『ザ・ビートルズ:Get Back』が,いよいよ配信スタート。
ピーター・ジャクソン監督の計8時間弱に及ぶ,ドキュメンタリー3部作は、
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴによる最後の作品についての定説を覆し、
これまでのバンドに対する捉え方を覆すとうたっている。
ポールが,ライブ形式の映画を撮りたいと考えているが、実は屋上ライブ直前まで
どこでやるか決まっていなかった。
急遽、撮影監督、グリンジョーンズ、らの提案で、行うことになる。
それまではスタジオセッションで新曲を作っていたが,遅々として進んでいなく、
結局、完成している曲で、アップルスタジオの屋上で,ライブを行うことになった。
やはり、最後はビートルズは本気をだし、素晴らしい演奏をフイルムに収めている。
途中、ジョージの脱退騒動があったが、無事にライブがきれいな映像と迫力ある
音で甦っている。
ピーター・ジャクソン監督は、4人だけで無く、オノヨーコ、リンダ、エンジニア、
など脇役もあますことなく見せている。
また、メンバー間の会話も捉えていて、確執もあったが、最後はまとまって雰囲気が
良くなってきていた。
以前の映画の「let it be 」のような暗さは無いことがわかる。
まだ、いい足りないが必見の映画だ。