私が韓国語を勉強し始めてから2年後,画期的な韓国語辞典が刊行されました。
小学館『朝鮮語辞典』です。
これこそ待ちに待ったコリア語中型辞典の決定版。
それまで中型辞典としては,韓国で韓国人用に出た韓日辞典をそのまま日本で売っていた「韓日辞典」(民衆書林),日本人用だが単語数があまりにも少ない白水社『朝和辞典』しかありませんでした。
大型辞典に『朝鮮語大辞典』(角川書店1986、大阪外国語大学朝鮮語研究室編)もありましたが,これがまた評判が悪い。『ユンボギの日記』(1965年)の訳者である塚本勲氏が中心になって編集したものらしく,やたらと『ユンボギ』からの例文が多い。
小学館の朝鮮語辞典は,韓国の大手出版社金星出版社との共同編集で,プログレッシブシリーズで培った小学館の外国語辞書づくりのノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。
巻末の用言活用表、日韓辞典の代用になる日本語索引などの付録も充実。北や中国朝鮮族の言葉への配慮も行き届いています。
とくに漢字音訓索引はとても便利。漢字の韓国語音が簡単に検索できる。
高価(8000円)なのは,マイナー言語の辞典としていたしかたない。本格的なコリア語学習をめざす人には必携です。
しかし,刊行以来14年が経っている。そろそろ改訂してくれないかなあ。
小学館『朝鮮語辞典』です。
これこそ待ちに待ったコリア語中型辞典の決定版。
それまで中型辞典としては,韓国で韓国人用に出た韓日辞典をそのまま日本で売っていた「韓日辞典」(民衆書林),日本人用だが単語数があまりにも少ない白水社『朝和辞典』しかありませんでした。
大型辞典に『朝鮮語大辞典』(角川書店1986、大阪外国語大学朝鮮語研究室編)もありましたが,これがまた評判が悪い。『ユンボギの日記』(1965年)の訳者である塚本勲氏が中心になって編集したものらしく,やたらと『ユンボギ』からの例文が多い。
小学館の朝鮮語辞典は,韓国の大手出版社金星出版社との共同編集で,プログレッシブシリーズで培った小学館の外国語辞書づくりのノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。
巻末の用言活用表、日韓辞典の代用になる日本語索引などの付録も充実。北や中国朝鮮族の言葉への配慮も行き届いています。
とくに漢字音訓索引はとても便利。漢字の韓国語音が簡単に検索できる。
高価(8000円)なのは,マイナー言語の辞典としていたしかたない。本格的なコリア語学習をめざす人には必携です。
しかし,刊行以来14年が経っている。そろそろ改訂してくれないかなあ。
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