弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

W杯オランダ対ブラジル

2010-07-03 15:09:11 | サッカー
試合開始直後から、双方の選手は興奮していました。最初から一触即発という感じです。何であそこまで興奮しているのか。双方とも「実質的決勝」のつもりで、入れ込んでいたのでしょう。

前半10分のブラジルの先取点、鮮やかでしたね。あんなコンビネーションで、絶妙の飛び出しに絶妙の縦パス。シュートも見事でした。
前半はそのゴールを含め、完全にブラジルが支配していました。不安は感じられませんでした。ただし、前半で1点しか取れなかったということが不安材料で、結局はそれが的中してしまうのですが。
カカーのゴール隅へ向かうシュートをオランダGKがダイビングセーブした、あのプレーも試合を決めたかもしれません。

そして後半が始まると、何だか様子が変わっています。オランダの動きが活発です。それは、ブラジルのオウンゴールで1-1同点となってからさらに明らかとなりました。
あのゴールシーン、私はドイツW杯日本対オーストラリア戦の日本得点がダブりました。キーパーと交錯したのが自軍選手か相手選手かの違いがありましたが。湯浅健二氏はアトランタオリンピックの日本対ブラジル戦を想起したようです。確かに、ブラジルのキーパーと自軍ディフェンスが交錯したのが原因で失点、というところでは似ていますね。ブラジルが敗戦したところも一致しています。

その後、ブラジルの堅守速攻の優位は完全に消え去りました。そしてオランダの2点目。ニアに打ったコーナーキックを頭でかすり、そのボールをダイレクトヘディングで見事にゴール、技ありですね。

さらに悪いことに、ブラジル選手が交錯したオランダ選手の腿をスパイクで踏みつけ、一発退場です。西村主審はよく見ていましたね。迷わずにレッドカードを掲げました。相手選手の腿を踏みつけたのは故意であるように見えました。
ブラジル選手は完全に自分を見失っていました。終わってみれば、ブラジルは良いところなく完敗、という印象です。前半戦のあのエクセレントなプレーはどうしてしまったのでしょうか。

それともう一つ、オランダは、対日本戦ではもたもたと戦い、1-0で辛勝しました。あのオランダと、ブラジル相手に逆転勝利を収めたオランダは、本当に同じオランダなのでしょうか。

対ブラジル戦でオランダ選手は、最初から最後まで、相手選手に対してもさらには西村主審に対してまでも目を剥き、睨み付ける形相でした。ブラジル選手も同様です。テレビカメラはアップでその形相を映し出していました。本当に激しい戦いでした。
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