アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ニオイバンマツリ - 雨

2021-05-05 18:04:29 | みんなの花図鑑

雨の中を長靴はいて散歩してきました。
歩数は 13,000歩。
雨に濡れた花をいろいろ撮りながら歩いたので、あまり運動にはなってないかも?



ニオイバンマツリは ナス科。
確かに 咲き始めはナスの花の色です。



ニオイバンマツリは「匂蕃茉莉」と書きます。
「匂」はいい匂いがするから。



「蕃茉莉」の「蕃」は外国からの。
「茉莉(まつり)」は「ジャスミン類」の意味(wiki)



「花は咲き始め濃い紫色で」(wiki)



次に薄い紫色、(同上)



最後は白色になる。(同上)

樹に咲く花 (53) エノキ、ムクノキ、ケヤキ

2021-05-05 10:21:02 | みんなの花図鑑
エノキ

エノキは アサ科エノキ属の落葉高木です。(かつては ニレ科に属してましたが)
エノキの花は雌雄異花です。それで目につくのは 雄花のほうです。



葉の下に房になって咲きます。



雄花といっても花弁は無く おしべだけがむき出しです。


それじゃ、雌花はどこにあるの?

雌花なんですが、ことしは撮り忘れました (ToT)
これは 昨年4月5日に撮った画像です。
雌花は 雄花より枝先に付きます。(←これが大切な点なんですが、木によって雌花は付くところが違います)



今年は 気が付いたら もうこんな果実になってました。



新緑の葉と果実です。
エノキの見分け方に 葉の鋸歯を見て 葉先半分だけ鋸歯になっていればエノキということです。



果実は 意外と果柄が長いですね




ムクノキ

ムクノキはアサ科という珍しい科の落葉高木です(ムクノキ属)。
でも 葉や花は エノキによく似ています。



ムクノキの樹形は特徴的です。木肌は ざらざらしていなくすらりと(ぬぅ~っと)立ち上がっています。
(へきなんたんトピア・エコパークにて)



あいにくこんなつぼみの状態しか撮れませんでした。(4月15日)



一応、昨年撮った ムクノキの雄花です(2020年4月27日、安祥城址公園にて)



同じ日に撮った同じ株の雌花です。やはり 枝先に付いています。




ケヤキ

ケヤキは ニレ科ケヤキ属の落葉高木です(wiki)。
ごちゃごちゃしていますが、大部分は雄花で、上のほうに 白くY字型に柱頭を開いているのが 雌花です。
(今年ではなく 去年の4月2日、柳川瀬公園(豊田市)で撮影)



今年はこのように果実になったものしか撮れませんでした(ToT)



ケヤキの葉はこんな葉です。
(2019年5月31日、愛知県緑化センターにて)