シャインマスカットの園地

ブドウの勉強会のメインはシャインマスカットを栽培している
園地をみせていただけることでした。まずは山梨果樹試験場の
園地で、シャインマスカットの木は13年もたっていますので
充実しています。長梢栽培です。シャインマスカットの果皮は
傷つきやすいので、紙やタイベックスの笠ではまずいそうです。


長梢（一文字）栽培

次に見学したのは、7年前にロザリオビアンコからシャインマスカット
に改植された園地です。笛吹市はモモとブドウの生産額が日本一の
果樹栽培の盛んな市で、大房のロザリオビアンコを出荷しているところ
として有名です。大房を作る技術をシャインマスカットに応用して
600-700gの房にしています。すでに4本の木で10ａに達しているそう
です。小田急の青果売り場で、大きな房の箱入りシャインマスカットが
千円で売られていました。安い理由は果粒が小さいからです。ここ2-3年
シャインマスカットの苗木の販売量がトップだったそうですから、若い木の
シャインマスカットが出荷されてくるとおもいますが、あまり良い値段は
つかないかもしれません。