私は息子の前では完璧な親ではないことを見せているのですが、これまで最もみっともなかったのが、息子が小四の夏休みの話です。
私は夏休みの親子清掃に行くのを夏休み前から渋っていました。
私は掃除が本当にキライなので、親子清掃に行きたくなかったのです。
それで親子清掃のある８月２０日までの間、たびたび「親子清掃嫌やああああああ。行きたくないいいいいいいい」とごねておりました。
そうやって私がごねると、息子は「お母さん、俺も家庭学習嫌やけどやってるやろ？」と諭されていたのです。
小四とは思えない大人な発言で、頭が下がります。
親子清掃当日、帰宅してから息子から「よく頑張りました」と言われたので、どっちが親か子かわからない有様でした。
親は完璧である必要はないと思っています。
大人だって嫌なことはあるものですし、面倒だからやりたくないことだってあります。それをそのまま見せていいと思っています。
手前勝手な理屈だとは思うのですが、親が完璧でなければ、子供自身「完璧でなければならない（許されない）」という考えを持たずにすむと思うのです。
枠が少ない方が人生は楽です。
大人になるにつれ、否が応でもいろいろな枠を体験していくのですから、出来るだけ枠の少ない状態にしておいてあげたいと思っています。
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