赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

current topics(98) マスコミのご都合主義

2015-09-07 00:00:00 | 政治見解
愛知県で新聞配達中の男性がクロスボウ(洋弓銃)の矢で重症を負う事件がありました。

9月3日に元同僚の男が殺人未遂の疑いで逮捕されましたが、殆どのマスコミは犯人と被害者の勤務先を報道していません。唯一、中日新聞だけが被害者を「中日新聞販売店の配達員の男性」と報じただけです。

マスコミが事件を報道するときは軽微な事件であっても勤務先を公表することが多いのですが、今回の事件は同業者ということで、公表を控えています。

その辺りの事情を業界関係者に話しを聞いてみました。


・マスコミ各社は身内の事件や問題については、

 お互いにかばい合い、小さな記事で済ませたり、場合によっては報道しません。

・はっきりとした申し合わせ事項があるわけではないのですが、暗黙の協定のようなものがあります。

・自分たちの問題については隠蔽する体質が常態化しています。

・また、相手の人権などお構いなしに警察の事情聴取もどきの取材をすることがあります。

・事件をマスコミに取り上げられた個人や企業が、自殺や倒産に追い込まれるケースがあります。

・そこまで至ってしまった場合は責任回避のために逃げます。



このような都合の悪いことを隠蔽する体質が続く限り、マスコミはネットに敗北する日を近づけることになります。

隠蔽すればするほど、ネット上で真実が明らかにされることを知っていただきたいと思います 。

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