#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

スポットが当たる白鷺城

2006-12-30 | New York
那覇から飛行機で2時間弱。
神戸空港に降り立って、バスを待つこと2時間余り。
夕方も暮れかかった6時ごろ、ボクたちは姫路に居た。

弟の息子、悠真くんがプクプクしたお顔で出迎えてくれる。
仙台から両親も駆けつけていた。
年に数度の家族水入らず。

スポットライトに当たる姫路城が、艶かしい。

久々の再会に、8月から加わった新人も交えて、鍋を囲む。
新人は、家族の手から手へと運ばれ、その度に目を丸くした。
地元の酒が盃を満たし、上気した赤ら顔に笑みが浮かぶ。

外はこの冬一番の寒気で、摂氏4度を下回る。
六甲の山々が街明かりにシルエットで迫ってくる。
遠いところに来た、と酔った頭を冷気に晒す。

家族の笑顔が何よりも嬉しい、年末の夜。


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歓びを歌にのせて

2006-12-28 | BOOKS&MOVIES
ひさしぶりに嗚咽を含んだ大泣きをした。
エンドロールがスクリーンに映し出される間、
ボクは泣きっぱなしだった。

こんなに感情を揺り動かされた映画は、
「ディアハンター」以来だ。

映画の内容はオフィシャルサイトに任せるとして
歓びを歌にのせてofficial site
この映画の主題である「ガブリエルの歌」のリリックに注目してほしい。

  【ガブリエルの歌】

   私の人生は今こそ 私のもの
   この世に生きるのはつかの間だけど
   希望にすがって ここまで歩んできた
   私に欠けていたもの、そして得たもの

   それが私の選んだ生きる道
   言葉を超えたものを信じつづけて
   天国は見つからなかったけど
   ほんの少しだけそれを垣間見た

   生きてる歓びを心から感じたい
   私に残されたこれからの日々…
   自分の思うままに生きていこう

   生きてる歓びを心から感じたい
   私はそれに価すると誇れる人間だから

   自分を見失ったことはない
   今までそれは胸の奥で眠ってた
   チャンスに恵まれない人生だったけど
   生きたいという意志が私を支えてくれた

   今の私が望むのは日々の幸せ
   本当の自分に立ち戻って
   何にも負けず強く、そして自由に
   夜の暗闇から 光が生まれるように

   ここまでたどり着いた私
   そう、私の人生は私のもの!
   探し求めていた まぼろしの天国
   それは近くにある、どこか近くに
 
   私はこう感じたい、「私は自分の人生を生きたい!」と


IT社長の藤田憲一さんを思い出した。
先日「ニュース23」の特集で、
彼の闘病生活のすざましさを目の当たりにした。
彼は自分の死をメディアに晒す(文字通り"晒し”ていた!)ことで
「生きる」ことのすばらしさ、「私の人生を生きる!」ことの幸せを伝えてくれた!

癌に冒され、目が見えなくなっても、
生きる歓びを心から感じたい…
そんな彼の「生きよう」は、まさに「ガブリエルの歌」!

年末に贈られたこれらのメッセージは、
2007年を全うする、強い支えになってくれるだろう。
是非ともこの「生」の声に耳を傾けて欲しい。


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After Christmas

2006-12-26 | New York
You left us on Christmas.

Thanks for the influence, Mr. Dynamite.

Love always, bozzo173


クリスマスの日に逝かれるなんて…。

あなたが逝かれた事実から一夜明けて、
あなたがいなくなった事実を噛みしめております。
あなたが成した功績は、偉大でした。

FUNKという音楽のジャンルを構築し、
その後の50年間で、あらゆる人種のあらゆる音楽に
多大な影響を与えました。

ボクもあなたの影響をモロに受けた一人です。
あのステップは強烈でした。あのステージは鮮烈でした。

初めて聴いたあなたのリズムで、ボクは身をもって知りました。
音楽を演ること・聴くことは、生理的な「気持ちよさ」に根ざしているのだ…ということを。

「ひとりよがり」のトランス状態が、どれだけのグルーヴ感を産むのか。
ボクはあなたの音楽で、腰をgrindさせることの「よがり」を知りました。

ボクたちの音楽は、あなたを源泉になみなみと溢れてきました。
これほどの豊饒をもたらしたあなたの存在を、永久にrespectして止みません。

本当に、ありがとう…Mr.Dynamite !!!!!






Mr.Dynamite
translated by P-ko
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【訃報ふたたび】JB死去

2006-12-25 | New York
オオマイゴッド<(_ _)>

ジェイムスブラウンが死んだ!
ボクの青春だった!

監獄に入ったときは、もう終わりだと思っていたが、
見事復活して、アルバムも作った。
日本公演も何度か行い、ファンを喜ばせてくれた。
そんなジェイムスブラウンが、亡くなったらしい。

大学生時代、ボクはレゲエのバンドと大所帯のFUNKバンドに加入していた。
卒業後も両方のバンドは掛け持ちしていたが、FUNKバンドは最高に楽しかった。

FUNKのノリは、FUCKのノリだ!
Grooveこそが、命だ!

そんな先輩方に囲まれて
音楽の極意を、楽しみながら学べた…と思う。
バンド名は「岩石一家」。
総勢20名はいたんじゃないか…と思えるほどの大所帯。
ベースは2人。ドラムが2人の時もあった。
ギターは3本。キーボードも2人。パーカッション1人。
コーラスの女の子は常時3名が入れ替わった。
ホーン隊は何人いたのだろう。
テナー・アルト・ソプラノ・トロンボーン・トランペット…たまにバリトン。
大学卒業後のはち切れんばかりのエネルギーを
仕事の後にスタジオで発散した。

スタジオはいつもオールナイト!

夜中の国分寺や吉祥寺で12時にスタジオ入り。
明け方の6時に解散…。
日曜朝方の電車に乗って、帰ってから爆睡した。
メンバーはボクも含めみなアシスタントレベルの
「貧乏ヒマなし」状態だったから、
土曜オールナイトのスタジオが大切な行事だった。

20名もの若者たちをつなぎ止めていたモノ…それがJBだった!
おおおおおお、じぇいむす!げろっぱ!

夜中の3時にマント掛けをやって、盛り上がる。
ワンコードの楽曲を1時間かけてソロ回し。
何度も何度も、トランス状態に陥りながら、
FUNKを堪能した。その中心にJBが居たのだ!

あの生き様がジェイムスブラウンだった!
FUNK=ジェイムスブラウンそのものだった!

…いつかは逝ってしまうのだけれど、
…逝かれてしまうと、ものすごく淋しい。
…本気で、淋しい。

ありがとう!ジェイビー!!!!
あなたのソウルにボク達は助けられたよ!

きっと「岩石一家」の面々も
今夜は同じ思いでJBを聴いて、腰を振っていることだろう。

アーメン



JB死去
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Fifth Avenue 4 ~ Christmas Present~

2006-12-25 | New York
クリスマスは自宅で友人たちを招いて、パーティを開いた。
1歳9ヶ月のちびっ子が、みんなの笑いを取り、心和んだ。
腕をふるったクリスマス特製お好み焼き(何も変わらないけど)も喜ばれ、
クライアントのクリスマスケーキやチキンも思いのほか美味しくて、
ホントにステキなクリスマスパーティだった。

その後は、長年おつきあいのある「やちむん」の15周年ライブへ。

オキナワで初めてのお仕事が、某泡盛酒造メーカーの広告で
そのキャラクターが「やちむん」のおふたり。
それ以来、いろいろと大変お世話になっている。

そんな時間の経過が「やちむん」の歌で蘇ってくる。

「Road to 波の上」という名曲で、
ボクの涙腺はうるうると震えてしまった。
オキナワに来て9年。10年目を迎えたその年月が、
走馬燈のように、ドドドドーっと流れ込んできて、
胸が締め付けられた。奈須さん、ありがとうございます!

やちむんOFFICIAL WEB SITE

クリスマスイブは、妻と買い物三昧。
彼女が欲しがっていた服を購入。
アロマ温泉にゆっくり浸かって2006年の疲れを取る。
ひさしぶりにゆったりとした時間を過ごした。

JA宜野湾天然温泉アロマ

そして、本日。

最高のクリスマスプレゼントが届いた。
先週の怒濤のような企画の苦労がふっとぶ朗報だった。
某携帯電話会社の春商戦をゲット(^_^)v。

これで2007年も幸先よく仕事ができる。

妻の友人がボクに聞いた。
「2007年を漢字一文字に喩えるなら、どんな文字?」
日本漢字能力検定協会が全国公募で毎年の世相を反映させる「今年の漢字」を
来年の抱負としてあらかじめ決めてしまおう…ということらしい。

その時、ボクは迷わず「躍」と答えた。

希望を込めての一文字だった。
「飛躍」し「活躍」の場を拡げたい…
そんないつもの自己顕示欲が顕れた格好だ。

今年の漢字

写真に音楽に、仕事。

すべての部分で自分を拡大できたら…。
そんな思いである。
まずは、そんな気持ちのひとつが叶った。
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Fifth Avenue 3 ~Merry Christmas~

2006-12-22 | New York
あの有名なティファニー周辺は、
イルミネーションもスケールが違っていた。

ビル全体が輝いていたり、リボンで結ばれていたり。
交差点の頭上に大きな宝石のようなイルミネーションが飾られていたり。

    家族で祝う、メリークリスマス。

それは想像以上に大切な時間なのだろう。
だから…このブログを見ているNYや東京や沖縄や他の街のみんなにも

    Merry Christmas!

どうか、ステキな一日を過ごしてください。

アフガニスタンのアリーアガーさんは、
どんなクリスマスを迎えるのだろう。


アリーアガーさんにも、Merry Christmas!



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Fifth.Avenue 2

2006-12-22 | New York
プレゼンの結果が、クリスマスまで持ち越しになった。

胸のわだかまりを抱えたままの連休。

週明け月曜日午前中。…結果がわかる。
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Fifth.Avenue 1

2006-12-22 | New York
ニューヨークの目抜き通り、五番街。

Bergdorf Goodmanや Saks Fifth Avenueなどの高級百貨店では、
さまざまな趣向をこらしたホリデーウィンドウが、道行く人々を楽しませてくれる。

11月末だというのに、もうクリスマス気分。

イルミネーションもウィンドウも、みなクリスマス一色。
しかし、日本のようなBGMは通りに氾濫していない。
静かなもんである。

時々、黒人のアルトサックスとか、老いぼれのブルーズ弾きが
場違いな音を奏でているが、通りでプレイしている連中に
感動的なプレイヤーは、皆無だった。

これはイメージと違っていた。

タイムズスクエアだって静かなところだった。
通りはパブリックなスペースという認識があるのだろう。
やたらめったらと音楽を流している日本の商店街とは、大きく違う。
このあたりは想像出来ていたのだが、
街頭で演奏しているプレイヤーにステキな演奏が皆無だった…というのは、
ちょっとショックだった。
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【報告】明日はプレゼン

2006-12-21 | New York
ただいま、明け方の5時。
明日は(正確には今日)、携帯電話屋さんの
「春商戦」企画書提出日になっている。

「夏商戦」「秋冬商戦」と2連敗の状況。

もう負けられない。
そんなプレッシャーと眠気に挟まれ、
生きた心地がしない。

なんとか、企画書を制作し終え、
今は製本の準備中。
プリント作業で1時間もかかっている。

…22部も提出するのだ!

オリエンから一週間。
こんなに短い準備期間も
そうそうないだろう。
⇒4ヶ月分のプレゼンテーションなのだ!

ぼおっとした頭で
blogを書き込み、NYの写真をUPする。
カワイイ女の子の笑顔がいい。

「勝利の女神となってくれるか。」


結果は週明けのプレゼンテーション後。
明日は企画書のみの提出だ。
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【訃報】ご冥福をお祈りします。

2006-12-20 | Photo-diary
明日は「春商戦」のコンペティションで
こちらは徹夜覚悟の企画書づくり。

不健康にずっとパソコンとにらめっこ。

腰も痛くなるし、腹の調子もよろしくない。
この時間から、最終の打ち合わせもやらなきゃならない。
なんとも、やりきれない状態の時に、3つの訃報を聞いた。

青島幸男さん。享年74歳。
岸田今日子さん。享年76歳。
カンニングの中島忠幸さん。享年35歳。

どなたも同世代の人物として、かなりの影響を受けた。

青島さんには、かなりの勇気をもらった。
彼の著作「人間万事塞翁が丙午」には、何とも言えない感動を覚え、
それ以来、「人間万事塞翁が丙午」はボクの座右の銘である。

岸田さんは、とにかく「ムーミン」だ。
独特な声の響きに、幼いボクはたくさんの夢を見せてもらった。
とても魅力的な女性だった。

カンニングの中島さんは、病気になられたタイミングが衝撃的だった。
同年代のタレントが突然亡くなる…それだけで、かなりのショックだ。

いつも思うのだが、日常に追われていると、
このような【訃報】もそれほど気にもとめず、流れていってしまう。
しかし、ひとりの偉大な人間が失われたのだ。
もう少し、立ち止まっても良いのではないだろうか。
今日はしかも3人。

それぞれのご遺族の方へは、深く哀悼の意を表します。
青島さん、岸田さん、中島さん、安らかにおやすみください。

合掌。

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Rockefeller Center 3 ~The Christmas Song~

2006-12-19 | New York
誰もがこのメロディを聴くと、心和むだろう。
それほど、この曲には愛が溢れている。

  And so I'm offering this simple phrase
   そして私はこのシンプルな言葉を
  To kids from one to ninety-two
   子供からお年寄りまで全ての人に言う
  Although its been said many times, many ways
   何度も、そしていろんなやり方で今までずって言われ続けて来たけれど
  Merry Christmas to you
   『メリー・クリスマス・トゥー・ユー』

ボクの一番好きなフレーズだ。
one to niinety-two…
子どもからお年寄りまでステキなクリスマスを!
Mel Tormeの深い愛情が伝わってくる。

ボクはロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見上げながら、
ひとりで感じ入っていた。

  [The Christmas Song] written by Mel Torme

  くりの実が焼け始めている
  身を切るような寒さに、鼻は赤く凍えている
  合唱隊はクリスマス・キャロルを歌い、
  人々はエスキモーのように身を包んでいる

  みんな知っている
  七面鳥ややどりぎは、このシーズンには欠かせないと
  目をきらきらさせた子供たちはみんな、
  今夜は眠れないに違いない

  彼らは思っている、サンタがもうすぐやってくると
  彼はたくさんのおもちゃや品物を、そりに積んでいる
  そしてみんなスパイしたい
  空の飛び方を、トナカイが本当に知っているのかどうか

  そして私はこのシンプルな言葉を
  子供からお年寄りまで全ての人に言う
  何度も、そしていろんなやり方で今までずって言われ続けて来たけれど
  『メリー・クリスマス・トゥー・ユー』


  Chestnuts roasting on an open fire
  Jack Frost nipping at your nose
  Yuletide carols being sung by a choir
  And folks dressed up like Eskimos

  Everybody knows a turkey and some mistletoe
  Help to make the season bright
  Tiny tots with their eyes all aglow
  Will find it hard to sleep tonight

  They know that Santa's on his way
  He's loaded with lots of toys and goodies on his sleigh
  And every mother's child is going to spy
  To see if reindeers really know how to fly

  And so I'm offering this simple phrase
  To kids from one to ninety-two
  Although its been said many times, many ways
  Merry Christmas to you

  They know that Santa's on his way (he's on his way)
  He's loaded lots of toys and goodies on his sleigh
  And every mother's child is going to spy
  To see if reindeers really know how to fly

  And so I'm offering this simple phrase
  To kids from one to ninety-two
  Although its been said many times, many ways
  Merry Christmas to you
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Rockefeller Center 2

2006-12-19 | New York
はじめて見たロックフェラーのクリスマスツリーは、
ホントに見上げるようなスケールで、ズデンと存在していた。

仕事上、さまざまなレンタルポジのカタログで
目にしていたあのクリスマスツリーだ。

ゴールドに輝くプルメテウスの像や
ラッパを高らかと構える天使の像も
すでに何度となく目にしてきたシーン。

それが今、目の前に展開されている。

なんとも不可思議な感じである。
周りの情景とつながって、この場所にあるツリーなのに、
その部分だけが、ポストカードのように浮き上がって見えた。

完全に浮き足だっている。
Mel Tormeの「The Christmas Song」が聞こえてきた。

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Rockefeller Center 1

2006-12-18 | New York
今週末はクリスマスイブ。

11月29日のニューヨークでは、
冬の風物詩ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯式を迎えていた。

5thアベニューの百貨店の外壁には、
雪の結晶のイルミネーションが…。
ティファニーの交差点には、
巨大な宝石のイルミネーションが…。

…と、11月末にして、どこもかしこもクリスマスムード。

購買意欲をそそる演出は、さすがNY。
でも何より、ロックフェラーのツリーは
その中でも王者の風格を漂わせていた。

ツリーの規模も圧巻だが、
まわりの正統派な演出が潔かった。
純粋にキレイだった。

名物のアイススケートもちょうどオープン時間。

今か今かと待ち構えるNYキッズ。
これだけの観衆がのぞき込むスケートリンクだ。
誰もが開場、一番乗りを狙っていた。
お互いのヘルメットをこづき合いながら、
今か今かと、リンクの清掃が終わるの待ち構えている。

午後4時。スケートリンクが開いた。

…と、一番に躍り出たのは小さな男の子。
フル装備の不釣り合いなスタイルで、一生懸命滑り出た。
周りは割れんばかりの大喝采。

こちらも微笑ましく写真を撮る。

さまざまな国の人々が、クリスマスでつながった瞬間だった。
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2006年をふり返って。

2006-12-17 | memories
昨日は会社の忘年会があり、
久々に明け方まで騒いでしまった。
一夜明けてみれば、なんだったのだろう…と
妙に冷静になってしまうから不思議なもんだ。

この1年を酒で締めくくり、新たな1年へリセットするのも
ひとつの切り替えとして適当なのかもしれないが、
最近の慌ただしさには、疑問も覚える。
もう少し立ち止まる勇気も必要なんじゃないだろうか…?

そうは言っても、自分もなかなか立ち止まれない性格なのだが、
ここはひとつ2006年をふり返ってみよう。




1月…ワークショップグループ展を大阪で。
january.2006
2月…RollieFLEXとの出会い。
febrary.2006
3月…フィリピン・マニラ最後の旅。
march.2006
4月…夏商戦プレゼンに破れる。
april.2006
5月…妻帰国と南国ドロップス録音。
may.2006
6月…仙台帰郷と腰痛救急車。
june.2006
7月…大道から銘苅へ引っ越し。
july.2006
8月…甥っ子の誕生と秋冬商戦プレゼン敗退。
august.2006
9月…県プレゼン獲得とminiDIGI購入。
september.2006
10月…妻就職とシングルCD販売と「美ら島フォトミュージアム」。
october.2006
11月…CD発売ライヴと結婚式とニューヨーク。
november.2006
12月…春商戦プレゼンとクリスマス。
december.2006



…フィリピンと腰痛とCDとニューヨーク。
2006年はいろいろ動きの激しい年だった。
ふり返ってみても、なかなか迫力がある。

ただ、このままだと結実しない可能性も残されている。
2007年は、もう少し絞り込んだじっくりした動きが必要なんだろうか。

どちらにしても、動き出したコマを結実させるのが来年の目標。
…実らせまっせ。



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Ground Zero 4

2006-12-16 | New York
Ground Zero…とは、爆心地のことを指した言葉だ。
広島や長崎の爆心地も同じようにGround Zeroと呼ばれる。

「失われた開拓精神」…その墓穴のような1ブロックを
爆心地と呼びたい気持ちも、よくわかる。

ロウアー・ニューヨークの中心にあったWTCが、
根こそぎなくなったのだ。その欠落感は相当なモノだろう。

「…だからといって、爆心地はないよな。」

広島の原爆資料館で、
1945年8月6日に起こった出来事の模型を眺めてみるとよいだろう。

あれだけの縮尺で、相当広大なスペースが、丸焦げだ。
おったまげるぜ、まったく。

その広大さに愕いた…とは書いたが、広島ほどじゃないよな。
たしかに今の広島じゃ、原爆ドーム以外にその痕跡は見あたらないけど、
だからって、傷跡も生々しいWTC跡を「爆心地」っていうのも可笑しな話さ。

2010年には、WTC級のドデカいランドマークタワーが立ち上がる。
2001年09月11日の鎮魂碑も併設されるという。

その碑にも「爆心地Ground Zero」と明記されるのだろうか。
…アメリカの痛手の忌まわしき象徴として。

Ground Zero Cams
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