テレビのタモリ倶楽部で、9月14日に"電子顕微鏡で見たホラーの世界"的な特集をやっていました。個人所有の電子顕微鏡(走査型電顕)を中学の先生が借り、様々な動植物のミクロ映像を撮影してホラーに見立てたというものです。
そうしたら9月18日の日経新聞朝刊最終ページに、こちらは「退職金で400万円の電子顕微鏡(走査型電顕)を購入してしまった」という元技術者の方のエッセイが載っていました。
日立製作所で電子顕微鏡の応用研究に携わったことのある方で、定年退職した後、旧知のベンチャー企業の社長から新しい電子顕微鏡を開発したので意見を聞きたいと連絡を受け、見に行ったら「事務机の上に置ける小ささで、値段は従来の1/10の400万円」ということで、ご自分が退職金で1号機を購入してしまったのです。
ご本人である永田文男氏のサイトで、映像を見ることができます。
その小型電顕を開発したという会社が、この株式会社テクネックス工房のようです。
電子顕微鏡には、透過型電子顕微鏡(TEM)と走査型電子顕微鏡(SEM)とがあり、さまざまな物体のミクロな外観を観察するのに適しているのが走査型電顕です。走査型電顕は、透過型電顕に比べれば小型であるとはいえ、それでも部屋を専有する大きさであり、個人が買える値段ではないというのが常識です。
それが、退職金レベルであれば個人でも買える値段になったということですね。
そうしたら9月18日の日経新聞朝刊最終ページに、こちらは「退職金で400万円の電子顕微鏡(走査型電顕)を購入してしまった」という元技術者の方のエッセイが載っていました。
日立製作所で電子顕微鏡の応用研究に携わったことのある方で、定年退職した後、旧知のベンチャー企業の社長から新しい電子顕微鏡を開発したので意見を聞きたいと連絡を受け、見に行ったら「事務机の上に置ける小ささで、値段は従来の1/10の400万円」ということで、ご自分が退職金で1号機を購入してしまったのです。
ご本人である永田文男氏のサイトで、映像を見ることができます。
その小型電顕を開発したという会社が、この株式会社テクネックス工房のようです。
電子顕微鏡には、透過型電子顕微鏡(TEM)と走査型電子顕微鏡(SEM)とがあり、さまざまな物体のミクロな外観を観察するのに適しているのが走査型電顕です。走査型電顕は、透過型電顕に比べれば小型であるとはいえ、それでも部屋を専有する大きさであり、個人が買える値段ではないというのが常識です。
それが、退職金レベルであれば個人でも買える値段になったということですね。