弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

インクジェット複合機を購入

2006-12-10 18:04:17 | サイエンス・パソコン
わが家のプリンターは、A4白黒レーザーとA3カラーインクジェットの2台体制です。年賀状の裏書きと表書きについては、インクジェットプリンターを使っています。
年賀状の準備を始めたところ、突然インクジェットプリンターの給紙がうまくいかなくなりました。ときどきうまくいくので、だましだまし使っていますが、大事なときに止まってしまったら大変です。
そこで、急遽新しいプリンターを購入することにしました。

家族からの要望で、次回購入するときにはコピー機能と両面印刷機能を備えたものにしてほしいと言われていました。そこでこの際A3はあきらめ、A4のインクジェット複合機の選定に取りかかりました。
DOS/Vマガジン12月号に、プリンタの性能比較記事が載っていました。インクジェットプリンタについて、エプソン、キャノン、HPの3社の製品の性能比較です。
両面印刷機能を有するインクジェット複合機ということで、エプソンはPM-A920(実売38000円前後)、HPはC6175(実売29820円)を候補に挙げました。
わが家では有線LANでネットワークプリンタとして使用します。ところがエプソン製品はLANが標準で付いていません。有線LANアダプタと両面印刷アダプタを合わせると、15000円程度のアップとなります。
HP製品は、両面アダプタ、有線LANはおろか無線LANまで標準で付いています。さらに、コピーのADF(自動原稿フィーダー)まで付いているのです。私にとって不要なFAXまで標準で付いています。

DOS/Vマガジンには「最高峰モデル比べ」ということで、各社とも上記機種よりも上位の製品について性能比較がされています。エプソンは写真の画質修正機能が優れている反面、コピー品質がやや劣るようです。HPについては可もなく不可もなく、といった評価でした。
であれば、必要な機能を揃えたところで値段は圧倒的に安い、ADFまで付いている、ということで、今回はHPのC6175を購入することとしました。
 
    全体              裏面の両面ユニット
 
 フラットベッドコピー       給紙カセット

HP直販で購入決済した2日後には製品が到着しました。
しかし、こんな複雑な精密機械が3万円弱で買えるのですか。これには正直驚きました。
プリンター販売のビジネスモデルは、「本体を安く売ってインクカートリッジで儲ける」とは聞いていましたが、それにしても本体をここまで安くしますか。

附属の両面ユニットを裏面に装着し(右上写真)、自動で両面印刷が可能となります。実際にやってみたところ、片面印刷後にちょっと休憩し、その後反対面の印刷に入ります。インクを乾燥する時間みたいです。

コピーは、左上写真に見えるADFと、左下写真に見えるフラットベッドのいずれからも可能です。

左下写真の給紙カセットは、A4が入るメイントレーのすぐ上にフォトトレーがあります。写真で空色に見える部分です。どちらのトレーを使うかは、自動判別してくれるらしいです。

それにしても機構が複雑そうです。これから長期間にわたって故障なく働いてくれるのかどうか、その点がやや気になりますが、使ってみましょう。

不満な点はあります。取扱説明書がわかりづらいです。まあ、マニュアルというのはわかりづらいのが相場ですが、それにしてもここまでわかりづらいマニュアルに出逢ったのは久しぶりです。

後から気付いたのですが、キャノンにもMP830という比較対象機種があったのですね。DOS/Vマガジンに載っていなかったので購入前には気付きませんでした。こちらはLAN機能なし(ADF、両面印刷、FAXは標準装備)で実売4万円強ですから、HPよりはやはり高めにはなります。
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