充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

ハスカップジャムとよいとまけを頂きました

2022-01-29 | 木の実 almendra, arandanos, avellana,

北海道を代表する果実ハスカップ(*)のジャム

北海道の友人から小さい頃から食べていた「よいとまけ」と
ハスカップジャムを送るよと言われて、期待して待っていました。
赤紫の美しいジャムとよいとまけが届きました。ハスカップは
クロミノウグイスカグラともいい、バイカル湖周辺(ロシア)が
原産地で、勇払原野等に自生していました。酸味が強く甘味は
ほとんどなかったそうです。厚真町の方が甘く、苦味のない木を
1000本から選抜育種して現在の「あつまみらい」と「ゆうしげ」
をつくりだしました。


よいとまけ(ハスカップのジャムを外側と内側にぬったロールケーキ)

よいとまけの包装紙には創業が明治31(1898)年とありましたので
現在愛読中の「ゴールデンカムイ」(野田サトル 集英社)のはじまる
前(明治40年)からあったのかもと興味がわきました。勇払のコタンや
苫小牧の競馬場が登場していました。でも実際は小樽での創業が明治31年で、
苫小牧には明治45年に移転してきたそうです。


切り分けられているよいとまけ

実際よいとまけが販売されたのは昭和28(1953)年で、私たちが
生まれたちょっと後ですね。随分長い間支持されているようです。

*ハスカップの実
2012/06/25 カテゴリー 訪問果樹園 「森の中の果樹園」に行ってきました

ウグイスカグラの花
2012/04/17 カテゴリー オープンガーデン憩の森・鉢形 「鉢形の春は花盛り」

ウグイスカグラの実
2015/05/20 カテゴリー オープンガーデン憩の森・鉢形 「新緑の中の鉢形城」
2011/06/12 カテゴリー オープンガーデン憩の森・鉢形 「麦秋の頃見られる
赤い実(ユスラウメ、ウグイスカグラ)、赤い花(クリムゾンクローバー、レンゲ)」



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防災ネットの収納と処分

2022-01-22 | 雨除け施設付きブドウ棚
処分する期限切れの防災ネットとブドウ棚に収納したビニール(薄い灰色)

展開地ぶどう園を開始した時には防災ネットが必要だと思って幅3mの
ネットを導入しました。雹害と鳥害を防止するのが目的でした。7年くらい
は使用できるという話でしたが、9年が経過しました。台風等で
かなり傷んでいるネットを外して処分することにしました。
雹害については幅1mの防風ネットで対策し(*)、雨よけビニールを
収穫まで掛けているので、防鳥ネットは不要になりました。


アーチの天井に縛り付けた防災ネット(上部の薄い水色)

まだ使用出来る防災ネットはアーチの天井に縛り付けました。
傷みが激しいネットは回収して処分します。冬のはじめ雪が降る前に
防災ネットを収納し、春のはじめビニールをかける前に防災ネットを
広げるのもかなりの労働でした。さらにマイカ線、ビニールを棚に
上げたり、下ろしたり、防災ネットを広げたり収納したりよくやった
ものです。現在はマイカ線もビニールも棚に残して、防災ネットも
アーチの天井に残しています(年相応な高齢者向きバージョン)。

使用済み農業用プラスチックは各個人が適正に処理することが
法律により定められていますが、農家自らが適正処理することは
困難なため、茨城県農林振興公社がビニールとポリエチレンに
分けて回収し、処分業者が適正に処分しています。でもこれが
なかなか大変なのです。防虫ネットや防風ネットは長さ1m前後に
切断し、肥料袋等に詰め込まなければなりません。このような
ことを考えると、ビニールやプラスチックの使用も最小量に
抑えた方が良いですね。

* 2021/03/18 カテゴリー 雨除け施設付きブドウ棚 「ビニール
掛けを開始」
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クルミのお粥

2022-01-15 | クルミ
殻を割ったオニグルミ

時間が出来たので少し時間のかかることに取り掛かりました。
昨年秋にオニグルミを北海道の友人が送ってくれました。木から
落ちたクルミが食べれれるようになるまでには、随分手間が
かかっていることだろうと思いました。


送って頂いたオニクルミ

一晩水に浸けて、水分を拭き取りアルミフォイルに包んで
トースターで20分加熱、アルミフォイルを取り除いて5分
さらに加熱すると合わさった殻に隙間ができました。隙間に
(刃がついていない)ナイフを差し込んで少し捻るとふたつに
分かれました。クルミと一緒にスパーテルがはいっていたのですが、
リンゴの芯を抜く器具で掘り起こしました。
簡単な掘り出し方がないかと探してみたら、販売をしている方は、
取り出しやすい内側の凹凸の単純な殻のクルミの木を選抜して
いくそうです。リスのようにクルミに歯が立たないけれど人間は
すごいなと思いました。


臘八粥(ろうはちがゆ)

中国では旧暦の12月8日(今年は1月10日)にはいろいろな
穀類や果物(乾果)をいれて甘味をつけたお粥(臘八がゆ*)を食べる
そうです。朝食は15穀の入ったご飯をお粥にして食べて(毎朝臘八粥?)
いますが、しばらくはクルミとピオーネの干しぶどう(スライスタイプ)を
これに加えて食べてみようと思います。

2012/03/03 カテゴリー カンキツ 「キンカンともち米のおかゆ」
*2013/02/21 カテゴリー クルミ 「お粥の朝ご飯」
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予報では少雨でしたがしっかり積雪

2022-01-07 | 自然災害とその対策
雪の次の日午後のブドウ棚

寒さは厳しいのですが天気が続いている天気予報なので少し
気が緩んでいました。ブドウ棚のビニールはアーチの谷に落とし
雨除けカバーは掛けていましたが、防災ネットは収納作業中でした。
6日午後から次第に雪が激しくなって、真っ白な世界になってしまい
ました(積雪 8cm以上)。予報では雨1mm、数時間程度だったのですが、
南岸低気圧は雨と雪、降雨量と降雪量の予測が難しいのだそうです。
家の前の道路は高い木に日差しが遮られ真っ白なままでした。自動車の
冬対策はしていませんでしたので、昼過ぎつくバス(南部シャトル)で
ブドウ畑に出かけました。いつもはお昼のつくバスはガラガラなのですが、
今日は座れない人がいるくらいの混雑でした。バスはチェーンを巻いて
いましたが道路はほとんど乾いていました。

ブドウ棚の雨よけアーチ南側の半分では雪はほとんど融けていましたが、
北側は雪が残っていました。下から棒を使って雪を破壊しました。

つくばの1月の降雪量でおおかったのは、2018年の16cmでした。
2月では2014年に26cmというのがありました(*)。全く雪が積もらない
冬もあるので(**)、いつ降るかもしれない雪のために毎年ビニールと
防災ネットの掛け外しを繰り返しています。作業の省力化を検討
しなければなりませんね。

* カテゴリー 2014/02/11 自然災害とその対策 「ブドウ棚はじめての冬、
  78年ぶりの大雪を体験」
** カテゴリー 2014//01/22 自然対災害とその対策 「つくば市の降雪量について」





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リンゴを磨く

2022-01-03 | リンゴ(林檎) manzana
昨年収穫した「ふじ」

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします



今年の年賀状にどの写真を使うか悩みましたが、リンゴの木の下の
キジ(**)にしました。リンゴの花の写真(*)は比較的余裕のある時期
なのでよく載せるのですが、肝心のリンゴの実はブドウの販売で余裕が
なく載せられませんでした。今年はオーナー制度に参加された方が、
摘果と袋掛けを手伝ってくださいました。袋を外す時期が遅れて着色は
あまりよくありませんでしたが、かなり収穫がありました。摘果が
できたところは大きな果実に、摘果が不十分のところは小さな果実に
なりました。写真では比較的きれいなのですが、無農薬栽培でしたので
表面が黒ずんで美味しそうではありませんでした。リンゴ農家では、
綺麗に磨いて販売するよねと思って、磨いてみるとスス状の黒さは
気にならないくらいになくなりました。大きいのは送って頂いたふじより
甘味が少ないようなので、さつまいもとジャムにしています。


昨年8月に購入したシナノリップ

写真トップの右側は小振りのリンゴですが、皮が柔らかくて休憩時に
そのまま丸かじり出来て便利です。小振りの皮が厚くないリンゴが
販売されると、皮を剥くのが面倒な人達が気軽に食べるようになる
のではと思います。昨年8月にシナノリップを生協で購入しました。
5個で700gでした。シナノリップは普通1個300gくらいあるそうなので
かなり小さなものでした。美味しい小さめなリンゴも欲しいですね。

* 2021/04/15 カテゴリー リンゴ 「リンゴの花が咲きました」
** 2021/07/21 カテゴリー 動物 「小さなリンゴの木の下で」



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