充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

同好の士

2021-03-25 | モモ(桃) melocoton


モモの花が咲き始めました

つくバス南部シャトル「菅間」のバス停から展開地ぶどう園へ行く途中(4分くらい)に
普通の高さの2棟のハウスとサクランボ用の背の高いハウスがあります。立派なハウスは
果樹園のように見えるので、看板がなく見つけにくい当園と間違えた方もいたかもしれません。
この背の高いハウスを昨年冬土日曜日にひとりで作っているのを感心しながらみていました。
次第に話をするようになりました。そしてすごく似ていることに気がつきました。
株式会社の会長さんなのですが、広い農地にハウスを自分で建て果樹と野菜を育てています。
ブドウは既に収穫できるようになっていて、サクランボは10年くらいになるそうです。
ハウスの外にはモモの苗木が植えてあります。ブドウのハウスにはアスパラガス
なども栽培しています。雨よけのビニールを張っているとアスパラガスとニンニクの芽を
持ってきてくださいました。家族や知り合いが多いみたいでブドウや野菜は収穫量が多く
ても残らないのだそうです。
昨年のまだ雨よけビニール掛けが始まっていないモモの写真(*)と比較すると、今年は
ビニール掛けが進んでいることがわかります。


頂いたアスパラガスとニンニクの芽

アスパラガスは太いにもかかわらず、そののまま食べられるくらいの柔らかさ。
栽培してみたいなと思える美味しさでした。

*2020/0401 カテゴリー モモ 「モモが咲きました」

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ビニール掛けを開始

2021-03-18 | 雨除け施設付きブドウ棚
棚の端はプルプルワイドでマイカ線を留める

昨年に続き、今年も桜がはやく開花し始めています。今年もブドウの
動きが早くなりそうなので、昨年までは4月から開始していた雨よけ施設の
ビニール掛けを今週からはじめました。つくば市は4月が特に強風の回数が
多いことも開始を早めた理由です(*)。ビニール、防災ネット、マイカ線すべて
棚につけたまま冬を越しましたのでこれらを広げて行けば良いので随分楽に
なりました。さらにマイカ線を縛って留めるのではなく、一部はプルプルワイドで
挟んで止めているので時間が短縮されています(**)。プルプルワイドは幅の広い
スカイコートバンド用ですが、スカイコートバンドはあまり使い勝手がよく
なかったのでマイカ線を使用しています。棚の端は特に止め難い場所なので
プルプルワイドにしました。台風時などの強風対策として、ビニールの着脱を
容易にするためにプルプルワイドを導入しています。


防風ネットを防災ネットの代わりにしてみました

中央部分が切れてきている防災ネットは、端を合わせて利用していますが
ブドウの房に被害がなければ良いかと思って幅の狭い防風ネットを
ビニール内に張ってみました。夏中ビニールをかけ続けるので日よけに
なるかもと試してみました。

*4月の強風
2020/04/19 カテゴリー 自然災害とその対策 「春の嵐」

**プルプルワイド
2019/05/26 カテゴリー ブドウ(ブドウ)栽培 「樹冠を広げる予定」


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剪定枝の処理

2021-03-12 | ブドウ(葡萄)栽培
今年の剪定枝

剪定も無事終了しましたが 大量の剪定枝がでました。剪定枝は1ヘクタール
あたり3000kgでるそうなので、展開地ぶどう園で900kg弱の量になります。
これを処理するのも大変です。手前の小さな山は予備剪定で出た比較的細い
小枝です。これは乗用草刈機で細断しました。奥の太い剪定枝はチッパーで
処理する予定です(*)。右側後方の背の高い枯れた植物は防風用に栽培
しているエリアンサスです。




これは毎日新聞の剪定枝炭化の実証試験の写真(2021/1/29)
30キロの枝が20分くらいで炭になるそうです。

日経新聞3月1日に山梨県の剪定枝処理の記事が掲載されていました。
剪定枝を燃やすのではなく専用の「炭化器」で炭にして土中に埋めることで
二酸化炭素の排出量を削減できるそうです。山梨県内果樹園は11000ヘクタールあり、
すべての果樹園が剪定枝を炭化させれば、乗用車約5000台分の年間
二酸化炭素排出量と等しい量が削減。
炭化器は底のないすり鉢状のステンレス製で、直径1メートルでも6万円台
で手に入るそうです。剪定枝を乾燥してから処理しないと煙がでるようです。
途中で水か土をかけて火を消さなければ灰になってしまいます。

*チッパーの処理の様子
2019/03/31 カテゴリー 農作業 「剪定枝をチッパーに」



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剪定終了

2021-03-04 | ブドウ(葡萄)栽培
剪定枝と剪定ハサミ

かなり遅くなりましたが 剪定が終了しました。切り口から水が
出てこなかったのでギリギリでした。剪定枝を一度下に置くと手間が
かかるので、大きなストッカーを車に積んで放り込んでいきます。
左下にあるのが剪定ハサミで、背負うと少し重いのですが、早いし
ほとんどノコギリを使うことがなくなるので重宝しています。
上部左からの比較的細い枝は樹冠を拡大するために誘引した枝です(*)。
左右にのびていったので、これまでの(右側の太い)木は不要になるので
伐採します。


サントリーは作業員を自動で追うロボットを活用

日経新聞(2021年3月3日)に興味深い記事が掲載されていました。
サントリーグループが出資する山梨県中央市のワイン用ブドウ農園で
小型多機能ロボット「ドンキー」の実証試験が進んでいるそうです。
カメラで作業員の姿をとらえ、1メートルほど距離をとって自動追従する。
剪定枝や収穫するブドウの運搬などに利用でき、2022年型では
月数万円でのリース可能になるようです。

*2020/02/07 カテゴリー ブドウ(葡萄)栽培 「剪定中」に
左からのびた枝の昨年の様子(右にのばす予定)があります。


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