赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

SEALDs脅迫報道の真意  current topics(112) 

2015-09-29 10:06:09 | 政治見解
朝日新聞が、SEALDsの奥田氏に殺害をほのめかす脅迫状が送られていたと報じていました。
暴力による脅しや、暴力による支配は、国家間だけでなく、個人レベルでも決して許されることではありません。

しかし、朝日新聞の記事から漂ってくるものに異質の匂いが混じっています。
「脅迫や迫害をされたから、自分たちは正しいのだ」という自己正当化の思いです。

この記事を読んですぐに思い出したことは、
慰安婦問題のきっかけの記事を書いた元朝日新聞記者の植村氏が勤務する大学が脅迫された時のことです。
その時、植村氏を過剰に弁護し、正当化しようとするメディアや知識人が登場してきたことです。

さらに遡ると、テロ行為を働いたオウム真理教が、自分たちが攻撃されているとして事件をでっち上げ、
自分たちの行動を正当化しようとしたことがありました。

それぞれの事件を同一視するつもりはありませんが、
自分たちは迫害されているから正しいとする自己正当化は、物事の本質を隠す卑怯な方法であると思います。




※情報筋から当ブログに寄せられたニュースの要点をお伝えしています。


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