10月23日金曜日。
9月26日の朝便で沖縄を発ったから
もうすぐ東京生活1ヶ月。
引っ越し作業やら就活、ライブ撮影、
友人との再会…などとやっていたら、
もう秋も半ば。
11月って言ったら東京では冬に近い。
街ではおそらくクリスマスネオンが煌めき、
マフラーやコート姿が当たり前になる。
時間の経つのが、早い。
引っ越し祝いにもらった花も枯れてしまった。
●
そんな時節の合間に試写会の案内が、来た。
いやいや、正確に話せば、試写会が、当たった。
テレビのない生活なので、朝日新聞の朝夕刊を購読し、
朝夕くまなく目を通しているのだけど、
水曜日の夕刊は都内の催しがひと通り載っていて
試写会のご招待!なんてのもたくさんある。
モノは試しと3通応募してみたら、1通戻ってきた、ご招待券となって。
こんなイベント、東京ならでは!…と自転車飛ばして「ZEPP TOKYO」へ。
東京テレポートってフジテレビ本社のあたりで、
観覧車もぐるぐるとネオンもきらびやかに回ってる派手な場所。
こんなところで試写会!?と…なにか仕掛けがあるのでは?と勘ぐってたら、
やっぱり最後にドカンと驚きの出来事があったのだが、それは最後に。
「ANVIL!~夢を諦めきれない男たち」公式サイト
こんなヘヴィメタ映画に応募しちゃうあたりが、ボクなのですが、
期待以上にハラハラドキドキさせられて、しかも最後は涙が止まらない…
事実に即したドキュメンタリーでよくぞここまで序破急作れるな…と
感心していたら、やはりそこには深い友情譚があった。
人と人とのつながりって縁深いものがあるな…とつくづく感心してしまうのだけれど、
監督のサーシャ・ガバジは16歳の時にロンドンのライブハウス「マーキー」で
ANVILの壮絶なLIVEに立ち会い虜となり、BackStageにその感動を伝えようと出向く。
そこでANVILのリップとロブはこの16歳の少年にLIVEの感想を真摯に求めるのだ。
大人の扱いを受けた16歳は、リスペクトを持ってANVILに接し、
やがてアメリカ・カナダツアーのローディに迎え入れられる。
そのツアー中もリップとロブは16歳の少年を対等に扱い、
最後は演奏メンバーに加えてまでくれる。
1ヶ月ばかりのひと夏の経験は、少年にとって最高の思い出となった。
そんな愛情を受けたサーシャ・ガバジ監督は、20年後彼らに会いたいと考える。
そこで、今も現役で音楽を追求しているリップとロブに再会し、
その彼らの一途な人間性に感動するわけだ。
映画制作の背景にそのような深い友情譚があったからこそ、
この映画は人を揺さぶる感動に溢れているのだと思う。
試写会の最後は、生のANVILが出てきて、
衰えのしらぬ壮絶な演奏を披露してくれた。
…すげえ演出。立ち上がって、涙、涙。
明日から公開。
ぜひとも足を運んで欲しい。
9月26日の朝便で沖縄を発ったから
もうすぐ東京生活1ヶ月。
引っ越し作業やら就活、ライブ撮影、
友人との再会…などとやっていたら、
もう秋も半ば。
11月って言ったら東京では冬に近い。
街ではおそらくクリスマスネオンが煌めき、
マフラーやコート姿が当たり前になる。
時間の経つのが、早い。
引っ越し祝いにもらった花も枯れてしまった。
●
そんな時節の合間に試写会の案内が、来た。
いやいや、正確に話せば、試写会が、当たった。
テレビのない生活なので、朝日新聞の朝夕刊を購読し、
朝夕くまなく目を通しているのだけど、
水曜日の夕刊は都内の催しがひと通り載っていて
試写会のご招待!なんてのもたくさんある。
モノは試しと3通応募してみたら、1通戻ってきた、ご招待券となって。
こんなイベント、東京ならでは!…と自転車飛ばして「ZEPP TOKYO」へ。
東京テレポートってフジテレビ本社のあたりで、
観覧車もぐるぐるとネオンもきらびやかに回ってる派手な場所。
こんなところで試写会!?と…なにか仕掛けがあるのでは?と勘ぐってたら、
やっぱり最後にドカンと驚きの出来事があったのだが、それは最後に。
「ANVIL!~夢を諦めきれない男たち」公式サイト
こんなヘヴィメタ映画に応募しちゃうあたりが、ボクなのですが、
期待以上にハラハラドキドキさせられて、しかも最後は涙が止まらない…
事実に即したドキュメンタリーでよくぞここまで序破急作れるな…と
感心していたら、やはりそこには深い友情譚があった。
人と人とのつながりって縁深いものがあるな…とつくづく感心してしまうのだけれど、
監督のサーシャ・ガバジは16歳の時にロンドンのライブハウス「マーキー」で
ANVILの壮絶なLIVEに立ち会い虜となり、BackStageにその感動を伝えようと出向く。
そこでANVILのリップとロブはこの16歳の少年にLIVEの感想を真摯に求めるのだ。
大人の扱いを受けた16歳は、リスペクトを持ってANVILに接し、
やがてアメリカ・カナダツアーのローディに迎え入れられる。
そのツアー中もリップとロブは16歳の少年を対等に扱い、
最後は演奏メンバーに加えてまでくれる。
1ヶ月ばかりのひと夏の経験は、少年にとって最高の思い出となった。
そんな愛情を受けたサーシャ・ガバジ監督は、20年後彼らに会いたいと考える。
そこで、今も現役で音楽を追求しているリップとロブに再会し、
その彼らの一途な人間性に感動するわけだ。
映画制作の背景にそのような深い友情譚があったからこそ、
この映画は人を揺さぶる感動に溢れているのだと思う。
試写会の最後は、生のANVILが出てきて、
衰えのしらぬ壮絶な演奏を披露してくれた。
…すげえ演出。立ち上がって、涙、涙。
明日から公開。
ぜひとも足を運んで欲しい。