腹にも当然肉というか、のびきった皮がついている。
ただ、この皮、触るとやたら気持ちいいんである。
むにむにほわほわーん♪とつまんだり、伸ばしたりして楽しんでいたら、夫に
「おなかの皮触ると、戻らなくなるよ」
と言われてびっくり(滝汗)。
ピタリと手が止まった。
しかし、やっぱり触りたいので、つまむのはやめて、最近は撫で回すという方法に変えた。
でも、つまみたい・・・むにょーんて伸ばしたい・・・・。
オバサンなおなかになると困るので、必死に耐えている今日この頃ですw
白蓮が産まれてから5日目の9月8日。
羊水を飲んでしまって小児科にいた白蓮にミルクをあげに行ったときのことだった。
顔を覗き込んだ私は気づいた。
瞳が白い。
私の夫と実母は先天性白内障を持っている。そして、私は白内障の手術をしている。
夫と実母のは、見えるタイプだし、進行してないので見えるしこの先の心配もほとんどない。
しかし、私は新生児の時になっていて、瞳が全部白濁していたらしく、水晶体の摘出手術を受けて、弱視になりながらも、日常生活には支障のない目にしてもらえた。
白内障が遺伝するかどうかは不明らしく、遺伝とはハッキリ言えないのだが、実母がそうなので、私も要素を持っていただろうし、併発性の白内障になって手術はしたが、それがなくても、先天性のは持っていた可能性がある。
そして、夫も持っているわけだから、私は妊娠したときから、子供に目の異常が出るのではと思ってはいた。
だから、白蓮の瞳が白いのに気づいてもあまり動揺せずにすんだ。
私以外の人は、医師を含め、その時点では誰も気づいていなかった。
最初から、目を気にしていない限り、わかりにくい感じの濁り方だったので無理ないと思う。
入院中に小児科の先生と話す機会があり、そのときに白内障の話しをして、眼科の先生に診てもらえるよう手配をお願いした。
そして、診療の結果、やはり先天性白内障とのことで、生後2ヶ月になったら来なさいという話だった(私は自分の病室にいたので、このときは眼科の先生には会っていない)。
結果が出てから、両親と夫に話した。
実母は、私の目のことで大変な苦労をしているで、孫までと思い、とてもショックを受けていた。
私のほうは、37年も前に自分を見えるようにしてくれた先生がいたくらいだし、今は医療技術も格段にすすんでいるだろうから、きっと見えるようになる手段があると確信し、あまり不安は覚えていなかった。
白蓮は、現在生後50日くらいで、そろそろ見えているはずなのだが、ものが見えている目をしないので、やはり濁って見えてないのだと思う。
今日、眼科の先生に診てもらったのだが、今は先天性白内障はなるだけ早い段階で手術をするらしく、10月15日にしましょうという話になった。
手術のための検査を全て今日すませてしまい、次回は11月9日(ゆっくり診察するためと、私に何か質問があるなら答えるからと)、そして14日に入院して15日に手術という段取りである。
両目を同時に手術して、試用のためのコンタクトをつくり、着脱の練習を1週間行って、コンタクトの扱いができるようになったのを確認してからの退院となるという話だった。
正直言って、私にコンタクトレンズを扱うことはできない。
自分がコンタクトをしていた頃ですらダメだったのだから(私が使っていたのはソフトレンズ。ソフトレンズがまともに使えないのに、ハードレンズなんてともてとても!)、小さい子供の目、そしてハードレンズなんてとうてい無理だし、自信がどうこうより先に、「レンズ何回無くなるかわからん」ってのもある。
幸い、夫が器用な人なので、夫に頼めるならたのみたいと相談する。
夫は快く引き受けてはくれたが、さて、病院に通って練習できるかどうか。
うまくいけば、1.0くらいの視力が出るかもしれないとのこと。
男の子なので、最低免許がとれる視力が私は欲しいのだ。
白蓮の目が見えるようになることを毎日祈っている。