愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

“核の番人”次期事務局長 核開発問題に「断固とした態度で」とローマ教皇とは真逆の発言をしたIAEA=国際原子力機関のグロッシ次期事務局長発言を評価!完全に安倍政権擁護!

2019-11-30 | 核兵器廃絶

北朝鮮・イランの事実を正確に報道せず

「悪魔の枢軸」論を想起させて核兵器保有国を免罪するな!

完全に破たんしている「武器=核兵器抑止力」論は破棄しろ!

非核三原則を発展させた核兵器禁止条約批准こそ

「非核の地球」形成への唯一無二の途!

放射線治療とゲンパツ・核兵器を同一に見る思考回路はアナンセンス!

NHK  “核の番人”次期事務局長 核開発問題に「断固とした態度で」  2019年11月30日 19時18分

「核の番人」と呼ばれるIAEA=国際原子力機関のグロッシ次期事務局長がNHKの単独インタビューに応じました。グロッシ氏は、イランなどの核開発問題に対し、「公平であると同時に、断固とした態度で臨む」と述べ、厳しい姿勢で対応する考えを明らかにしました。

アルゼンチンの外務省や国際機関で核問題に取り組んできたラファエル・グロッシ氏は、ことし亡くなった天野事務局長の後任として、先月、南米出身者としては初めてIAEAの事務局長に選出され、来月3日に正式に就任します。
グロッシ氏は29日、NHKのインタビューに応じ北朝鮮の核問題について、「IAEAの査察官が北朝鮮から出されて10年以上がたち、情報が得られず、大きな空白が生じている」と述べ、核開発の実態を把握できずにいる現状に危機感を示しました。
そのうえで、「アメリカと北朝鮮の政治合意が成立したら、即座に、北朝鮮でIAEAの査察活動が展開できるようにする」と述べ非核化をめぐる米朝交渉の行方を注視し、検証活動を再開させたいと強調しました。
また、核開発の動きを強めるイランについて、建設的な関係を築きたいとする一方で、「公平であると同時に、断固とした態度で臨む。IAEAは極めて真剣に取り組む必要がある」と述べ、厳しい姿勢で対応する考えを明らかにしました。
さらに、福島第一原子力発電所にたまり続けている水の処理をめぐる日本側の対応を韓国が批判していることに関連してグロッシ氏は「国際社会の懸念に対し、説明責任を果たさなければならないが、日本政府は責任をもって取り組んでいる」と述べて日本側の対応を評価しました。
グロッシ氏はイランなどに対する立場がアメリカに近いとみられていて、核開発の動きを強めるイランや北朝鮮に対してどこまで厳しい姿勢を示していくのか、注目されています

完全に「核兵器抑止力」論者!核兵器を「抑止力」として認めるのであれば、北朝鮮・イランの核兵器保有を認めなければアンフェ-!人類絶滅兵器で脅しておいて、60年代に核兵器開発をした核兵器保有国以外は持つな!??

しかも「福島第一原子力発電所にたまり続けている水の処理」という表現をしたかどうか、判らないが、NHKの表現かも知れない!あまりに姑息!説明責任を果たしていないのではないのか!安倍政権は!責任をもって取り組んでいる!!!オイオイ、この御仁大丈夫か??

「アメリカに近い」ということそのものが、国際社会では合意を形成していくことはできない!といっておこう!

核軍縮のエキスパート

ラファエル・グロッシ氏は58歳。アルゼンチン生まれで、南米出身者としては初めてのIAEA事務局長となります。
1985年にアルゼンチン外務省に入省したあと、OPCW=化学兵器禁止機関で勤務し、2010年からはIAEAに移って当時の天野事務局長を支えました。さらに、2013年からはウィーンのアルゼンチン代表部の大使を務めてIAEAを担当するなど、核軍縮のエキスパートとして知られています。
また、グロッシ氏は、来年にニューヨークで開かれるNPT=核拡散防止条約の議長役にも抜てきされていましたが、IAEAの事務局長に選出されて兼務が難しいことから、NPTの議長役は辞退することにしています。
グロッシ氏は、ことし7月、天野事務局長が亡くなったことを受けて、後任を決める選挙が行われることになった際、真っ先に立候補を表明。事務局長の選出は4人の候補者で争われましたが、先月29日、4回目となる投票で、グロッシ氏が35の理事国の中で、3分の2以上の支持を獲得し、次の事務局長に選ばれました。
グロッシ氏は、来月2日にウィーンで開かれるIAEAの特別総会で正式に次期事務局長に承認され、3日から第6代の事務局長に就任することになっています。

グロッシ氏「広島と長崎で深い衝撃」

グロッシ氏は日本について「私がまだごく若い外交官だった時代に、広島と長崎を訪問する機会があった。深い衝撃を受け、私の精神と心からそのときの記憶が消えることは決してなかった」と述べ、広島と長崎への訪問が、核軍縮の分野に取り組む原点になったと日本への思いを述べました
そして、みずからと同じアルゼンチン出身のローマカトリック教会のフランシスコ教皇が広島や長崎を訪問したことにも言及し、「世界の多くの人々にとって精神的なよりどころであるフランシスコ教皇が『忘れてはいけないことだ』とおっしゃたのは自然なことだと言える。核に対しては、思想や政治的なアプローチの違いはあっても、重要なのは、人類がどのような被害を受けてしまうのか、それを中心に考えなければいけない。広島と長崎はまさにそれを例示している」と述べました。
そのうえで、「日本はIAEAにとって重要な加盟国だ。財政面や技術面でも貢献してくれるし、さらに、私の前任の天野事務局長は歴史的な遺産を残してくれた。日本と対話することは特別な意味がある」と述べ、来年の早い時期に来日し、日本政府と意見交換したいと意欲を示しました。
また、グロッシ氏は、「より多くの核活動や核物質、そして新しい技術やサイバーの脅威といった数年前には予見できなかった世界の中で、われわれは核の不拡散に取り組まなければならない」と述べ、核をめぐる世界の現状に危機感を示しました
そして来年、5年に1度、世界の核軍縮の大きな方向性を決めるNPT=核拡散防止条約の再検討会議が開かれることについて、グロッシ氏は「NPTは国際秩序のまさに柱であり、これによって世界は過去50年間秩序が維持されてきた。私もIAEAの立場から関わっていくつもりだ。再検討会議は必ず成功に導かねばならない」と強調しました
いろいろ語っているが、そしてまたNHKが評価して見せているが、この御仁は、「核兵器禁止条約」を評価し、批准しているバチカンのローマ教皇とは完全に質がが違っている!NHKは、このことを全く不問に付している!これも安倍政権忖度だろう!あまりにローマ教皇を持ち上げすぎるほどの報道ぶりを「反省」しているのか!??
それにして、ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの国としては、核兵器を使った戦争・威嚇は断じて許さない!という立場に立たなければならない!「国是」である「非核三原則」の原点を踏み外すことはできない!
「核兵器抑止力」論とは、核兵器を使った脅し=威嚇である!これは「国際紛争を解決する手段」として「国家による戦争・武力行使・武力による威嚇を永久に放棄」した憲法9条に反している!
「核兵器抑止力」論によって「過去50年間秩序が維持されてきた」!!!オイオイ、この御仁は事実を歪曲する技術は一人前以上だぞ!
この御仁には「核兵器廃絶条約締結・核実験禁止・ヒバクシャ救援」の運動は、全く見ていない!しかも、国連に承認された「核兵器禁止条約」運動の意義は全く理解していない!するつもりもない!??御仁だということが判る!
世界に拡散してきた「非核地帯条約」をどのように評価するのか!どこの「地帯」で締結されているか!
しかも、この「非核地帯条約が締結されてない」「地帯」はどこか!
NHKの姿勢がうきぼりになる!
あの「焼き場の少年」の「重い」をどのように受け止めるのか!
そもそも「不拡散」という言葉そのものがゴマカシ・スリカエ・デタラメである!常識的に考えてみれば!「インフルエンザの菌・ガンの不拡散」ということが健康のための身体の秩序であり、これによって人間の健康は維持されるか!馬鹿げた回路だ!「ガン・菌」を消滅させなければ健康にはならんだろう!核兵器保有大国を免罪する回路だ!
核兵器保有大国の核兵器を容認しているからこそ、「拡散」しようということになる!

IAEA「核の番人」

IAEAは、原子力の軍事目的への転用を防ぎ、平和利用を進めるために1957年に設立された組織です。本部はオーストリアの首都ウィーンにあり、専門家の職員が核関連施設の査察などを行うことから、「核の番人」とも呼ばれています。
核兵器やその技術が拡散するのを防ぐうえで欠かせない組織として、日本をはじめ世界各国が支援していて、2019年時点で171か国が加盟しています。
2005年には、北朝鮮やイランなどの核開発によって、核の不拡散体制が揺らぐ中、IAEAと当時のエルバラダイ事務局長がノーベル平和賞を受賞し、その役割が一層期待されました
2009年からは、日本人として初めて天野之弥氏が事務局長に就任し、イランや北朝鮮の核開発問題のほか、2011年に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、世界の原子力発電所の安全向上に取り組みました。
また天野氏は、「平和と開発のための原子力」をスローガンに掲げ、IAEAは、ガンや伝染病の放射線治療など、原子力の技術を発展途上国に普及させることにも尽力を尽くしてきました。(引用ここまで)
ここでもNNKはデタラメを吹聴している!
「IAEAと当時のエルバラダイ事務局長」が「ノーベル平和賞」を受賞したのは、「北朝鮮やイランなどの核開発によって、核の不拡散体制が揺らぐ中」だったからか?
であるならば、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞はどのように評価するのか!
全くデタラメ・一方的視点だということが判るだろう!
国民を、人類を欺くことはできないぞ!
こんなデタラメをNHKが世界に垂れ流していると、信頼は得られない!
「非核」の世界は難しい!
繰り返して言っておこう!
アメリカの銃社会を見るまでもなく!
中国の故事成語を見るまでもなく!
「武器=核兵器抑止力」論は破綻していいるのだ!!!!

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