外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

稲穂祭

2012-10-23 21:41:02 | 大学野球
冷たい雨の降る、あいにくの天気でしたが、大隈講堂では、早慶戦の前夜祭「稲穂祭」が挙行されました。

例年どおり、第一部は早慶両校による応援合戦。
応援部と観衆が一体となった熱い応援が続きました。
講堂内はむせ返るような暑さとなり、私たち観衆も上着を脱いで、汗だくになって応援歌を歌い、チャンスパターン・メドレーに掛け声を送りました。


「人生劇場」も、定番の演目です。

私たちの時代の早稲田の飲み会では、お酒が回ってくる頃合いを見計らって、必ず誰かが「人生劇場」の口上を始めたものです。

早稲田の第二校歌とまで言われていた「人生劇場」を、今も応援部が大切に歌い継いでくれていることに、卒業生の1人として感謝の気持ちで一杯です。

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第二部は、野球部壮行会です。


岡村監督、佐々木主将、そして深田主務を先頭に、全ての四年生部員がユニフォーム姿で入場すると、大隈講堂の熱気も最高潮!

登壇した岡村監督と佐々木主将から、早慶戦必勝の決意表明がなされました。

特に岡村監督は「完膚なくまでに慶応に圧勝したい」と。

野球部がそこまで決意を固めているのですから、応援する側の一般学生と私たちファンも、一塁側内野席と右翼外野席を満員に埋めて、応援でも慶応に圧勝いたしましょう。

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壮行会が終了し、「紺碧」に送られて野球部員たちが退場する際、感極まって目を真っ赤にしている部員もいました。

野球部も、応援部も、四年生の彼らは、最も輝かしく、そして、最も切ない時間を過ごしているんですね。
彼らの気持ちを想像するだけで、私は胸が一杯になってしまいます。

グラウンドで、
ベンチで、
そして学生席で、

ガンバレ四年生!
慶応を圧倒しましょう!


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2 Comments

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稲穂祭 (京都のO)
2012-10-24 09:01:59
私も、応援部が準備したYOU-STREAMの動画でリアルタイムに拝見しておりました。
優勝の可能性はなくなったとしても、早慶戦は特別です。
野球部が一丸となって、野球部以外の卒業していく4年生のためにも、全国にいる早稲田OBのためにも、勝ち点を取って、有終の美を飾っていただきたいです!!!
稲穂祭 (寒椿)
2012-10-24 14:54:35
応援部の深山君は早実時代も人生劇場を披露したことがあるそうです。帽子も似合っていて上手でしたね。野球部壮行会では、歌詞がわからずに校歌を歌えない選手もいるなかで、ベンチ入り経験のない控えの選手達が晴れやかな顔で高らかに歌っているのが印象的でした。きっと受験生の時から「早稲田で野球がしたい」と頑張り、4年間練習してきたのでしょう。このような選手達が1人でも多く最後の早慶戦で神宮でのプレーを経験出来れば…と思いました。動画配信があるのは知っていましたが、リアルタイム配信だったのですね。開場前に雨の中並んでいる人が皆口々に「寒いので開場時間を早めてほしい」と言いながら(定刻開場)「今回は動画が見れるからいいや」と来ない人もいるだろう、と話していました。臨機応変にしてほしかったです。動画配信は来れない人のため賛成ですが、1日おいて、とかしないと駆けつけて激励する人が減って淋しくなるだろうな、と思いました。(寒くて疲れて会場のテンションがいまいちあがらず、慶應の応援指導部が戸惑っていました…。) パンフレットの慶應小山主将の挨拶には考えさせられるものがありました。(彼は小学校から慶應一筋で、応援には熱い思いがあります。)

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