acc-j茨城 山岳会日記

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西上州 マムシ岳

2010年12月27日 19時15分02秒 | 山行速報(薮・岩)
今年最後の西上州になると思われるが、マムシ岳に12月26日に登った。前日夜「道の駅上野」で東京のN氏と待ち合わせる。茨城からはA氏とガストンの2名である。N氏の言によると、N氏は西上州の藪岩尾根に完全にハマってしまったそうである。いつものように車中で宴会するも、N氏のキャベツを使った簡単料理はとても旨く気に入ってしまい、家に帰ってからすぐに作り晩酌をした次第である。宴会後就寝したが、もう仮眠という段階ではなく、完全に十分な時間熟睡できる。これは低山の良いところである。
8時頃登山口に向かう。すでにブドウ峠への道は冬期閉鎖になっており、キリンテ入口の所に駐車する。8時15分発。朽ちかけている木橋をわたりキリンテのコルに向かう。このトラバースはかなり悪いと文献には書いてあったが、道がはっきりしており悪くなかった。あとは藪岩稜をひたすら登る。途中ザレで足元の不安定な急斜面があったがロープを出すほどのことはなかった。短いフィックスもあった。キリンテの頭を過ぎるとやがてそれなりの岩場がでてきた。いよいよロープを使えるかなと期待したが、近づいてみるとなんてことはなく、左よりに簡単に抜けられた。ここにもフィックスがあった。マムシ岳着9時40分。

マムシ岳頂上

ここからは飽きるほど岩稜が続くはずだったが、1時間くらいでマムシのコルに着く。11時。

マムシのコル

シオジの原生林への道を整備したのだろうが、今はかなり荒れて手すりは健在だが、道は結構歩きにくく感じた。いったいこの手すりはなんの目的で作ったのだろうか。転落するほどの傾斜もないので道しるべかな。ゲンナイ登山口着11時25分。道路は完全なアイスバーンで、たとえ通行止めになってなくてもここまで車で上がってくるのは無理だろう。

ツルツルのアイスバーンもここまで降りると歩きやすくなった

道の端や轍の跡の凍っていない部分を選びながら車に戻った。12時ジャスト着。
ヤブグレード 1級     歩行時間 3時間45分
                       ガストンガニマタ