これはお客様から公開許可をいただいた<寿印(すいん)カード>のリーディング結果です。
2つ並べておきました。
同じような始まり方をしますが、違うメッセージになっていく、その違いをご覧下さい。
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両手に溢れて落ちて流れていくものがあります。
それは過去からやって来て、未来へ流れていくもの。
あなたが沢山受け取ってきたもの。
それを還して行くのです。
円環の中で人は育ち、螺旋を描いて上へと昇り、やがて魂は天に至る。
あなたがこれまで大切にしてきた人がいるでしょう。
あなたが大好きな人がいるでしょう。
そういう人たちに、あなたが受け取ったものを還して行きましょう。
あるときには言葉で、あるときには行動で。
相手に伝わる手段を持って。
ひとつひとつ。出来るだけ多く。
感謝という月並みな言葉で片付けてもかまいません。
ありがとうと伝えるその一言が、相手のこれからにどんな楔を打ち込めるか、それは相手にだけ知ることが出来るのです。
あなたはただ、あなたを満たし、あなたを守ってくれていた優しい気持ちに、あなたから相手への感謝を乗せて還して行けばいいのです。
とりたてて大変なことは何もありません。
「いつもありがとう」「助かってます」「大好き」など、そういう何気ないように思われる一言が、相手の心に美しい花が咲く種を落せるのです。
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両手からあふれて零れて落ちていくものはなんでしょう。
それはあなたの愛ですか。あなたの欲望ですか。
悲しみですか。喜びですか。
それとも、叶わない慟哭ですか。
これまでの、これからの、あなたの持てるものの、その量は限られています。
人は何も持たずに産まれてきて、何も持たずに死んで行きます。
生きてきた証しは、遺された人々の胸に刻まれはするでしょう。
けれど、消え行くあなたが持っていけるものは何もないのです。
だからこそ、今持っているものは尊いのです。
愛おしいのです。
守られければならないのです。
溢れるほどの何かをあなたは持っていますか。
それがあるなら、余さず分け与えていって下さい。
あなたにとって足りないものは、何の心配もいりません。零れ落ちるほどに持っている誰かが、あなたに与えてくれるでしょう。
形のあるものも、無いものも、各々にとって持てる量が違うのです。
互いに分け合えば、多くを持つことができるでしょう。
あなたが零れ落ちるほどに持っているものを、持たない人へ渡しましょう。
そこに何のこだわりも理屈も言い訳も必要ありません。
もしあなたが、悲しみや憎しみを零れるほどに持ってしまったら、それを誰かと分け合って、共に泣いてもらいましょう。それでいいのです。なぜならあなたもまた、誰かの悲しみを、苦しみを、我が物として引き受け、辛い時期を過ごしたことがあっただろうからです。
人は一人で立っているようでいて、足元にある地球という愛が支えていてくれるのです。同じ大地の上に立っている私達は、望めば心を一つにして、喜んだり、悲しんだりできるのです。
辛いことを手放しましょう。
誰に助けを求めましょう。
嬉しいことを配りましょう。
誰かと一緒に笑いましょう。
あなたの喜びをもらった人は、それをもっと大きな喜びにしてあなたへ還してくれるでしょう。
あなたの悲しみを引き受けてくれた人は、それを小さくする努力を一緒にしてくれることでしょう。
恐がらなくていいのです。
目の前の誰もが、あなたと同じ人間なのです。
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