まるたんのSpaceOdyssey

気楽につぶやいていきます。

安倍政権の移民政策

2018-11-29 20:35:55 | 社会

 

外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理・難民認定法(入管難民法)改正案は28日、

参院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。

政府・与党は来年4月の制度導入に向け、12月10日までの会期内に法案を成立させる方針だ、

というが日本の未来を握る法改正だが本当に拙速だ。議論は20時間に満たない。

実質的な移民政策だ。

 首相は質疑で、「深刻な人手不足に対応するため、一定の技能を有する外国人材を期限を

付して受け入れるものだ」と述べ、早期成立に理解を求めたが、

失踪者が相次いでいる技能実習制度については、「適正化を図っていく」と強調した。

なにも具体案が示されていない。

 同法改正案は、新たな在留資格「特定技能1号」「特定技能2号」を創設し、

単純労働も含めて外国人の就労を認めることが柱だ。

1号資格の在留期間は最長5年で、家族の帯同は認めない。

より熟練した技能が求められる2号資格には、配偶者と子の帯同や、

事実上の永住を認める。政府は2019年度からの5年間で34万5150人を受け入れる

試算を示している。

日本にいる外国人労働者は120万人で過去5年間で2倍に増えている。

その要因が技能実習生と留学生の増加だが、日本語学校の学生も留学生として

数えている。

この日本語学校の学生の一部が単純労働者の隠れ蓑になっているという。

アジアから安価な労働力を仕入れるため工場の一角に日本語学校を

作っているが、実際には働かせている。

留学生を単純労働者として使っている国は日本だけである。

技能実習生たちも、たんなる労働力としてつかわれている面が強いという。

実際に移民だというのにごまかして安価に使っているから、7000千人もの

失踪者が出ている。

まず、生産性をあげ、賃金を上げるのが先決なのではないのだろうか。

労働環境が悪く、賃金が低いのでは人が入らないのも当然だ。

それを安い外国人労働者で穴埋めしようとしている安倍政権は日本を

崩壊させるつもりか。

 

        文藝春秋 「亡国の移民政策」を参考


ベルトリッチ監督死去!

2018-11-28 20:36:23 | 映画

                   

 

衝撃的なニュースが入ってきた。

清朝最後の皇帝の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」でアカデミー賞9部門を受賞した

イタリアの映画監督、ベルナルド・ベルトリッチ氏が26日、ローマの自宅で死去した。

77歳だった。

 1941年、イタリア北部パルマ生まれ。詩人だった父の影響を受け、

少年期から文芸作品を発表し、大学在学中に映画の道に入った。

P・P・パゾリーニ監督の助監督を務めた後、62年に「殺し」で監督デビュー。

カメラワークは移動式カメラで自在に動く撮影である。

70年代初め、「暗殺のオペラ」「暗殺の森」など、ファシズムをテーマにした先鋭的な作品で

注目を集めた。特に「暗殺の森」のダンスシーンは印象的だった。

 72年発表の「ラストタンゴ・イン・パリ」は、米国の男と女の性愛を赤裸々に描き、

この作品で米アカデミー監督賞候補になった。

 自ら脚本も手がけ、76年にはロバート・デニーロ主演で、同じ日に生まれたが

出自の違う2人の男の友情を通じてイタリアのファシズムの現代史を描いた5時間16分の

「1900年」を発表。代表作となる。

87年発表の「ラストエンペラー」は、清朝最後の皇帝となった愛新覚羅溥儀を

主人公にした芸術大作。

アカデミー賞を受賞。

特にビットリオ・ストラーロの撮影は素晴らしい。

最後まで映画に愛された監督だった。

改めて、ビデオを見返したいと思う。


洋楽の衰退

2018-11-26 18:34:34 | 音楽

 

最近のCDショップはJだかKだかしらないが邦楽POPのコーナーが全面にきており

洋楽コーナーは裏側の奥のほんの少しのスペースしかないのには驚いた。

以前は洋楽と邦楽が半々ぐらいだったが残念だ。

新譜コーナーも洋楽は縮小されており、これでは、amazonで買うほかないなと思う。

雑誌コーナーも洋楽系が目立たなくなり、BTSを特集したくだらない雑誌が大半だ。

洋楽好きには怒りを感じる。

その洋楽雑誌では50年前のバンドの記念盤を特集をしていたりと高齢化している。

今や日本の音楽シーンは自国で満足できるほど成長したのか、はたまた、洋楽自体が衰退しているのか。

rock界をみても70年代、60年代のようなスーパーバンドは出ていないし、

今の音楽は、ほとんどその流用にすぎないのではないのか。

今年のグラミー賞をみてもラップ系、ヒップポップ系、ブルーノ・マースなどの黒人音楽がほとんどで

リズム重視の音楽が流行っていて、正統的なrock音楽は人気なくなっている。

ただ、自分の耳が古くなっているだけかもしれないが。


ボヘミアン・ラプソディ

2018-11-25 22:49:59 | 音楽

  

 

伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットを記録している英ロックバンド「クイーン」。

11月24日はそのボーカリストでもあるフレディ・マーキュリーの命日である。

「クイーンは」1973年にデビューし日本での女子から人気の灯がついた。

自分は同時代に居合わせて、アルバムを何枚も買ったし、コンサートにも行った思い出がある。

「queen Ⅱ」「オペラ座の夜」が代表作で、シングルで大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」が

オペラ的でドラマチックな展開で独創的な曲だった。

ボーカリストのフレディは個性のある圧倒的なパフォーマンスで歌う。

 映画は9日に公開され、18日までに興収13億円超を記録。

劇場にはクイーン世代のほか、70〜80年代の全盛期を知らない20、30代も

目立つようになっているという。

 同名のサントラ盤CDは8万枚、デジタル配信は2万ダウンロードを突破。

クイーンのアルバムも売れており再評価の流れが起こっている。

あらためて曲の良さが認められたと思う。アルバム「メイド・イン・ヘブン」も素晴らしい。


アメリカ中間選挙、下院は民主党勝利

2018-11-08 23:56:42 | 政治

 

アメリカ中間選挙で上院は共和党が過半数を取ったが、下院では、民主党が

過半数を8年ぶりに奪還した。

これで議会はねじれが起こり、内政では民主党に阻まれ、決められないことが多くなる。

このためトランプは外交や通商で巻き返しに来るため、日本も厳しい対応を迫られる

かもしれない。

トランプは遊説先では票を伸ばしており、大成功だと息巻いている。

しかし、これからロシア疑惑や、ポルノ女優との不倫疑惑がより追及されてくる。

やはり気になるのは北朝鮮の核問題であるが、米朝会談は来年に延ばすみたいだし

感心がなくなってきているのかもしれない。

トランプはアメリカの分断を招いたと言っているが、反グローバル主義であり、自国の

産業を守るとしているが、それが当然のことかもしれない。

日本はTPPを締結して、日本の農業を衰退させようとしている。

また、外国人労働者を大量に受け入れ、移民国家に向かっている危ない国になろうとしている。

人手不足と言って安い労働力を欲しがっている、経営者目線だ。

これでは賃金は上がらないだろう。

いまや世界は移民問題が政治を振り回している。

ドイツのように移民受け入れに寛容なメルケル首相が退陣に追い込まれている。

それなのに、日本は外国の事例を反面教師とみていない。

トランプのように壁を作ると言い出す候補者があらわれるかもしれない。

拙速な判断はあとで後悔する事態になるだろう。