思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

2/23夢の島撮影前日に

2021-02-23 21:57:35 | ラグビー・思い出話
2月の北海道は雪で遅延や欠航が多いため、開幕戦前日2/19に上京。
その際、品川のキヤノンプラザSコンスーマ・プロダクツに立ち寄りました。

この日はカメラやプリンターが置いてあるプラザの閉館日。
今まで撮影方々、新製品を見せていただき購入の参考にしていましたが
コロナの影響を受け入館者が少なくなったのでしょうね。
合理化はやむなしなのでしょう。

私はまず入って正面、EOS R5と70−200ミリF2.8L IS USMを見ました。

前回はEOS-1DXmark3があったスペースです。
このカメラが東京オリンピックで活躍するイメージを浮かべ頭がいっぱい状態。
でもコロナウイルスで試合がない現実に購入への勇気を失っていました。

そして軽量化されたミラーレスの新機種が登場。
驚くほど短くなった望遠ズームに胸キュン状態です。

70-200は三脚座を外せば1070g。R5はバッテリーとカード合わせて738g。
従来のEF70ー200F2,8LUSM2レンズ1本の重さは1490gなので
1DX系につけて3キロ近い重さから解放されることになります。

今の自分には1DXmark3かR5プラスRF70−200か・・・。
ボデイプラスレンズに軍配が上がりそうです。
いつか入手したらお知らせしますね。その時はプロフィールを変更します。

その後2Fギャラリー、メンテに行き、グッズをのぞいてから
再びプリンターを見て1Fギャラリーに移動。

日本レース写真家協会創立50周年記念写真展が開催されていたので入りました。
1970年代に始まるレーサーの顔アップやスピード感あるバイクや車の作品多数。
実際に使用されたHONDAとYAMAHAのバイクも展示、
(HONDAは1番、YAMAHAは4番の番号がついていました。)
大型作品が並び迫力ある写真展でした。

私が作品の中に着目したのは、大会で盛り上がるレーサーと観客の表情です。
車もラグビーも観客の方達と喜びを育てていくものなのだと感じました。
知識がなくても飛び込んでくる熱気は共通ですね。

親しんだ施設の閉館は寂しいですが、今後機材は銀座で拝見させていただきます。
OPENから閉館まで本当にお世話になりました。ありがとうございます。

画像は品川最終日の様子から選びました



記念撮影用の背景 左はミライトワ 右はソメイティ


左 EOS R5プラス24-105ミリ 70−200ミリもありました


日本代表 田中選手(上)と田村選手(下) 現在キヤノンイーグルス所属
羽田空港でも広告を見かけました


品川地区ビル群の影

2/21撮影から戻りました

2021-02-21 16:32:33 | ラグビー・思い出話
行き先は東京・夢の島競技場。トップリーグ2021 です。
2月20日NTTコミュニケーションズシャイニングアークス対Honda HEATを撮りました。

2021年はコロナウイルスの影響でメディアの撮影者は一会場に一人の制限となり
今まで出版社から出していただいていた申請が難しくなったため、
心当たりがある放送局に申請をお願いしてみました。

その結果、自分が考えていた会場に行けることになり、記念すべき第一節は
夢の島競技場からスタートです。ご承認ありがとうございました。

撮影した画像は担当者の方に送信済み、これからSNSなどに活用される予定です。
J SPORTSさんのWEB上、サイトに出るまでご注目くださいね。

夢の島は風が強く、レンズが横に振られて苦心しました。

「天気予報、晴れだから大丈夫。」と持参した600ミリレンズは
強風に押されて流され、狙っている部分からズレる場面が度々。

強風に敗北感を感じて帰ってきました。

レンズが横に押されるのだから、試合中のボールにはもっと影響があったと思います。

蹴ったボールが戻される、違う方向に行く、パスが届かない。そして風下にいた選手は
突進してくる選手に対して、風も含めた圧力と重さを感じたのではないでしょうか。

2月20日は全国5カ所の会場で開幕戦が開催されました。

東京・夢の島競技場、東京・秩父宮ラグビー場、千葉・成田中台陸上競技場
愛知・パロマ瑞穂ラグビー場、大阪・花園ラグビー場、

本日2月21日も3カ所で試合があり、会場は東京・町田GIONスタジアム、
神奈川・相模原ギオンスタジアム、大阪・花園ラグビー場です。

現地観戦も入場制限のためチケット入手が大変ですし、交通機関の減便で
移動が難しくなってきています。厳しい状況でも、何かしら明るくなれることを探して
楽しむ気持ちを忘れずにいましょうね。



公式戦への扉


開いて


大きな応援旗 東京・夢の島競技場

2/16地震発生時の夜

2021-02-16 12:48:00 | ラグビー・思い出話
2/13夜、ニュース番組を見ていて、「そろそろ寝るか。」とトイレに行って戻ったら
地震発生のニュースが飛び込んできました。

画面はそれまで見ていたニュースキャスターではなく地元のHBC北海道放送に。
ただただ驚くばかりで、その後NHKとHBCを切り替えながら報道に見入りました。

東北も関東方面も撮影で親しくなった方が住んでいる地域。

土砂崩れ、ブロック塀や家財の倒壊、停電などとても厳しい状況だったので
現地の安全確保が第一と思い、メールでの安否確認は控えて見続けましたが
NHKは上空ヘリコプターからの中継、定点観測無人カメラの情報が多く
HBCは地上近くの情報と、様子を理解できました。

東日本大震災の余震と言われる大地震が、約10年たった今も起きてしまう。
しかもコロナ禍において。

2月20日から始まるトップリーグは宮城県・ユアテックスタジアム仙台も会場の一つで
試合は2月28日の予定です。震度6の状況に置かれた現地のラグビー関係者の方達が
ご無事で最小限度の被害に収まっていることを祈っています。

広範囲に及ぶ被害は、道路や交通機関も含め今後のトップリーグに影響が出てきそうです。
余震とコロナに気をつけて、安全確保しながらラグビーを楽しみましょう。

画像は2011年仙台で撮影したものから選びました。
震災後11月13日トップリーグがユアテックスタジアム仙台にて開催されました。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスVSサントリーサンゴリアスですが
試合前に両チーム合同で企画したラグビークリニックもあり感慨深い試合でした。



2011年11月13日 ユアテックスタジアム仙台


子供たちと交流 シャイニングアークス


2チーム合同企画です 左はシャイニングアークス 右はサントリーサンゴリアス


シャイニングアークスノンメンバー 参加賞のステッカーをプレゼント


黄色ジャージ NTTコミュニケーションズシャイニングアークス  
水色ジャージ サントリーサンゴリアス


使用カメラ キヤノンEOS-1DMark4とEOS40D


試合は10対17 サントリーサンゴリアスが勝利


仙台空港アクセス線 空港連絡通路


夕日の反射が綺麗でした

2/11雪まつり中止の札幌にて

2021-02-11 12:11:26 | ラグビー・思い出話
氷点下の札幌で静かに生活しています。

例年この時期は札幌雪まつりがあり、市内中心部は賑わいますが今年は中止。
70年ぶりの中止だそうです。オンライン雪まつりが企画されたので、
画面上で楽しまれている方は多いかもしれません。

私は羊ヶ丘展望台に雪像が作られたニュースを見ただけ。
札幌に長く住んでいるからか、雪まつりには興味を持てなくなっています。

お茶飲み方々、お友達と見る機会があれば行くけれど、そうでなければ
混雑して滑る道を歩きたくないかな?(笑)

放送局のイベントで人気選手が来て、地元の高校生や子供達と交流があって
楽しめた2016年の頃のような雪まつりなら外出したいですね。
(撮影して記事にすることもできた開かれたイベントでした)
当時の様子はバックナンバーでお読みできます。ぜひお読みください。

2016年2月11日「札幌雪まつり・ラグビーワールドカップ2019日本大会応援トークショー」

その後も企画は色々あったけれど、プロの芸人さんがジャージを着て参加。
撮影禁止となってから行かなくなりましたね。誰もがスマホでパシャパシャの現代。
プロ芸人さんとして肖像権の権利は大事でも、地元関係者には報道を可能にできる人選で、
記事にしても良い方にしてほしいと思いました。

「日本写真家協会の会員です。北海道ラグビー協会とリンクしたブログに載せます。」
と言っても却下。撮影は札幌市スポーツ局の方1名、局内の方が話す場面に限定です。

次回のワールドカップは2023年。その時国内のラグビーシーンはどのようになるでしょう。
私は伝えられる立場でありたいです。

画像は2016年に載せたものを編集して新規に1枚追加。
合計11枚にしました。11日の11枚をお楽しみ下さい。



J:COMステージ トークショー始まり


左からラグビージャーナリスト 村上晃一さん 筑波大学 福岡堅樹さん 早稲田大学 藤田慶和さん
ワールドカップ日本大会アンバサダー 大畑大介さん


2015年を振り返り 画面は福岡堅樹さん by J SPORTS


2015年を振り返り 画面は藤田慶和さん by J SPORTS


交流タイム 札幌山の手高校ラグビー部の質問


答える藤田慶和さん


福岡堅樹さんと二人でアドバイス


30分のトークショー


ワールドカップ日本大会への期待があふれていました


市民雪像人気投票第1位  ルーティーン by きたきつね


様々なキャラクターがルーティーンを表現
リオ五輪ど根性応援団! byピカピカ☆ナイト

2/2札幌で過ごしています

2021-02-02 12:44:16 | ラグビー・思い出話
二月になりました。「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。」という言葉があるように
2021年の1月はあっという間に過ぎてしまいました。

イルミネーション見に行かず、初詣に行かず、トップリーグは延期で行かず。
寂しい一月でした。二月に撮影可能となれば北海道神宮に参拝します。

私は現在も豊平区内徒歩生活。他の地域への移動はしていません。
ウイルス対策万全に、解けては凍るスケートリンク状態の歩道を慎重に歩いています。
どの道の起伏が危ないのか、3年前ケガをしたので、もう転ばないと誓っています。

札幌市は新規感染者数が二ケタになったものの、病院に行くのは高リスク。
なので慎重にしていますよ。

撮影がない分、2019年ワールドカップの画像を振り返って見ています。

昨年3月予定されていた札幌市スポーツ局主催の写真展。
企画の復活もあるかもと待つうちに、ワクワクしていた当時に戻りたくて
記憶の中を旅しています。

小雨降る寒い日、札幌ドームでパスとビブスを受け取ったその足で
オーストラリア代表の会見に行き、後日イングランド代表の練習は月寒ラグビー場へ。

札幌ドームのキャプテンズランは1日がかりで4チーム。
そして2試合を撮ってから取材を南下して行きました。

試合以外にもたくさんの表情を見て聞いて、悪天候もありました。

ブロンズファイナル(三位決定戦)まで11試合撮ったうち、静岡・エコパで開催された
オーストラリア代表VSジョージア代表は、台風が接近して新幹線が運休するので
現地に宿泊せず帰る便を変更して新横浜へ。
到着してからも強風、大雨、暗くて予約したホテルまで行くのに時間がかかりました。

部屋は時々大揺れ、隣のビルは窓が開き、ブラインドが飛び出して壁を叩きつけている。
「物が飛んできて窓が割れませんように。」と不安な一夜を過ごしました。

翌日はイングランド代表VSフランス代表の試合が中止。
翌々日の日本代表とスコットランド代表は日本代表の勝利。
長かった後半のディフェンスに胸をなでおろし歓喜に浸りました。

障害があってもその都度考えて行動したワールドカップは自分の宝物です。
撮れなかった試合はあっても、撮れたもので最大限表現できればと考えています。
発表の機会を待ち諦めずに創作していきますね。

チカホの展示と誌面掲載。花咲く時期を迎えられますように。

画像はベニューアクレディテーションセンター(VAC)に行った日の風景にしました。
地下鉄福住駅はファイターズでもコンサドーレでもなくワールドカップ一色でした。