弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

パソコンCPUの進歩

2006-11-04 19:16:47 | サイエンス・パソコン
現在自宅で使っているパソコンは、7年ほど前に私が開業する際に購入したもので、CPUにペンティアム3を使っています。それもソケット型ではなくペンティアム2と同様のスロット型です。購入時には550MHzでしたが、その後CPUのみ換装して1GHzとし、現在に至っています。

現在まで使っていて、スピードについてはそれほどのストレスは感じないのですが、ハードディスクが12GB(120GBではない!)で満杯に近く使っています。
2年ほど前から、CPU、マザーボード、ハードディスク、メモリーの主要部品を入れ替えてしまおうと画策していました。
1年前には本気になって部品の通販発注までかけたのですが、急遽取りやめました。というのは、当時のペンティアム4はprescotで、ものすごい発熱量だったからです。放熱のため、ケースのCPU直上にファンを配置する必要があるということでした。こんなに発熱させて処理スピードを稼ぐなと、CPU設計思想として邪道です。

インテルとAMDがCPUの覇権争いを繰り広げる歴史の中で、インテルは常に低発熱でした。私はペンティアム200MHzの自作パソコンのスピードアップを目的として、AMD K6-3(400MHz)に載せ替えたことがありますが、高発熱で冷却に苦労しました。インテルに追いつくため、AMDが苦労して発熱させることでやっとスピードを稼いでいるのだろうと想像していました。

それが去年あたりは逆転し、インテルがAMDに追いつくために発熱タイプに走ったというわけです。それではAMDならいいかというと、インテルよりは低発熱ですがそれでも結構な発熱量です。
私はインテルが低発熱の高速CPUを出すまではCPUを購入すまいと決めたのです。

その後ぼんやりしているうちに、インテルはCore 2 Duoという新しいCPUを発売していたのですね。8月に発売されていたというのに最近まで気付きませんでした。
ペンティアムDよりもずっと低発熱でかつずっと高性能だということです。待った甲斐がありました。

ところが、発売から2ヶ月も経過しているためか、店頭に並んでいるパソコン雑誌にはCore 2 DuoとペンティアムDとの比較記事が見あたりません。Core 2 Duoのうち、どのグレードを選んだらお買い得かがよくわかりません。
そうこうするうちに、DOS/V magazine 12月号で「Core 2 Duo 完全図解」が特集されており、さっそく購入しました。各種ベンチマーク、消費電力評価で、Core 2 Duo各種とPentium Dとの対比を行っています。確かにPentium Dと比較して速くそして低消費電力になっているのですね。

数年前には、「3万円を切ったグレードを選ぶといい」という法則がありました。発売時に高値だったものが、急速に低価格化するが、3万円まで下がるとそれ以降はあまり下がらない、という実績に基づきます。今もその法則が成り立っているかどうかわかりませんが、実売2万円台の中から選ぶつもりにしていました。
ただし、現時点で2万円台というとL2キャッシュ2MBですね。L2 4MBのE6600はまだ4万円です。

ところが、購入した雑誌では、コストパフォーマンス良好タイプとしてE6600を挙げています。
もうちょっと様子を見ましょうかね。

マザーは昔からASUSを選んでいるので、今回もそうなりそうです。
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