#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【MOVIE】ANVIL!試写会

2009-10-22 | BOOKS&MOVIES
10月23日金曜日。
9月26日の朝便で沖縄を発ったから
もうすぐ東京生活1ヶ月。

引っ越し作業やら就活、ライブ撮影、
友人との再会…などとやっていたら、
もう秋も半ば。

11月って言ったら東京では冬に近い。
街ではおそらくクリスマスネオンが煌めき、
マフラーやコート姿が当たり前になる。

時間の経つのが、早い。
引っ越し祝いにもらった花も枯れてしまった。

        ●

そんな時節の合間に試写会の案内が、来た。
いやいや、正確に話せば、試写会が、当たった。

テレビのない生活なので、朝日新聞の朝夕刊を購読し、
朝夕くまなく目を通しているのだけど、
水曜日の夕刊は都内の催しがひと通り載っていて
試写会のご招待!なんてのもたくさんある。

モノは試しと3通応募してみたら、1通戻ってきた、ご招待券となって。
こんなイベント、東京ならでは!…と自転車飛ばして「ZEPP TOKYO」へ。
東京テレポートってフジテレビ本社のあたりで、
観覧車もぐるぐるとネオンもきらびやかに回ってる派手な場所。

こんなところで試写会!?と…なにか仕掛けがあるのでは?と勘ぐってたら、
やっぱり最後にドカンと驚きの出来事があったのだが、それは最後に。

「ANVIL!~夢を諦めきれない男たち」公式サイト
こんなヘヴィメタ映画に応募しちゃうあたりが、ボクなのですが、
期待以上にハラハラドキドキさせられて、しかも最後は涙が止まらない…

事実に即したドキュメンタリーでよくぞここまで序破急作れるな…と
感心していたら、やはりそこには深い友情譚があった。

人と人とのつながりって縁深いものがあるな…とつくづく感心してしまうのだけれど、
監督のサーシャ・ガバジは16歳の時にロンドンのライブハウス「マーキー」で
ANVILの壮絶なLIVEに立ち会い虜となり、BackStageにその感動を伝えようと出向く。

そこでANVILのリップとロブはこの16歳の少年にLIVEの感想を真摯に求めるのだ。

大人の扱いを受けた16歳は、リスペクトを持ってANVILに接し、
やがてアメリカ・カナダツアーのローディに迎え入れられる。

そのツアー中もリップとロブは16歳の少年を対等に扱い、
最後は演奏メンバーに加えてまでくれる。
1ヶ月ばかりのひと夏の経験は、少年にとって最高の思い出となった。

そんな愛情を受けたサーシャ・ガバジ監督は、20年後彼らに会いたいと考える。

そこで、今も現役で音楽を追求しているリップとロブに再会し、
その彼らの一途な人間性に感動するわけだ。

映画制作の背景にそのような深い友情譚があったからこそ、
この映画は人を揺さぶる感動に溢れているのだと思う。

試写会の最後は、生のANVILが出てきて、
衰えのしらぬ壮絶な演奏を披露してくれた。
…すげえ演出。立ち上がって、涙、涙。

明日から公開。
ぜひとも足を運んで欲しい。






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