猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

白血病の猫さん

2010年07月31日 | Weblog
この子に残された時間はもうあまりないのかも知れません。

今年の春にある公園で出会いました。

捨て猫さんの風太です。

大きな公園なので此処に住み着いている猫さんは沢山いて

その子と出会ったエリアには7・8頭の野良さんが住み着いています。

なんだかとても風太が気になって何度か会いに行く程気になっていました。

せめて手術だけでもと、去勢手術に連れて行った時に

血液検査をしてもらったら白血病だったのです。

白血病では我が家で保護できません。

我が家に連れてきたとしてもスペースが無いのでケージ暮らしになるのは必須です。

ケージ暮らしに何の楽しみがあるのでしょうか。

里親さんが見つからない場合、一生を籠の鳥の様に過ごさなければならないのです。

そんな事出来ません。

白血病だと知る数日前に、この子を保護したら里親さんが見つかるまで

預かってくれませんか?と声を掛けた人がいます。

その方も捨てられたこの子に会いに何度か公園に来ていた方で

猫さんがいないお家なのです。

いろいろ話し合い、白血病の事を承知で引き受けてくれました。

今、風太は白血病を発症してしまっていて眼も見えていません。

眼が見えていない事と白血病は関係ないと思いますが、闇の中で生きている

風太の身体が日に日にしぼんでいくのは辛すぎます。

そんな風太を一日中看ながら、風太が何を求めて鳴いているのか、

お腹が空いたのか、トイレに行きたいのか、さみしいから側にいてほしいのか、

声を掛け、唄を歌い、マッサージをし、ご飯を食べさせ・・・・

世話にかかりきりで、自宅での仕事にも支障が出ている様なので

昼間は私の仕事場に連れてきています。

先週末に4匹の子猫さん達を我が家に移動させてますので、昼間ゆっくり風太の

事を見てあげれます。

スプーン1杯の量を食べるのがやっとでとても風太の身体を維持出来る量では

なく、、、仕方なく強制給飼しています。

病院での体重測定では日々減っていてこのまま減り続ければ、

この夏は持たないかも知れません。

神様がいたら・・・生きる力を風太に少しだけ下さい。。。