#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Apr_24】感動!!!!!!!!!!!!!100歳ピアノ、恩師とご対面!!!!!!!

2024-04-25 | TAKENO
こんにちわ〜!
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】
メンバーのbozzoです。

残り25日となりました!
5月20日まで走り続けます!
みなさん、何卒のご支援よろしくお願いします!


昨日、とても素晴らしい出来事がありました!

『100歳ピアノ』を2009年の廃棄から救った
清水義春・美代子ご夫妻、その美代子さんが
施設の許可を得て15分間だけ、ピアノとご対面しました!

御年92歳。

大正15年に町役場と掛け合い、
竹野の名士たちにピアノ購入の寄付を募った竹野小学校校長、
長岡直孝さんとも直接つながりのあるお方です。

清水義春先生と共に竹野小学校に長年勤め、
長岡校長の当時のご尽力を知る故に、
2009年ピアノ廃棄の通告が出たとき、
保存に奔走されたのです。

2月11日の『100歳ピアノ誕生祭』で
宇川先生が代読されたメッセージは
語り草となっております。

由緒ある誕生の地、竹野浜が一望できる自慢の地に、
ピアノを迎えていただき、
私たちは感謝の念でいっぱいでございます。

奥城崎シーサイドホテルの皆さまをはじめ、
ご尽力くださいました方々に厚く御礼申し上げます。

元気な2人でしたら、会場に足を運び、
ピアノと抱き合って喜びを分かち合ったのに…。
老いた身ゆえ、それは叶いません。

振り返れば、このピアノも
時代の波で大しけ・嵐の如く運命に翻弄されましたが、
消えることなく、竹野から離れることもなく、
晴れて今日、舞台で光輝いている姿を

思い浮かべると夢のようです。

皆さま方のお力添え、ご尽力は勿論ですが、
不思議にもこのピアノは、七転八起、起ち上がるのです。

『運がええなぁ、ええ運もっとるわい』

私たちは幾度となく、こんな言葉を交わし、
幸運の良さに感じ入ること度々でした。

誕生、スタート。

ピアノ、あなたもこのホテルの一メンバー。
ドレスデン生まれの優雅さと
百年の貫禄を醸し出して、
おもてなし、おもてなし。

ピアノが来客の眼に止まり、
『わぁ、竹野には古き品も大事にする文化が根付いているわ』
『わぁ、小学校のとき、このピアノで歌ったわ、なつかしいわ。順番に弾こうな』

ロビー内に、ピアノの響きわたる音と弾んだ声が舞い上がる光景が、
心に描かれてきて、最後にこんな日の訪れを願い、夢見て、
お祝いと御礼の言葉にさせて頂きます。

令和6年2月吉日 清水義春・美代子

『これは私の町ドイツドレスデンからやってきたピアノだわ、あ〜驚いた、感動!!』


その言葉通り、美代子先生はピアノとご対面されました。

『よぉがんばった、よぉがんばった』と労いのお言葉をかけ、
渾身の演奏を捧げた岩井社長の姿を、拍手と涙で讃えておりました。

『100歳ピアノ』もこれ以上ない歓びに溢れた音色を奏で、
プロジェクトメンバー一同、ただただ涙。

このような百年の思いが引き継がれることの貴さを、
じっと噛みしめる15分間でした。

社長、座右の銘『不易流行』…
不易は詩の基本である永遠性。流行はその時々の新風の体。
共に風雅の誠から出るものであるから、根元においては一つであるという…


根本の大事なモノを鑑みて、如何に新風を巻き起こすか。

『100歳ピアノ』は、まさに
竹野においての大事なモノを体現する「風雅な誠」であり、
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】は、
その誠を礎として、新風を巻き起こす
このホテルの気概そのものである…と、感入った次第。

清水美代子先生を囲んで。岩井社長、宇川先生、bozzo。

ずっしりと丹田に落ちました。
清水美代子先生、誠に誠に、有難うございました。

m(_ _)m
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【Apr_20】ハブヒロシ監督『音の映画』

2024-04-21 | BOOKS&MOVIES
こんにちわ〜!
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】メンバーのbozzoです。
本プロジェクト終了まで1ヶ月を切りました。
4月1日スタートから21日。
中だるみしないよう、引き締めて行きたく思います。

本日は豊岡劇場で24日まで公開中の【音の映画 Our Sounds
ハブヒロシ監督に『100歳ピアノ』を弾いてもらいました。

【音の映画】は映像のない映画です。

岡山県高梁市の日本語教室に集まった外国人技能実習生と先生が、
コロナ禍の心細い時間の中で、
音楽を通して心を通わせ、共鳴してゆくドキュメンタリーです。

映画なのに映像がない?

誰もが面食らう設定ですが、
映画館という暗闇だからこそ、
音に集中することで花開く「画」があります。

それは旅のようなものです。

過去に刻まれた記憶が開かれていくような感覚。

自身の過去を旅するような、
音のマッサージで解き放つような、
幸せな時間が、ボクはこの映画によって生まれました。

ハブヒロシ監督は、
同じ岡山県高梁市有漢の『長蔵音頭』も復活させています。

『長蔵音頭』は江戸時代、
「天明の大飢饉」で村存亡の危機を命懸けで救った
庄屋、綱島長蔵を讃えた唄です。

有漢の盆踊りとして親しまれていたものの、
伝承が途絶え20年ものあいだ忘れられていました。

芸能の大切さを知る監督は、どうにかして
有漢の盆踊りを復活させたい…と尽力し、
人々の記憶をつなぎ合わせ、2019年に復活させました。

このふたつの作品から伝わってくることが、
『100歳ピアノ』の存在にも当てはまると、
bozzoは深く感銘しました。

どちらも【音楽】による『コミュニティの再生』です。

『長蔵音頭』は、芸能が途絶え、心のつながりを喪った地域。
『音の映画』は、コロナ禍で母国と途絶した外国人の、閉じられた心の扉。
それぞれを【音楽】の処方箋が開いていくプロセスになってます。

『100歳ピアノ』も竹野にとっての、
町民のつながりを生む処方箋であると、
ボクは信じて止みません。

北前船の栄華が、文化を育み、ドイツからピアノを運び、
人々の止揚を醸成し、地域の結束を高めたことは間違いありません。

かつての“竹野の矜持”を、
『100歳ピアノ』から再生することで、
人口減少で離れつつある町民の心をひとつに。

そんな思いが谺する週末の映画体験でした。
水曜日までなので、お時間ある方は是非。
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【Apr_18】100-Year-Old Piano Re:Birth Project

2024-04-18 | TAKENO
『100歳ピアノ』の宇川先生を囲んでの1枚。
I took a photo of Ms. Ukawa, the 100-year-old piano organizer, with all the ALTs.

再びこんにちわ〜!
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】メンバーのbozzoです。

Hello again! I am bozzo, a member of the [100-Year-Old Piano Re:Birth Project].

さきほどドイツベルリンからのお客様をアテンドしてきました!
I recently attended a customer from Berlin, Germany!

なんと40年前、竹野中学校でALTをしてらしたGeorgeさん、
そして同様に日本でALTを為されてたJennyさん、Stefanさん。

George, who was an ALT at Takeno Junior High School 40 years ago,
and Jenny and Stefan, who were also ALTs in Japan.

Dennis Mayさん。「5月のMayです」とイントロデュース。

Georgeさん以外は40年ぶりの来日で、福岡から日本を北上する旅の途中とか。
Everyone except George was visiting Japan for the first time in 40 years,
and was on a trip north through Japan from Fukuoka.

奥城崎シーサイドホテルとも縁深い香住の寺川さんが、
彼らに『100歳ピアノ』を見せてあげようと、連れてきてくれた次第。

Mr. Terakawa from Kasumi, who has ties to the Okukinosaki Seaside Hotel,
brought them here to show them the ”100-Year-Old Piano.”

みなさんからの【応援メッセージ】もいただきました!
We also received ”messages of support ”from them.

100歳ピアノを育む縁、とてつもない!
The connection that fosters a 100-year-old piano is incredible!

アメージングです!
It's amazing!

ドイツ、オランダ、アメリカからのALTさんたちが、100歳ピアノで竹野に引き寄せられる!
ALTs from Germany, the Netherlands, and America are
drawn to Takeno by his 100-year-old piano!

来月はベルギーからのアーティストもやってきます!
Artists from Belgium will also be coming next month!

そんな引力漲る『ドイツの貴婦人』に、お力を与えたまえ〜!
Please give your strength to such an attractive "German lady"!

GOOD LUCK!


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【Sep_20】2020_三輪眞弘祭『清められた夜』@岐阜サラマンカホール

2024-04-05 | KANAZAWA
三輪眞弘祭『清められた夜』@岐阜サラマンカホール
今回のパンデミックがぼくに与えた衝撃は、
その規模や死者数や世界経済への影響などの「被害の大きさ」ではない。

そうではなくて、人類史上初めて、様々な宗教を持つ人々の集団礼拝を禁じ、
ウィルスが原因で亡くなった人々のお葬式を禁じることに世界中の人々が同意したという事実だ。

つまるところ、人の命よりも尊いものが「あった」世界から、
何も「ない」世界への移行が完了したことの証であり、

ウィルスを敵と見做し、今現在地上に生存している自分たちをウィルスから守ることが
死者に対して敬意を払うことよりも重要だと、少なくとも公的に判断したということである。

     ◉  ◉  ◉

「清潔な」社会、それは科学的証拠に基づく差別のない公平な社会である。
機械システムの前でヒトは誰もがみな同等だからだ。
機械にとっては高潔な人格も卑怯な人間も、
あるいは高い志も歪んだ心の闇も等価である。

先に述べた、人間にとって「人の命よりも尊いものが何も”ない”世界」とはそのような場所だろう。

そこでは個々の人間が、人種や家系、嗜好や病歴や財産、購買・行動履歴など
あらゆる測定・予測可能な「個体情報」という変数の集合として処理され、
機械によって管理のみならず評価される「存在」となっていくに違いない。

「機械だからできるヒトの公平な評価」、
それは現在の人間が家畜に対して行っていることと変わりはない。

人類が無限の経済発展を前提とした資本主義システムを維持しようとするならば、
それは必然だろう。

(三輪眞弘)
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【Apr_05】DAN BARBENEL!竹野に!

2024-04-05 | TAKENO
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】
クラファンただいま鋭意進行中で、
より多くの支援者を募ってる最中ですが、

それに合わせた企画として『100歳ピアノ弾き語りLIVE』を開催!
茶会記つながりのピアニスト荒野愛子さんが、ベルギーのDAN_BARBENELさんを連れて竹野に。
このLIVEを最後に、100歳ピアノは3ヶ月間のオーバーホール期間に!
特別宿泊プランもリターンに入ってるので、チェックしてみて。
nanairoのおふたりと愛子さんの共演も企画中。

DAN BARBENEL(ダン・バーベネル) 
スコットランド出身/ブリュッセル在住のピアニスト/シンガー/作曲家。
「ポップの首相」を名乗る、Mr.DiagonalことDan Barbenelは、
ベルギーのポップ、キャバレー、演劇音楽の最前線に立つ、
多面的な作曲家/パフォーマーである。
しばしばRupert Holmes、Divine Comedy、Kurt Weil、
あるいはNoel Cowardと比較される彼の曲は、その歌詞の確かさ、ハーモニーの独創性、
往年の ‘light’ ミュージックを思わせる想像力とアレンジの密度で知られている。
homerecords.beを中心に5枚のアルバムをリリースし、日本でも多くのファンを持つ。
BBCラジオ、UKガーディアン紙、ザ・ワイヤー誌、日本の全国放送などでも取り上げられる。
また、様々なスタイルの他アーティストへの楽曲提供も行っている。


Aiko Kono

ピアニスト・シンガーソングライター・能楽研究家。 東京生まれ。
幼少時よりピアノを弾き、20歳のころ文学との出会いをきっかけに作曲を始める。
これまでに「『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集」(Clarinet 新實紗季)、
「夜、うつくしい魂は涕いて 中原中也十四の歌」(Violin 藤田有希/Clarinet 鈴木生子)をリリース。
2018年関西に移住。コロナ禍に突然歌をうたい始める。
現在は音楽活動のほかに、大学院で能の研究もしている。
趣味はワイン、銭湯、放浪の旅。

ナナイロ nanairo
竹野町濱須井在住の小林琢也(Gt,Vo)とMayu(Ds,Vo)による、
2ピースバンド。色々な視点から事象を眺め疑い、
ことばと曲を授かり演奏活動中。2017年結成。
ことしは竹野産の新作アルバムを構想中。

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【Apr_05】『100歳ピアノ弾き語りLIVE』

2024-04-05 | TAKENO
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】
クラファンただいま鋭意進行中で、
より多くの支援者を募ってる最中ですが、

それに合わせた企画として『100歳ピアノ弾き語りLIVE』を開催!
茶会記つながりのピアニスト荒野愛子さんが、ベルギーのDAN_BARBENELさんを連れて竹野に。
このLIVEを最後に、100歳ピアノは3ヶ月間のオーバーホール期間に!
特別宿泊プランもリターンに入ってるので、チェックしてみて。
nanairoのおふたりと愛子さんの共演も企画中。

DAN BARBENEL(ダン・バーベネル) 
スコットランド出身/ブリュッセル在住のピアニスト/シンガー/作曲家。
「ポップの首相」を名乗る、Mr.DiagonalことDan Barbenelは、
ベルギーのポップ、キャバレー、演劇音楽の最前線に立つ、
多面的な作曲家/パフォーマーである。
しばしばRupert Holmes、Divine Comedy、Kurt Weil、
あるいはNoel Cowardと比較される彼の曲は、その歌詞の確かさ、ハーモニーの独創性、
往年の ‘light’ ミュージックを思わせる想像力とアレンジの密度で知られている。
homerecords.beを中心に5枚のアルバムをリリースし、日本でも多くのファンを持つ。
BBCラジオ、UKガーディアン紙、ザ・ワイヤー誌、日本の全国放送などでも取り上げられる。
また、様々なスタイルの他アーティストへの楽曲提供も行っている。


Aiko Kono

ピアニスト・シンガーソングライター・能楽研究家。 東京生まれ。
幼少時よりピアノを弾き、20歳のころ文学との出会いをきっかけに作曲を始める。
これまでに「『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集」(Clarinet 新實紗季)、
「夜、うつくしい魂は涕いて 中原中也十四の歌」(Violin 藤田有希/Clarinet 鈴木生子)をリリース。
2018年関西に移住。コロナ禍に突然歌をうたい始める。
現在は音楽活動のほかに、大学院で能の研究もしている。
趣味はワイン、銭湯、放浪の旅。

ナナイロ nanairo
竹野町濱須井在住の小林琢也(Gt,Vo)とMayu(Ds,Vo)による、
2ピースバンド。色々な視点から事象を眺め疑い、
ことばと曲を授かり演奏活動中。2017年結成。
ことしは竹野産の新作アルバムを構想中。

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【Apr_01】100歳ピアノ誕生プロジェクト

2024-04-01 | TAKENO
100歳ピアノ誕生プロジェクト】本日よりクラファン始まりました!

ドイツドレスデンから1926年に竹野へ。
その後83年間もの間、竹野小学校で校歌を奏でたピアノを後世に残そう…と動き出したプロジェクトです。
ひとりでも多くの方のご支援、何卒よろしくお願いします!

写真は奥城崎シーサイドホテルに移設された『100歳ピアノ』に
思いを伝える、元竹野小学校教師、宇川先生と村尾先生。

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