今日の新潟の空は、「くもり時々雨または雪」というところだ。
今年の降雪量は、少ない。
と言っても、そこは日本海側。冬特有の鉛色の空からは、雪や雨がひっきりなしに降ってくる。しかし、とけてしまうのが今年の雪の少なさにつながっている。
別府大分毎日マラソンを見て刺激を受けたわけではないが、見終わってから外を走りに出た。
着替えて外に出ようというとき、横なぐりに雪が降ってきた。
こんな気象に負けてたまるか、とばかりに道路に飛び出した。(危ない!?)
近くのスポーツ公園にさしかかったら、防寒用トレーニングウエアをまとった30代くらいの男性が、勢いよく出てきた。
公園内に入ると、今度は、20代の女性が首を振りながら、走っていたのにすれ違った。公園内を半周近くすると、さっきの男性に、その後さっきの女性にすれ違った。
どうやら、この2人は、私と反対向きに公園周りを走っているらしい。
なんだかうれしくなった。
この湿気を含んだ冷たい風雪の悪天候下、走ろうなどというばかな(?)行動に出ている人が、自分以外にいるのだということが、やけにうれしかった。
公園から、再び道路に出て走り続けた。歩道にも車道にも水がたまっており、時々はねてはランニングシューズをぬらした。
走っているコースの近くに、高校時代の同級生、О(オー)の家があった。
彼は、陸上部。中距離を専門としていた。私とは特別仲がよかったわけではない。
しかし、彼は2年前の夏、文字通り急逝してしまった。自分が働いて建てた家と、奥さんと二人の娘を残して。
おおい、О(オー)。高校時代、体育の時間にはお前と走ったっけなあ。
お前とは、もう走れないよなあ。
お前には悪いけど、オレはこうしてあえぎながらだけど、まだ走れる。
やがてオレも同じところに行くのだろうけど、オレ、もう少し走り続けることにするよ。
また道を曲がり、もろに北風を受けるコースに出た。
きつい。しかし、自然や弱くなる気持ちに負けずに走っている自分を見つける。
それもまたうれしくなる。
走り続ける。
今年の降雪量は、少ない。
と言っても、そこは日本海側。冬特有の鉛色の空からは、雪や雨がひっきりなしに降ってくる。しかし、とけてしまうのが今年の雪の少なさにつながっている。
別府大分毎日マラソンを見て刺激を受けたわけではないが、見終わってから外を走りに出た。
着替えて外に出ようというとき、横なぐりに雪が降ってきた。
こんな気象に負けてたまるか、とばかりに道路に飛び出した。(危ない!?)
近くのスポーツ公園にさしかかったら、防寒用トレーニングウエアをまとった30代くらいの男性が、勢いよく出てきた。
公園内に入ると、今度は、20代の女性が首を振りながら、走っていたのにすれ違った。公園内を半周近くすると、さっきの男性に、その後さっきの女性にすれ違った。
どうやら、この2人は、私と反対向きに公園周りを走っているらしい。
なんだかうれしくなった。
この湿気を含んだ冷たい風雪の悪天候下、走ろうなどというばかな(?)行動に出ている人が、自分以外にいるのだということが、やけにうれしかった。
公園から、再び道路に出て走り続けた。歩道にも車道にも水がたまっており、時々はねてはランニングシューズをぬらした。
走っているコースの近くに、高校時代の同級生、О(オー)の家があった。
彼は、陸上部。中距離を専門としていた。私とは特別仲がよかったわけではない。
しかし、彼は2年前の夏、文字通り急逝してしまった。自分が働いて建てた家と、奥さんと二人の娘を残して。
おおい、О(オー)。高校時代、体育の時間にはお前と走ったっけなあ。
お前とは、もう走れないよなあ。
お前には悪いけど、オレはこうしてあえぎながらだけど、まだ走れる。
やがてオレも同じところに行くのだろうけど、オレ、もう少し走り続けることにするよ。
また道を曲がり、もろに北風を受けるコースに出た。
きつい。しかし、自然や弱くなる気持ちに負けずに走っている自分を見つける。
それもまたうれしくなる。
走り続ける。