猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

やさしさからの悲劇

2009年04月06日 | Weblog
多頭飼育崩壊も困りものですが、多頭餌やりも困りものです。


Nさんは何年位の間、猫ちゃんに餌をあげつづけているか分からないのですが、今日はNさん依頼で不妊手術の為の猫を確認する為、餌やり場所までついて行きました。Nさんの餌やり場所は数カ所あり、何ヵ所かは知っているのですが、今日の場所には少々驚きました。
同じ柄サバトラ系の猫ちゃん達多数、多分兄弟猫&親&その又兄弟といった感じでしょうか。とても血が濃いような気がしました。
そしてまた違う場所でも絶句。そこも黒猫一家多数!てなわけです・・。


初めは1匹のかわいそうな猫から始まった餌やり。
子供が生まれ・・また生まれ・・子供のこどもがまた生まれ・・
転車のカゴいっぱいに猫缶とドライフードと水を詰め込み、どこからともなく湧いてくる猫達にご飯を振舞っている訳です。
これはとても困ったものです。餌やりさん自身事の重大さに気がついているのでしょうか。
お腹の大きい猫が2匹いるという連絡でしたので確認すると、かなり大きい。もっと早く連絡してよ~。
そのほかにもメス猫多数。ほっておけばあっという間にまた増える。


猫がお腹をすかせて可哀想だから餌をあげる。命あるものにほどこしを・・
間違っているとは思いません。しかし、Nさんがその猫達を増えないように管理していなかった為、可哀想な猫を増やしているのは事実です。
いったい何十匹の猫に餌やりしているのか。費用だってかなりかかっているはずです。子猫が生まれれば、また餌代が増えます。不妊手術をすればその時は少々お金もかかりますが、この先々の事を考えれば、餌代&手間&不幸な命はそこでストップ出来るのです。


そして困った事に、その猫達は警戒心が強くNさんもさわれないからキャリーに入れる事は無理そうだし、猫がたくさんいる為、捕獲器をしかけても違う子がはいってしまう可能性大。 なんとかしなくては。。先日の公園猫も捕獲できてないし。
あせってます。かなり。