した犬吠層群に属する名洗層、飯岡層と、香取層、関東ローム層が見られます。地質マニアには垂涎の場所でしょう。私はそこまで興味はありませんが、単純に凄い景観ですし、スケールの大きさに圧倒されます。

今回見たのはその一部ですが、まるで巨大なバウムクーヘンの断面に見えました(あれは樹木の年輪ですけどね)

他にも特徴的な場所が多い銚子。今回の銚子訪問で最後の場所へ向かいます。

ps、NHKのブラタモリが、近いうちに来そうな気がします。タモリが好きそうな場所が続々あるし、存分に蘊蓄を語りそうだなぁ。


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