誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記 in 積岩山

2014-05-21 20:38:30 | 山歩き
 未踏の山、を求めて九州のど真ん中、鷹巣山・蕨野山・岩茸山・積岩山を歩くへ

 昨夜早く寝たせいか?4時30分に目が覚めてしまう。
ゆっくり出発して、お昼頃に下山の予定だが、早く下山して収穫祭をすることに
パン・春雨スープ・ウインナー・目玉焼き・コーヒーのモーニングセットを戴く
曇天模様だがお昼までは心配いが、一応、雨具と昼食をしっかり確認する。
ちょうど出発しようとしたとき、長崎からの1行が到着して、先に登山口を登って行った。
 
       登山口(昨日と一緒です。)
 また、この急登を登るのかよ~と、後ろへと戻りたくなる。
それでもちょっとの辛抱で、稜線の縦走路に出合い、右へと向きを変える。
   
  分岐
 ん?なんだか、昨日の登山道と趣が随分と違って感じる。
山犬切へは、ほとんど手の入っていないブナの原生林と言った感じだったが
鷹巣山へは、馬酔木の小木が登山道を覆い隠して、周りも低木の林である。
穏やかに歩いて最初のピークに登ると、樹間越しに『高巣山』が見えてくる。
ピーク点から鞍部に下り、膝丈の馬酔木の登山道を登って行くと左に展望が開け
山腹を抉る痛々しい林道と、白像峠を挟んで高塚山と三方山が確認できた。
      
   白像峠
 次第に馬酔木が高くなり、藪漕ぎからトンネル潜りに変ると鷹巣山が真近。
トンネル
倒木に遮られ、一旦左に巻き道して登り詰めると、鷹巣山と書かれた山頂標識。
三角点にタッチして、恒例の証拠写真を撮影する。
 
 鷹巣山
 鷹巣山の山頂は展望はなし、無用の長居は勿体なくそそくさと次のピークへ
鷹巣山から鞍部へと下り始めると、ほぼ正面に『蕨野山』が三角形に見えてくる。
      
ズルズルと下って行くと、ようやくブナやミズナラ・コナラの林で快適さが漂い出す。
      
ブナ林
 チラホラと右側に展望のある場所があり、地図を確認すると岩宇土山や茶臼山
そっかぁ~久連子を中央に、茶臼山ら山犬切、積岩山が馬蹄形になっているんだ。
      
 岩宇土山
 暗部からやや急登気味に登り返すと、木々も疎らな蕨野山の頂に到着する。
あれ?個々の山頂プレートは、金属プレートで書かれた山名も消えているよ。
 
 蕨野山
 蕨野山の山頂は、左(南)が開けていて、高塚山・白像峠・三方山が見渡せる。
残念ながら、曇り空だった為か、江代山や市房山は確認することが出来なかった。
 蕨野山から小木ながらブナの林を散策気分で歩いていくと、一目瞭然の石灰岩が
当てにはしていなかったが、目の前で山芍薬が風にゆら~りゆら~りと揺れていた。
たぶん今年の見納めであろう山芍薬を鑑賞に石灰岩の岩山に駆け寄る。
      
は~い、ニッコリ笑って~
 緞帳の尾根を歩いていくと、目の前にひょっこりとお馴染みの山名プレートが出現
山頂プレートには、岩茸山(旧積岩山)とあり、プロジェクトチームの痕跡が残っていた。
      
岩茸山
 岩茸山から鞍部の岩茸越へと下って行くと、行く手を遮るか石灰岩峰にぶつかる。
岩山を登りつくと、『岩積山東峰』と手書きされた、山名を示す表示が付けられていた。
う~ん、何だかなぁ~と小首を傾げながらも、証拠写真としてカメラに収めた。
      
岩積山東峰
 石灰岩の岩峰から下って行くと、一面にバイケイソウが群生した岩茸越に着くぐ。
岩茸越から久連子へ繋がる登山道がある筈だが、歩く予定もなく覗くことさえしなかった。
      
岩茸越
 さあ~いよいよ最後の1峰を目指して登って行くだけとなる。
地図を広げると岩茸越から、山頂までの標高差は30mもなさそうである。
どこでギヤチェンジしようかなと思っている真に、何ともあっけなく岩積山の山頂
何ともいあっけなく最終目的地に到着して、些か拍子抜けしちゃいました。
        
岩積山の証拠写真です。
 山頂の記念撮影を済ませると、往路を辿ってスタコラサッサとトンネルの登山口に戻る。

コースタイム:トンネル登山口~(0:10)~稜線(0:30)~高巣山~(0:30)~蕨野山~(0:15)~岩茸山
岩茸山~(0:10)~積岩山東峰~(0:05)~岩茸越~(0:05)~積岩山~(1:30)~トンネル登山口
 
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