まるたんのSpaceOdyssey

気楽につぶやいていきます。

「カメラを止めるな!」  上田慎一郎 (ネタバレ注意)

2018-12-27 23:50:26 | 映画

 

これはただのゾンビ映画ではないちょっとひねった、一風変わっている。

完全生中継、しかもカメラは一台、ワンカットワンシーンでのゾンビ映画は

できるのか、果敢にそれに挑戦している。

前半と後半はまるで違っている。

撮影もカメラを止められないので、ハプニングをどう切り抜けるか。

2度見ても面白い映画愛に満ちている作品だ。

低予算ながら口コミでどんどん観客数が増え、今年最大の問題作になった。

 ワンシーンワンカットはヒッチコック「ロープ」が有名だが、それをゾンビ映画でやるとは

本当に緊張感が漂っていた.

失敗が許されないので難しいがそれで成功しているところが素晴らしい。

失敗を成功につなげている演出は見事。

追記  ヒロインのお尻をカメラが追うところが印象的だ。

  ☆☆☆☆★


映画「ボヘミアン・ラプソディ」 感想

2018-12-18 23:13:35 | 映画

イギリスのロックバンドクイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」が累計53億円となり、

大ヒット上映中だ。

「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」で知られる伝説のバンド、クイーンを描く伝記映画。

バンドの誕生から代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」誕生の経緯や、チャリティコンサート

“ライブエイド“の出演までを描き出す。

稀代のスーパースター、フレディ・マーキュリーを熱演したのは、人気ドラマ『Mr.ロボット』のラミ・マレク。

私も本日、見に行ったが、フレディの出自やLPGTでの苦悩に不覚にも涙した。

「ボヘミアン・ラプソディ」という曲は昔の自分(異性愛)、本当の今の自分(同性愛)との

葛藤を描いたものだようだ。

しかし、フレディはHIVに感染してしまうが死の前日までそのことは明かさなかった。

実際映画の楽曲はクイーンが演奏しているが、曲の良さを改めて確認した。

クライマックスの20世紀最大のライブイベント「LIVE AID」の

迫力あるステージには感動したし、実際の映像を参考にしほとんどそっくりだ。

また、映画館の音響が良いので、実際にライブに来ているかのように思えた。

 

 

 

 


今年の漢字

2018-12-16 21:45:29 | 社会

 

あと、残すところ2週間となってしまったが、

今年の漢字が発表された。

災害が多かったので「 災 」となったそうだが、どうにも

今年は暗い年だった。

私は暴力事件が多かったので「 暴 」だと思うがどうだろう。

スポーツ界(ラグビー、相撲界、レスリングなど)の暴力、暴言がおおかった。

あおり運転の暴力、上司、同僚の暴言、(パワハラ)

天候では暴風雨、地震、水害、森林火災などの暴力的な天気。

世界では、

フランスでのマクロン政権に対してのデモの暴動が頻発。

メキシコ国境での移民への暴力。

韓国の日本への反日的暴言、プーチンの北方領土に対しての暴言、

などが印象に残った。

来年は平和な年になるよう祈りたいが、ますます世界は混迷の度を深めるだろう。

消費税も上げるらしいし。日本の衰退の始まりとして長く歴史に残るだろう。

 


危険な企業

2018-12-13 20:40:32 | 社会

 

中国の通信機器大手、ファーウェイの副会長の逮捕に関連して、

アメリカのFBI=連邦捜査局は、議会の公聴会で「中国の通信機器の利用者のデータは、

中国政府によって、どのようにでも利用されるおそれがある」と述べ、

ファーウェイなどの機器が安全保障上の脅威になり得るという。

ファーウェイの最高財務責任者の孟晩舟副会長がアメリカ政府からの要請を受けたカナダの

当局に逮捕されたことに関連して、アメリカでは議会を中心に中国企業への警戒感が強まっている。

HUAWEI(ファーウェイ」)は人民解放軍の出身者が創業し中国政府と非常に密接な関係が

あるとされている。

諸外国では情報漏えいのリスクがあることから政府などが利用するインフラからは

締め出されているところが多く「危険な企業」とされている。

日本でもソフトバンクの通信インフラなどHUAWEI製品が使用されている。

これを受け、日本でも排除の方針が政府によって示された。

他の中国製品も疑われている。

契約の同意書もいちいちあの細かい長い文を読まないでボタンを押してしまうが、

個人情報の取り扱いについて意識を高くして、自分で守っていくほかない。

 

 


日本の水が売られる!

2018-12-09 23:42:41 | 社会

改正水道法が入管法改正とともに自民の数の力で成立してしまった。

高度成長期に作った日本全国の水道管は現在1割、耐用年数を超えているという。

事業の9割は黒字だが人口5万をきる自治体では赤字になっている。

国民の命に係わるライフライン水道は本来、国が責任を取る分野だが、それが、民営化で

企業に売り渡すことになってしまう。

さらに外資参入できるよう自治体が水道を保有したまま運営だけ委託する「コンセッション

方式」の導入で災害時に破損した水道管の修理などは自治体と企業で折半し利益は

企業のものとなる。

見落としてならないのは水道は1地域につき1社なので競争原理が働かない。

水道料金は届け出さえ出せば企業が変更できる。電気と同じ原価総括方式。

水道施設などの運営権を民間に売る際は地方議会の承認は不要だという。

何よりも、災害時の修復や安定供給も自治体が責任っを持つという。

これで企業はリスクを負わず自社の利益だけを追求すればいいことになる。

最近15年の間に世界235都市が一度民営化した水道事業を再び公営に戻している。

理由は、料金の高騰、財政の透明性の欠如、劣悪な運営、人員削減によるサービス

の低下などだ。

日本だけが世界の流れと逆行することになる。

 

  「 日本が売られる 」  堤 未果  を参考