まるたんのSpaceOdyssey

気楽につぶやいていきます。

名優ブルーノ・ガンツ が逝去!

2019-02-17 23:38:09 | 映画

 

悲しいニュースが入ってきた。

映画「ベルリン・天使の詩」で知られるスイス出身の俳優ブルーノ・ガンツ氏が

チューリヒの自宅で亡くなったことが分かった。77歳だった。

 ガンツ氏は昨夏に結腸がんと診断されていた。

ガンツ氏は1960年代から俳優として活動。

87年、ヴィム・ヴェンダース監督の映画「ベルリン・天使の詩」では人間の女性に恋をする

天使ダミエル役を演じ、高い評価を受けた。

像の上からモノクロのベルリンの街を見降ろす天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)の

耳には人々の声が聞こえてくる。しかし人間から姿は見えない。

そんな彼が、美しい空中ブランコ乗りに恋をした。

天使は人間に恋をすると死んでしまうのだが。

ベンダースが10年ぶりに故国に戻って撮った傑作で、日本ではそれまでの

単館公開記録を塗り替えて社会現象になった。

自分も東京の単館ロードショーで見ていて印象に残っている。

ほかにテオ・アンゲロプロス監督の「永遠と一日」、日本映画「バルトの楽園」など

多くの映画に多彩な役柄で出演。

04年「ヒトラー~最期の12日間~」では

アドルフ・ヒトラー役を演じ、あまりにも似ていることで話題となった。

 15年公開の映画「ハイジ アルプスの物語」ではハイジの祖父、アルムおんじ役を好演。

昨年もラース・フォン・トリアー監督「ザ・ハウス・ザット・ジャック・ビルト」などに出演していた。

安らかに眠ってください。

天使になって下界を見下ろしているかもしれない。


日本の借金1000兆円は大嘘!

2019-02-16 20:42:37 | 経済

 

バブル崩壊後の日本経済の「失われた20年」へ陥ってしまった最大の戦犯が

財務省である。

ことあるごとに財政再建の名のもと増税路線を突き進み、デフレを悪化させ長引かせた。

その財務省の「うそ」に日本には1000兆円以上の円の借金があるという。

国民一人当たり800万の借金だといい消費増税をもくろんでいる。

いまだに多くの人が信じて疑わない。

しかし、財務省は借金が1000兆円あるといっているが政府内の資産を考慮すれば

500兆円に減る。さらに、政府関係会社の資産を考慮すると200兆円になる。

これは他の先進国と比較しても大した数字ではない。

その後、量的緩和で日銀が保有する国債が増え実質的な国の資産も1000兆円まで

膨らみ、バランスシート上、負債と資産は完全に相殺されており財政再建は完了されている。

バランスシートが理解できないマスコミはこれをとりあげることができない。

最近、IMFの調査でも日本の財政は問題ないとの報告があった。

これでも、消費増税は10月に実施されるのか。

 

 「これが日本経済の邪魔をする七悪人だ」  高橋洋一  SB新書 を参考

 


橋本治さん亡くなる!

2019-02-15 20:36:51 | 

           

 

その幅広い執筆活動は小説から評論、エッセイ、美術などに及んだ。

1月29日に逝去した70歳だった。

1977年の「桃尻娘」シリーズや「源氏物語」「平家物語」の現代語訳でも評判となった。

「三島由紀夫とはなにものだったか」で小林秀雄賞を受賞。

2001年に「二十世紀」で1900年代を総括した。

最近ではトランプが当選してから「知性の転覆」を書いた。

何冊かは買って読んだが、考えている過程や自問している様子までわかる文章で

結論は先送りするが読み安い。

橋本は「二十世紀」で「ビートルズが登場した時はうるさい騒音といったが、ビッグビジネス

となった音楽はそのような非難を浴びなかった、企業社会を成り立たせる1要素となって

その時には「思想」という違和感が排除されている」と。

また、ロックミュージシャンのジミヘンドリックス、ジャニスジョップリンのサイケデリック

時代のスターは彼らにふさわしい死に方をした。

過激なものはその過激さに殉じて自ら消えて行ったと。1970年前後のロック界を

総括していてなるほどど思った。

 

 


虐待について

2019-02-14 19:47:17 | 社会

 

依然として児童虐待がなくならない。

千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡し、

両親が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが虐待される様子の動画データを

県警が発見していたことが8日、捜査関係者への取材でわかった。

心愛さんが死亡した日より前に撮影されたとみられ、県警は事件に至るまでの虐待行為を

解明する重要な証拠になるとみている。

捜査関係者によると、動画データは父親の勇一郎容疑者(41)が所有していた記録媒体に

保存されていた。

県警が確認したところ、1月にスマートフォンで撮影された可能性が高いことがわかった。

心愛さんが勇一郎容疑者とみられる人物から暴行を受ける様子や、

ぐったりしている姿などが映っていたという。

日常茶飯事に虐待していてそれを映していたとは鬼畜以外のなにものでもない。

親も悪いが、児童相談所がしっかりしていれば最悪のことにならなかったのでは。

これも最近の核家族化が一因であるかもしれない。

第3者がいたら止められたかもしれないが、母親も暴力を受け、怖くて子供を守れなかったのは親として

人間として失格だ。

世の中には結婚もできなく、子供を持ちたくてももてない人がいるのに、結婚が必ずしも

幸福をもたらすことがないのは明らかだが、人はなぜ結婚をするのか。

分からなくなってきた。

 


「 Let it be 」

2019-02-12 17:23:54 | 音楽

1970年に公開されたビートルズのドキュメンタリー映画「Let it be」の

新盤が2020年、50周年として、制作されるという、うれしいニュースが入ってきた。

この映画は当時ビートルズが解散に向かっていた時のネガティヴな作品だったし、メンバー内の

いざこざがあからさまにとられていたせいで、以後ビデオ化のリリースがなかった。

しかし、未使用な映像が55時間あり、音楽づくりで楽しんでいる連中が映っていて

1.2年以内に制作されるかもしれないとポールが言っている。

監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピータージャクソンで55時間分の映像と

140時間分の録音が再編集されるという。

しかも、この映画が公開された後、オリジナルの修復版が発売されるそうだ。

今、手元には、昔購入したレーザーデスク版の「Let it be 」があるが字幕も付いてなく

画質は粗いが大切に保管して見ている。

新盤がまちどうしくなってきた。 幻に終わらないでほしい。