弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

関西でのテレビCM

2009-05-29 20:44:27 | Weblog
新入学の前の時期、テレビで見るランドセルのコマーシャルといったら、「天使のはね」ぐらいなものでした。体操のお兄さんと子供たちが「ララララ、ランドセルは、テテテ天使のはね」と歌いながら踊る健全なコマーシャルです。

最近、さるブログで拝見して知ったのですが、関西では「妖精の翼」というランドセルのコマーシャルを見ることができるそうです。「天使のはね」と「妖精の翼」。イメージは似ていますが違いはあるのでしょうか。そこで「妖精の翼」の動画をネットで見てみると、そこには「天使のはね」とは全く異質の世界が広がっていました。
タイツ姿でランドセルを背負ったお姉さんと、もう一人小学生が、「バサバサ翼、妖精の翼」と呼びながら、足や上体をくねらせる、そのような不思議なコマーシャルでした。
ネットで「天使のはね 妖精の翼 動画」で検索すると動画を見ることができます。

私の妻の実家は大阪です。大阪に行ったときの楽しみの一つは、テレビで、関東では見られないコマーシャルを見ることです。
そのうち最も印象的なものが「ピアノ売ってちょうだい」のタケモトピアノですね。俳優の財津一郎氏が「ピアノ売ってちょうだい、電話してちょうだい」と歌うコマーシャルです。
ずいぶん昔から見た記憶がありますが、いまだに続いているのでしょうか。

一時期、「夢中で遊んでいる子供たちが、『ピアノ売ってちょうだい』のコマーシャルが始まると一斉にテレビの方を見る」という噂が立ちました。実際、関東のテレビ番組でもそのことを実証していたことがあります。
ネットでも、泣く子を一発でのような動画を見ることができます。「泣いている赤ん坊が、このコマーシャルが始まると急に泣き止んでテレビを見る」ということのようです。

タケモトピアノはごく最近のテレビクイズ番組でも話題にしていました。「関西で『○○を買いたい』というコマーシャルが見られるが、何を買いたいのか」といったクイズだったと思います。私はすぐに「ピアノかな?」と思いつきましたが、はたしてその通りでした。
クイズ番組の解説によると、タケモトピアノは各家庭から古いピアノを買い取り、再調整を行った後、そのピアノを全世界に売りさばいているのだそうです。日本の家庭で不要になったピアノが、そのようにして世界の音楽普及に寄与しているのですね。

私の家でも、使わなくなったアップライトピアノを、引っ越しのタイミングで買い取ってもらいました。そのピアノも、再調整の上で東南アジアあたりに買い取られていったのだろうか、と想像したものです。

そのわが家にも、その後電子ピアノが再登場しました。
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