馬糞風リターンズ

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「男はつらいよ」と「釣りバカ日誌」 寅さんに浜ちゃんが出演???

2012年06月20日 | 映画


「釣りバカ日誌」第1作は、「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」(第40作)と同時上映されたそうです。
「男はつらいよ」はその後48作と特別編で終了しました。一方「釣りバカ日誌」は第22作「釣りバカ日誌20 ファイナル」をもって完結しました。
 その間、ある時期両作品は併映興行されお盆とお正月映画を飾りました。「男はつらいよ 寅次郎の縁談」(題48作)は「釣りバカ日誌 佐々木課長のユーウツの巻」(第6作)と併映されました。
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 この「寅次郎の縁談」に釣りバカの浜ちゃん(西田敏行)が出演していると聞いたので、本当かなぁ、と思い早速DVDを再生してみました。
「寅次郎の・・」のロケ地が香川県の高見島(塩飽諸島)ですから、設定として瀬戸内の小島で寅さんと浜ちゃんが遭遇するのだろうと、それらしき場面を早送りで探しながら見ていましたが一向にそれらしき登場人物は出てきません。
併映されたのを出演したとの勘違いではと思いながらDVDを観ていると、例によって寅さんの恋も決着し、柴又の団子屋に場面が変わり団子屋の前を釣り支度の装いの浜ちゃん(西田敏行)通りかかり、おいちゃんとおばちゃんと2、3言言葉を交わしました。時間にして7秒で注意して観ていないときっと気付かずに見過ごしてしまうと思います。
もう一度、スロー再生で見ると間違いなく西田敏行でした。
この「寅次郎の・・・・」の出演者を見直しましたが「西田敏行」の名前は在りませんでした。ネットなどには西田敏行が友情出演などとしたものがありますが、映画本編にはそのようなことは一切ありません。どうも製作者の「お遊び」のようです。

 ヒッチコックが自分の制作した映画に必ず1カット、自身が写るようにしたことは有名ですが、その種の「お遊び」は結構あるようです。
興行界ではこのような手法を「スター・システム」と言うそうで幾つかの手法があるそうです。
因みに「新・刑事コロンボ 華麗なる罠」では、犯人のアリバイ工作のためポーカーをしますが、そのメンバーが往年のアメリカTVの人気者たちが顔を揃えています。 「奥さまは魔女」のダーリン!役ディック・サージェントがかなりの老人になっているのに驚きました 

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