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Bruckner: Symfonie No. 5 CDを聴く

2021年06月17日 | メモ
Bruckner: Symfonie No. 5 CDを聴く

Bruckner Symfonie No. 5 交響曲第5番 変ロ長調(改訂版)
指揮/Hans  Knappertsbusch  
ハンス・クナッパーツブッシュ
管弦楽/Munich Phil.Orch ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1959年3月19日 ミュンヘン・ヘルクレスザール・ライヴ  
使用音源/Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
モノラル(ラジオ放送用録音) 
レーベル/Archipel
輸入盤 ARPCD 0447

ハンス・クナッパーツブッシュ
 1888年ドイツ、エルバーフェルト生まれ。ボン、ミュンヘンで哲学を学ぶ。1909年バイロイトでハンス・リヒターの助手を務める。ライプツィヒ、デッサウの歌劇場を経て、22年からワルターの後任としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。36年に突然解雇され、ウィーンに拠点を移す。ザルツブルク音楽祭には毎年のように出演している。51年のバイロイト音楽祭に登場。ワーグナーには定評があり、なかでも『パルシファル』は別格。 
ブルックナーの交響曲もクナッパーツブッシュの得意としたレパートリーであるが、原典版を使用しなかったことでも知られている。クナッパーツブッシュの若いころにはブルックナーのスコアはいわゆる「改訂版」しか出版されていなかった。この改訂版にはブルックナー以外の者による改変・カットなどがあったが、こうした改変・カットを見直すべく1935年以来ローベルト・ハースによって校訂された「原典版」が出版され、その後ハースに引き続いてレオポルト・ノヴァークによって校訂された新しい原典版も出版されていった。しかしクナッパーツブッシュはブルックナーの交響曲の演奏に際し、校訂された原典版は採用せず旧来の改訂版ばかりを使用した。
クナッパーツブッシュがなぜ旧態依然とした改訂版の使用に固執し、演奏当時入手が可能であった原典版を採り上げなかったのかについてはわかっていない。 

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 
独ミュンヘンを拠点とするオーケストラ。略称は“MPhil”。1893年創設のカイム管弦楽団を前身とし、1928年に現名称へ改称。ミュンヘン市内の複合文化施設“ガスタイク”内音楽ホールを本拠とする。初期はブルックナーの弟子フェルディナント・レーヴェなどが首席指揮者を務め、マーラーの交響曲世界初演やフルトヴェングラーが楽壇デビュー。67~76年までルドルフ・ケンペが音楽監督となり声価を高めると、79年に音楽総監督に就いたチェリビダッケが黄金期を創出。以降、レヴァイン、ティーレマン、マゼールらを迎えて欧州屈指の名門オーケストラとして活躍。2015年9月よりワレリー・ゲルギエフが首席指揮者に就任。