知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

Agatha という名前

2024年09月21日 | 英語
 
いつもベストセラーのリストで見かけるSally Rooney。
安くなっていたので読んでみることにしました。



サンプルを読み始めたら、こっちの方がページが進むのでこっちを先にしよう。

主人公Ian の兄の結婚相手には前夫との間に二人の子供がいて、娘の名前がAgatha 。

Agatha was as cloddish as her name - plain and thick, pastry-faced.

"cloddish" は「不器用な、ぎこちない、愚かな」という意味。

Agatha と言えば、もうAgatha Christie しか浮かばないんですが、こんなイメージがある名前なのか。
アメリカとイギリスでは違うのかもしれないけど。
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クリスティの誕生日にはクリスティを

2024年09月15日 | アガサ・クリスティ
 
ここ数日読んでいる本があまり進まないので、こういう時はちょっと読むのは休みにして、今日はドラマでも見よう。
と思ったんだけど、今日はアガサ・クリスティの誕生日だと聞いたら、やっぱりクリスティ読もう。

前回読んでからだいぶたっているのでまたかなり忘れていると思う
"Mrs McGinty's Dead" にしてみました。

"But at my age, one takes no risks," Poirot was wont to declare.

最初からこんな文章が出てきて、何となく「古い」という雰囲気。

be wont to do は「決まって~する、~するのが常である」という意味。

「私の年なら危険は避けよう」とポワロは決まって言う。

最初にこの表現を見た時は、"won't"  の間違いかと思った。


前にブログで紹介したのはモンゴメリの"Chronicles of Avonlea" からでした。
Spencervale people were wont to say regretfully that there were no Mayflowers in Spencervale.

スペンサーベールの人たちはいつもここにはMayflower がないのが残念だと言っていた。


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ミステリーと桜

2024年09月11日 | 英語
 
失踪した子供を見つけるミステリーなのかと思って読み始めたら、どうもいつものミステリーとはちょっと違った雰囲気。
今100ページくらいなので、まだまだ展開が読めません。

作者はイギリス人ですが、舞台はアメリカ。

"okame cherry" という名前の木が出てきました。
この"okame" って日本のあの「おかめ」?

Wikipedia によると、

イギリスの桜研究家であるコリングウッド・イングラムがカンヒザクラとマメザクラを交配して作出した。名前はおかめに由来する。
淡い紅色の一重咲き。花が下を向いているのが特徴である。早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろ。地域によるがソメイヨシノより早くに開花する。

ということで、やっぱり日本の「おかめ」からついた名前だったんですね。
でもイングラムさんがこの名前をつけた時に思い浮かべた顔は、日本人が思い浮かべるあの福笑いの「おかめ」だったんだろうか。

 





発音は「おかめ」ではなくて「おみ」みたいな感じ。
音からは絶対に「おかめ」だとは思わない。



 

こちらは京都のおかめ桜。

日本人と海外の人の持つ桜のイメージの違いが、このバックに流れる音楽に現れている気がする。
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ABC殺人事件 The ABC Murders

2024年09月06日 | アガサ・クリスティ
 


 

昨日に続き、またクリスティの1ドル本ですが、残念ながら"Crooked House" の方は文字化けしてます。






 
市の図書館の新刊コーナーに今度はこんな本が入りました。
もちろん、これも私が一番乗りで借りたはず。

いつも私のためにありがとうございます。←そういうわけじゃないって。



 
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ナイル殺人事件 Death on the Nile

2024年09月05日 | アガサ・クリスティ
 

 
クリスティの"A Caribbean Mystery"  が無料になったと思ったら、今度は"Death on the Nile" が無料ではないけど、1ドル本。




 
"And Then There Were None" も1ドル本ですが、これは無料版も出てたのになあ。


クリスティの本、古い作品から徐々に無料になっていくのかと思っていたんですが、このところ発行年と関係なく、無料になったり、1ドル本になったりしているようです。

全作品無料で読めるようになるんだろうか。

 
 
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1ドル本、クリックするなら午前中?

2024年09月03日 | 英語
今日はKindleの1ドル本、色々あります。


 
Kindleで本を読み始めてから、老後の楽しみにキングの本は、安くなっていたらとりあえず全部クリックしてますが、もうすでに老後に入ってしまったな。



 
こたつに入ってコーヒー飲みながら読んだらいいかな(何となくそんな気がする)。



 
舞台は日本の出島。


 
作者のGabrielle Zevin はベストセラーリストでいつも見かけるこの本を書いた人。

 
この目につく表紙がずっと気にはなっているんですが、いつになっても安くなる気配がないので、"Young Jane Young" を読み始めてみました。





 


 
"Silkworm" "Bad Monkey"、2冊とも午前中にチェックした時は1ドル本だったのに、どちらも定価に戻ってました。
1日限りの1ドル本?
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dinner とsupper

2024年09月02日 | 英語
疲れているときは新しい本を読み始めるのはちょっとエネルギーが必要です。
そんな時は読みなれた本からどれか選んでまた読みます。

 
「読み返したくなる本」のカテゴリーの二番目に紹介したモンゴメリの「青い城」

Kindle バージョン、たくさんありますねえ。
表紙を見比べるだけでも楽しい。


 
この日本語版はKindleunlimited の対象になってます。


小説に登場する"dinner" "supper" は時代、国によってけっこう違ってるのかなと感じることがあります。

1926年に発表されたカナダを舞台にした「青い城」の主人公、ヴァランシーの家ではこうでした。

Breakfast at eight, dinner at one, supper at six, year in and year out.
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天気が良ければ会いにゆきます、ドラマと原作

2024年08月29日 | 韓国語

Netflix で配信されている韓国ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」
とても地味なドラマでした。
最近展開が早くて、刺激的なドラマが多いので、このドラマはまるで時間が止まっているのかと思えるくらいゆっくりです。

原作があるということで、これはもしかすると原作はもっと面白いかもしれない。

 

韓国語で読みたいけど、絶対無理なので日本語で読んでみました。

原作もやっぱり地味で、静かなところは一緒ですが、けっこう印象は違いました。

それぞれに良さがあって、珍しく「原作と違う」という不満はありませんでした。

原作では美大を出て今は講師という設定を、ドラマでは、音大を出て今はチェロの講師に変えたところがいかにも映像にした時の効果を狙ったかという気がします。

ドラマではチェロを弾いてと頼まれて、今は楽器を持って来てないからと代わりにピアノを弾くというシーンがあるんですが、ピアノを弾くヒロインて、絵になるんだろうなあ。

ドラマでは、無口なウンソプは何があっても、淡々とコーヒーを淹れていたりするけど、原作では自分の気持ちをグッドナイト書房の非公開日誌に綴っているので、読者は彼の本音が聞けます。
それが、可愛いんですよ。

ドラマでウンソプを演じるソ・ガンジュンは原作の非公開日誌の部分を全て表情だけで伝えているわけだから、すごいよ!


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たまには21世紀の本を

2024年08月26日 | 英語

最近読んだ本が全部1950年前後のものだったので、久しぶりに21世紀の本も読んでみようと、積読本の中からこれを選んでみました。

舞台はカリブ海を航行するクルーズ船。
多分この先、豪華クルーズ船の旅なんていうのは縁がないと思うので、コージーミステリーで疑似体験させてもらいました。

コージーミステリーは何と言っても英語が読みやすい!のが魅力。


豪華クルーズ船にはこんな設備があるそうです。

According to the brochure, the S.V. Adventurous Spirit had more than a dozen restaurants, a plethora of bars and lounges, six pools, a theater, a basketball court, a gym, a spa, onboard shopping, and more activities than you could shake a stick at.

"more than you can shake a stick at" は何かの数がとても多いという意味。

このstick は武器としての棒という説明もあったんですが、いまいち語源ははっきりしていないようです。


 
同じ作家のKat Voyzey Mysteries シリーズ の1冊目も積読になっていました。
また、古い作家が続いた後に読むのにいいかも。

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カリブ海の秘密から復讐の女神へ

2024年08月23日 | アガサ・クリスティ
 
「ポケットにライ麦を」は原作を読んですぐ後にBBCのドラマを見たけど、これは逆で、少し前にドラマの方の「カリブ海の秘密」を見たばかりでした。
ドラマでMr. Rafielを演じたドナルド・プレザンスが印象的だったので、本を読んでいると彼の顔が浮かんじゃうんですよね。



 

今回読んで気がついたんですが、「カリブ海の秘密」のチャプター24 のタイトルが"Nemesis" でした。
それが7年後に出版された「復讐の女神」の原題"Nemesis" に繋がっていたんですね。
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やっとCornwall 登場 カリブ海の秘密

2024年08月20日 | アガサ・クリスティ
 
Cornwall の景色が綺麗というコメントに惹かれて読み始めたんですが、三世代の家族の話で舞台も色々変わるので、なかなか出てこない。
けっこう長い本で、300ページあたりでやっと登場しました。


The Shell Seekers | English Full Movie | Drama  

1989年にドラマ化されていました。
中年女性が主人公なら、演じるのはもちろんアンジェラ・ランズベリー。

主人公のPenelope は自分の家に conservatory (温室/サンルーム)を作ってしまうくらいなので花の名前が色々出てきて、また画像検索が忙しかった。



 
あれっ、クリスティの"A Caribbean Mystery" が無料になっている。
1964年出版の本なので、まだ無料にはならないはずだけどなあ。
また文字化けしてるのかな。
でも無料ならもちろんダウンロードしておこう。
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イギリスとイチイの木

2024年08月16日 | アガサ・クリスティ
 
今回は本を読んだ後に、BBCのドラマも続けて見てみました。

ジョーン・ヒクソン版のミス・マープルシリーズは原作にかなり忠実に作ってありますが、もちろん時間の制約もあるし、原作通りというわけにはいきません。

でも登場人物を減らしたり、都合よく登場人物の一人が、ヒントをくれたりと、うまく変えてあるんですよ。
それから原作では伝えきれない人物の雰囲気が映像だと強烈に印象に残ります。

殺人事件の舞台になる"yew tree lodge" (いちい荘)の主、レックス・フォーテスキューの「嫌な奴」ぶりは、したたり落ちそうなマーマレードを塗ったトーストを食べる様子で見事に描かれていました。

だいたいいつも「原作と違う!」と文句を言う私ですが、このミス・マープルシリーズは、原作、ドラマ、甲乙つけがたい。

大好きな児童書「トムは真夜中の庭で」 にも何度も出てきた、yew tree イチイ。
この「ポケットにライ麦を」でもミステリーの舞台だけでなく重要な小道具になっています。



BBCのドラマでは、最初にこのイチイの木が映し出されるので、こういうところも映像ならではでしょうね。


 
日本語版の表紙はまさにこのイチイでした。


イチイって、なんだかすごくイギリスっぽい。
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毎日お世話になっています、ショートカットキー

2024年08月12日 | 英語
 
毎日せっせとExcell ファイルに気になる単語や表現をメモしていますが、後から後から出てくるもんですよね。

like a small river creature dreamily estivating the summer away in cool mud.

hibernate 冬眠する はよく聞くけど、 estivate 夏眠する ということばもあったのか。

でもこれも estivation 夏眠 という名詞はすでに入力済だった。




今、左手の小指に絆創膏を貼っていて、キーボードの入力がやりにくい。
時々小指にマメができるのは、たぶん「コントロールキー」の使い過ぎじゃないだろうかと思います。

Ctrl + C  コピー
Ctrl + V 貼り付け
Ctrl + F 検索
Ctrl + D すぐ上の行のデータをコピー

Excell ファイルの入力で一番使うのがこの4種類のショートカット。
マメができるって、どれだけ入力してるんでしょうね。





今日は人気のSFが1ドル本になっています。

 


 

 
 



 


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次に読み返すクリスティは

2024年08月08日 | アガサ・クリスティ

明日図書館に返却するので、最後にもう一度ぱらぱらっと。

これまでクリスティの本を読むときは、初期の作品、晩年の作品、くらいは意識してたかもしれないけど、こんなに時の流れが反映されていたとは思わなかった。

作品にまつわる裏話も楽しい。
例えば「茶色の服を着た男」は世界一周旅行のリーダーから「自分を犯人にした小説を書いてくれ」としつこく頼まれたとか。


 
少し前に読んだクリスティの伝記にはそういう裏話はあまり出てこなかった気がする。


 
 
クリステの作品で多分一番読み返した"The Man in the Brown Suit"ですが、こんなことを書いてると、また読みたくなってくる。



 
でも、図書館から借りたペーパーバック、眼鏡のおかげで何とか読めたので、次に読むとしたら、手持ちのクリスティのペーパーバックからこれかな。
「ポケットにライ麦を」。

クリスティファンになってからは、本格物、冒険もの、探偵小説以外の作品、と色々あると知ったけど、「マザーグース」をモチーフにしたこの「ポケットにライ麦」を読んだ時は、そうか!これがクリスティなんだ!と思ったような気がする。

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お兄ちゃんの冒険

2024年08月06日 | 英語
 
二組の兄と妹。
4人の冒険のはずだけど、最後は妹は留守番、活躍するのはお兄ちゃんというのがちょっと残念。




 
こちらの主人公は二人の少年。

1944年出版の"The Island of Adventure" と2012年出版の"Aristotle and Dante Discover the Secrets of the Universe"


70年たてば児童書の世界も変わりますよね。




 
寄り道してますが、まだあきらめずにこれも読んでいます。
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