笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

新ルール

2009-04-19 22:56:06 | Weblog
 きょうは朝から帯広地区の審判講習会に参加してきた。4月から新しいルールが改正されるので、詳しい情報を知りたかった。新ルールのみならず、今まで自分が疑問に思っていたことや審判としての技量を高める上でもとても有意義だった。
 講習会では、ルールの改正のねらいを知ることができた。つまり、反則でたびたび試合が止まるよりも、プレーがスムーズに流れた方が選手も観ている人も気持ちがいいので、試合に直接影響のない反則はなるべく吹かないということのようである。具体的には「プレーに影響のないタッチネットの反則をとるのをやめて、ラリーが続くようにしましょう」ということと、「センターラインを超えて、足以外をついてしまっても反則をとりませんよ」という2点である。
 実際にモデルチームで実技を行ったが、それほど新ルールが摘要させそうな場面は多くないにしても、技量を高めていけないなと感じた。そのためにも、これを契機に審判についても学習を深めていかなければならないと感じた。

 きょうは夕方から、少年団の総会があった。今年度の事業や予算などが話し合われた。それに先だって、私の方から、指導の方針を説明させていただいた。
 「森を見て木を育てる」
 子どもの将来(森)を見据えながら、一人一人の選手(木)を育てます!という指導の理念や具体的に以下のようなことを中心に細かく説明をさせてもらった。
「子供のうちに聞かせておきたい、いい話をたくさん話します」
「子供のうちに体験させておきたい運動をたくさんします」
「子供のうちに教えておきたい体の使い方をたくさんします」などなど。

 その後の懇親会では、新しく入った子供の保護者の方と話をさせていただいた。ほとんどが私がどんな人間であるかという自己紹介的な内容だった。それでいいと思った。私に安心して子供を預けられるかどうかは、指導者がどんな人間かを分かる必要があると思う。その点では、少しは分かってもらえたかなと思う。
 後援会の方達とは、これからもいろいろな場面でコミュニケーションをとりながら、子供達が素敵な人生を歩んでくれるように一緒にかかわっていきたいと思う。日々努力。
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点、線、そして面へ

2009-04-18 22:03:58 | Weblog
 きょうは練習試合の誘いがあって、5チームによるゲームをさせてもらった。今のチームは、ゲームで成長していく部分があると思っている。場面場面での身のこなしなど、つなぎ、そして決定力をつけるなど、普段の練習では補えない実践練習が必要だと思っている。 先日の真鍋杯の後のポジショニングなどの修正練習を行ってきた成果を実践の中で試すことが大きなねらいだった。いくら練習してきたといえ、実践では感覚が違うのだろう、なかなか動けない場面などがあったし、今まで通りの動きになってしまっていた。ただし、終盤にようやく何かをつかみかけた子もいた。
 一人ひとりのプレーはよくなっている。それをつなぎ、最後に決めるというリズムができつつある。ところが、まだまだ点である。点が線になり、面になって一気にたたみかけるような試合ができるといいなと思う。
 子ども達には、しっかり反省ノートを書くこと。まずはていねいに、きれいに書くこと。結果だけを書くのではなく、自分の考えを入れること。
 それから、もっと自分をアピールすること。うるさいくらい、自分を出してほしいこと。 思い切りプレーすること。失敗して、どうすればいいかを学ぶこと。ミスをおそれて、かえって失敗している場合が多いので、どんどんミスをして、それを次に活かすことを話した。また、いつも私が言っていることをやること。目線のことや背中にアーチを作る、半身動作などが意識できていないことが多いので、それをぜひ実行することなどを話した。 少し変化が出てきた子ども達。もっと自信をつけて、今度の25日に開かれる釧路の大会では、大きな力を発揮してほしいと思う。日々努力。
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黙って見過ごさない

2009-04-15 22:20:31 | Weblog
  きょうの練習は、いつもよりも体育館に響き渡るほど大きな声で注意などをした。決して怒鳴ったわけではない。しかし、明らかに今までの私から発する大きさではなかった。子ども達にもっと動いてほしかった。動きがあまりにも小さい。身体の動作だけではない。いろいろな声、移動の際の行動などである。特に、ダッシュをしないとどんどん人に迷惑をかけるということがわかっていない。あまりにもマイペース過ぎる。それでは、一人ひとりがもっているいいものが出せずにいるのではないかと思うほど何もかもが遅い。なおかつ、人任せである。そして、捕れるボールを迷って、結局手も足も出せずにしまったという顔を見せている。できないわけではない。でもやろうとしない。思い切りがない。つい、私の小言が多くなり、苦言も多くなった。声も大きくなった。だからといって感情をぶつけたわけではない。いいプレーに対しては、たくさんほめた。

 練習後のミーティングで、コートの中でも外でも、励ましや気がついたこと、みんなのプレーに対して、声をすぐにかけようと話した。そのことが結局自分のプレーにも跳ね返ってくるし、同時に自分の迷いもなくなるのではないかと話した。とにかく、一つ一つのプレーをだまって見過ごさないようにしようということを強く言った。
 一人ひとりのバレーボール対する意識があまりにも低いと感じた練習だった。それは私自身にも問題がある。私ももっとアクティブに、メリハリをつけて動かないといけないと感じた。まだまだ未熟な指導者ゆえの未熟な指導の連続である。日々努力。
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バレーノート

2009-04-14 21:53:15 | Weblog
 今年度から5、6年生には、大会での反省を自分のバレーノートにつけさせることにした。今までは、日々の練習ファイルと一緒に観点ごとに反省をさせていた。今年度からは、自分のノートに書きたいことを思う存分書いてもらうのと私からのメッセージをたくさん書くことをねらいとしたバレーノートにした。特に、私からのメッセージはふだんの子ども達の様子がわからないのと個別に時間をかけて話すことができないので、少しでも私の思いなどを伝えたいという気持ちもあってそのようにした。
 先日の大会の反省をさっそくノートに書いて提出してもらった。すると一人ひとりの個性がノートに表れることがよくわかる。自分のよかったところや悪かったところ、他の人のよかったところ、これからの練習で直していくことを細かく書いている子。試合ごとにサーブ、アタック、ブロック、レシーブのことを書いている子。質問を書いている子。目標を書いている子。先生からとメッセージを書く欄をとっている子など様々である。
 それから、書いている内容やその子の字を見るとだいたいの性格などもよくわかる。
 今の中2の子達にも同じようにノートをつけさせたが、私のバレーに対する思いがつまっていたことや自分で気づかないところを書いてくれたということを言ってくれた子がいた。
 私と子どもとのコミュニケーションの手段として、バレーノートを大切にしていきたい。そして、バレーボールを通じて、私も子どもと一緒に成長していきたい。日々努力。
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笑顔で終わる

2009-04-13 22:31:10 | Weblog
 きょうは体育館に行くのが遅くなってしまった。そのため、私の方で短い時間の中でやることを限定して練習に取り組もうと思った。
 先日の大会で、ポジショニングが正確ではなかったのと約束ごとがあやふやだったので、ある程度はっきりと役割分担をして、動きをすっきりさせようとみんなで確認した。その上で、2人組から3人、4人、5人と人数を増やしていきながら、最終的にはチーム練習に移った。それから、レフトからの攻撃とそれの対応を繰り返し行った。まだ、人との間の微妙なボールはお互い譲り合うなどの場面は見られるが、やることがはっきりしているので、子どもも私も練習をやり終えた後は充実したものがあったと思う。
 それから、次の行動に移る時の行動が遅いので、常に意識をさせながら繰り返し行った。自然に身体が動くまで、時間がかかると思うが、習慣になるまでこちらも根気よく、粘り強く、かかわっていきたいと思う。
 やらなければならないことはたくさんある。今の状態では、上位チームとは苦戦を強いられるだろうと思う。それでも、日々の練習を子ども達と納得して終われるようにしていきたい。そして、笑顔で終われるようにしていきたい。大会が近づくと、どうしてもそれに照準を合わせるあまり、目先のことばかりに行ってしまう。子ども達が次の練習が待ち遠しいと思えるような練習や練習の終わり方を心がけたいと思う。日々努力。
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ポジショニング

2009-04-12 22:08:26 | Weblog
 きょうは真鍋杯の2日目。うちのチームは、参観日のため不参加だった。私は、疲れがたまっており、午前中家のことなどをゆっくりしながら、お昼頃大会会場に行った。すると、うちのチームの子2人に会った。参観日を終えてから家の人に送ってきてもらったようだ。こうして試合を見に来る子は、バレーが好きなんだと思うし、好きな子はどんどん伸びていくだろうし、うまくなっていくと思う。私は、少ししか試合を見ることができなかったが、2人にはボールを追いかけるのではなく、自分のポジションの人の動きを見るように言った。
 私もいろいろな子の動きを見ていたら、明らかにうちのチームの動きと違っていた。これでは、うまくいかないし、勝てないことがわかった。つまり、私がポジショニングを徹底して教えていなかったことに気づかされた。いくら予想して動くということを言っても、ポジショニングがしっかりしていなければ、バタバタと動くだけになってしまうと思われた。本当に基本的なことをしていなかったことを反省している。
 私の指導の未熟さが子どものプレーに表れているのだと思うと、そこから指導を見つめ直さなければならない。一歩一歩確実に子ども達と歩んでいきたい。日々努力。
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きびきびと動こう

2009-04-11 22:50:11 | Weblog
 きょうは真鍋杯だった。今まで練習してきたことがどれくらいできるか、他のチームがどれくらい伸びてきているかなどを確かめるいい機会だった。
 全体として感じたことは、全ての行動が次のことを予測してきびきびと動いていないということだった。ゲーム中のプレーはもちろん、コート外での行動もそうだった。
 ゲームの合間に、言葉をつなげようという話をした。例えば、私が集合と声をかけたら、それを聞いた子が他の子にその言葉をつなげ、それを聞いた子がさらにつなげて行動を早くするなど、いろいろな場面でそういう言葉をつなげようと話した。それが、プレーにもつながると思っている。
 ゲームでは、きらりと光るプレーが見られたが、それを打ち消すようなイージーミスも見られた。ゲームの流れには、ターニングポイントやリズムや波がある。それを引き寄せる力強さが今のチームには欠けている。相手の攻撃を崩して、チャンスボールをもらっても返すだけのアタックになって逆襲されるパターンがよく見られた。そのあたりは、まだまだ練習の中で力をつけていかなければならない。
 骨盤前傾の姿勢を意識したプレーや、目線も切ったり、慌てず、ゆっくりとためを作ってつなげているプレーもみられた。しかし、何もかもができたり、できなかったりである。いろいろなことが子ども達の脳の中でつながり、行動化するにはまだまだ時間がかかりそうである。
 きょうの最終試合で私の方で今までと違う対応をしてみた。試合前やタイムのときにいつもは、1+1は?と声をかけて、子ども達が「にー!」と答えている。コーチがたまには違う問題を出してみたらと言ってくれた。何かを変えられるかもしれないと思った。そこで、「6-4は?」「7+5は?」などいろいろな問題を出して、気持ちを切り替えさせた。これが、少しリラックスムードになってコートに入っていた。小手先のやり方かもしれない。しかし、笑顔でコートに送り出したかった。私自身もいろいろな方法で子ども達の気持ちを切り替えさせることも必要だと思った。いろいろなことを学べた大会だった。とにかく前へ、日々努力。
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4つの幸せ

2009-04-10 22:02:07 | Weblog
 明日は、真鍋杯である。大会の前日は、練習後に壮行会ということで後援会の方々に子ども達と私からの決意表明がある。それを受けて、後援会の代表の方から激励の言葉をもらう。以前は、大会当日の朝に行っていた。時間的なことなどもあり、昨年度からこの形式に変わってきた。
 私からのあいさつでは、今までいろいろなことを意識させて練習を積んできたことや試合の中できらりと光るプレーを見てほしいこと、それから試合後に親の方からミスを指摘するのではなく、よかったところをたくさん言ってあげてほしいので、試合の中では子ども達のいいプレーをたくさん探してほしいことなどを話した。
 私も練習中には、今のプレーは自信をもっていいよなどいいプレーのときにはうんとほめたり、認めるようにしている。それを後援会の方々も子どもを見る視点として浸透していってほしいと思っている。 
 先日、知的障害者の7割の方が働いているチョーク工場のことを取り上げている番組を見た。その中で、人間の究極の幸せには4つあるということだった。一つは、愛されること。2つめは、ほめられること。3つめは、人の役に立つこと。4つめは、人に必要とされること、だそうである。
 私は、子ども達とバレーボールができることを幸せに思っている。それは、上の4つのことがあるからなんだと思う。そして、子ども達の幸せのお手伝いをしたいと思っている。そのためにも子ども達をいっぱい愛して、いっぱいほめてあげたいと思う。そして、何かしら人の役に立てるような気づきをうながしたり、自分の存在を自分でも認められるような人になってほしいと思っている。
 明日は、笑顔で幸せいっぱいのバレーボールができれば、結果は絶対ついてくると信じてゲームをしたいと思う。日々努力。
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できることを確実にする

2009-04-09 23:20:23 | Weblog
 きょうは、11日の真鍋杯に向けて、サーブとレシーブを重点的に行った。サーブでは、自分の得意なサーブに磨きをかけることを中心に練習をさせた。どのサーブに磨きをかけたらいいのか迷っている子も見受けられた。「そのサーブでいいよ」と声をかけると、自信をもって打っている。試合では、どれだけ不安な要素を減らして自信をもって臨ませるかだと思っている。そのために練習することを伝えた。たあ、子ども達を見ていると自分の持ち味やよさが何かが分かっていようだ。自信をもてるような私の声かけがより必要になってくると思った。
 レシーブでは、半身動作を繰り返し行った。どういうことかというと、顔と両腕はネットに向けたまま戻る動作である。相手を見ながら相手から離れる動きである。しかも早く離れるために足はしっかり左右クロスさせて走ることである。なおかつ目線を切ることも加えてさせてみた。難しいと思われるが、この動きが定着すると格段にバレーがうまくなり、楽しくなると思われる。ただし、今までの動きを変えなければならないので、なかなか切り替えられずに苦労している子もいた。もう少し段階を踏ませることも必要だと思った。
 チーム練習では、できることを確実にすることを確認した。チームの攻撃の軸をしっかりして、自信をもって大会に臨もうということも確認して繰り返し練習をした。まずは、土台をしっかりしてから、いろいろと飾りをつけていくことのほうが今のチームには必要だと思った。焦らず、じっくり、こつこつと。日々努力。
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解決者への道

2009-04-08 22:27:33 | Weblog
 きょうは、始業式、入学式だった。新しい年度の始まりである。全校児童の前で自己紹介し、ようやく今の学校の一員となったように思う。明日から、子ども達との生活が始まる。新たな出会いを大切に自分の本分に精一杯力を傾けていきたいと思う。
 家に帰ると、今度の土日に開催される「第1回真鍋政義杯北海道小学生バレーボール大会」の事務連絡と大会組み合わせの入った封筒が届いていた。うちのチームは、大会2日目が参観日のため、1日目のみの参加になる。1日目は、4ブロックに分かれてのリーグ戦になる。うちのチームが入るブロックは4チームなので、3試合を戦うことになる。
 先日の合同練習のときに、子ども達にはゲームを行った感想や反省を書くように指示した。ある子が以下のような一文を書いてきた。

真鍋杯の目標
『確実に自分達は強くなっているし、相手も強くなっているけど、そんなの関係なく、みんなが「楽しかった、2日目は行けないけどいい試合だった」って思えるような試合にしたいです。』

 他の子ども達の書いている内容も自分の課題をしっかり把握していることを感じた。そして、一人ひとりは確実に成長していることを感じた。私は、日頃から「目先の一勝よりも、子ども達の一生を大切にしたい」と考えて、指導にあたっている。

草野塾頭がこのようなことを言っている。
「名伯楽とは、選手の限界を知って指導できる人のことです。限界値を上げてあげれる指導者のことで、結局、最高の効果を生み出すことができるのです。だから解説者じゃなくて解決者の道を歩むのです。選手が負けるのは全部自分のせいやと思える指導者になれ!」そんな指導者になれるよう、日々自分を鍛え、磨くことを怠らないように日々努力。
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